「可愛くない相手と付き合いたいと思うのか?」
どうも、タナシンです(・∀・)ノ
今回ご紹介するのはこちら!
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 第2巻!
発売日が1ヶ月延期になり、焦らされた本巻ですが、ついに、いよいよ、発売となりましたー!
2年生になり、他学年の新キャラクターが増えたことも見ものとなっている2年生編ですが、今回は他学年の絡みが加速するお話です。
本記事ではその詳細を伝えていきます!
ちなみに、前巻のご紹介は以下の記事でしておりますので、気になる方はお読みください。
追記
3巻の感想も書きました。
よろしければお読みください。
店舗特典
もはや毎巻恒例ですが、もちろん今回も店舗特典が充実しております。
詳細は公式HPを参照いただければと思います。
私は前巻と同様、メロンブックスで購入しました。
メロンブックスでは店舗特典として鈴音視点のSSが付いてきます。
こちらは本編のあるシーンでの鈴音の心中を描いています。
ぜひ、本編を読んでからお読み下さい。
また、例のごとく、メロンブックスでは有償特典が付いてきます。
それがこちら
デスクマットは今巻から登場した3年生の新キャラクター・鬼龍院です。
ICカードステッカーの方は1年生の椿桜子です。
メロンブックスの特典は、図らずとも1,2,3年生の各キャラクターが起用されていますね。
他の店舗では、珍しくゲーマーズでも有償特典付いていました。
個人的には、ゲーマーズのひより視点のSSも気になっています。
今回結構意味深な立ち位置で出てきたので、その裏側が書かれていいる気がします。
アニメイトはリーフレットみたいですが、2巻の挿絵のピックアップみたいなので、そんなに希少価値は高くないかもしれませんね。
【小説】ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編(2)毎度店舗特典が多くて迷ってしまうと思いますが、お気に入りの特典がつく店舗で購入しましょう!
前巻までのあらすじ
詳細は是非過去記事を読んでいただきたいのですが、復習も兼ねて2年生編第1巻の内容についてざっくりお伝えします。
OAAという新システムが導入されたことにより、全校生徒のステータスが全員に周知されることになった新年度。
そのシステムを早速活用するような特別試験として、1年生とパートナーを組んでの筆記試験を課せられることになった清隆たち。
成績の悪い生徒を脱落させないようにパートナーを見繕わなければならなくなった清隆たちは、1年Aクラスの天沢一夏と須藤健を踏ませるために奮闘したりしていました。
しかし、その試験の裏でもう一つの特別試験が始まっていました。
それが、
綾小路清隆を退学させる
というものでした。
この特別試験が1年生の一部の人間に通達されたことにより、清隆は1年Dクラスの宝泉和臣に狙われます。
和臣は暴力も利用したあの手この手で清隆を攻め立てます。
しかし清隆はそれをものともせず、左腕に骨折をしたものの、和臣を退けます。
そして、逆に和臣を特別試験のパートナーに指名することで、利用し、見事特別試験を切り抜けます。
そして、その試験の結果、2年は一ノ瀬帆波率いるBクラスと龍園翔率いるCクラスの順位が逆転することになりました。
また、鈴音と試験で勝負をしていた清隆は、数学で満点という学年でただ1人の偉業を成し遂げ、周りから注目されるようになりました。
以上が前巻のざっくり概要です。
2巻のあらすじ
ここからはガッツリネタバレしますので、ネタバレが嫌な方はブラウザバック推奨です。
気をつけてください!
一応、今回は詳細内容を閉じておく仕様にしましたので、そのままスクロールしてもネタバレは避けられますよ!
読む人は開いてお読み下さい。
めっちゃ長いので覚悟してくださいね!
第2巻公式あらすじ
「オレはおまえが退学になることは絶対に許さない」
新1年生の仕掛けを回避した綾小路。だが「取れるはずのない満点を綾小路が取った。俺は……手品を見てるみたいだ」数学試験の満点獲得が波紋を広げる。そんな中、試験の結果を受け堀北鈴音が生徒会入りを要望する。来るもの拒まずの南雲はそれを受け入れるものの色々な思惑が絡むようで……。
引用:https://www.amazon.co.jp/dp/4040646649
軽井沢との仲が少しずつ深まるなど、状況が変化を迎える中、全学年で競いあう無人島サバイバル試験の夏休み開催が発表された。戦いはグループ戦で上位3グループに莫大な報酬が与えられる一方、下位グループは退学ペナルティを受ける。前哨戦として上陸前にグループ作りが許可された結果、全クラスを巻き込んだ人材獲得合戦が始まる!
詳細内容
ここからは具体的な詳細内容になります。
ネタバレOKの方のみ、以下をクリックして内容をお読みください。
変わりゆく人間関係
数学のテストで満点を取った清隆。
それが影響して、周りの人間も清隆に対する見方が変わります。
クラスの人間には、今まで力を隠していた清隆に対して憤りを覚える人間もいました。
しかし、ここで鈴音が策を講じます。
清隆には昨年の春の段階で、テストで手を抜くように指示をしていた
という言い訳でした。
かなり苦しい言い訳のように聞こえるものの、当時席が隣どうしてあったこと、鈴音が清隆くらいにしか話かけていなかったことがその話を後押しし、一定の支持を得ます。
もちろん、清隆と親しいグループの人間や他クラスの人間からは疑念を寄せられますが、それは持ち前の飄々とした態度で切り抜けます。
清隆のいざこざが収まると、今度は試験のときに約束をした鈴音の生徒会入り打診を南雲にしに行きます。
迎え入れた南雲は、このタイミングでの生徒会入りに疑問を覚えましたが、鈴音が兄との確執を話した結果、同意を得ることができました。
特別試験概要開示
少しずつ揺れ動く人間模様も落ち着いた頃、夏休みに行われる特別試験の概要が発表されます。
しかし、夏休みが7月末からにも関わらず、6月中旬に情報が開示されることに、清隆たち生徒は警戒心を強めます。
そして、今回の特別試験は、昨年の夏に引き続き、無人島でのサバイバルであることが明かされます。
日程としては以下のようになるとのことでした。
7/16の終業式を終えて3日後から始動ということでした。
また、昨年は1週間だったサバイバルも、今年は2週間という長丁場です。
その理由は単純に今回の試験が前回以上の規模だからです。
期間だけでも2倍ですが、今回は2年生だけでなく、全学年が合同で参加する特別試験となるとのこと。
そのため、参加人数は3倍近くに達し、また、無人島自体も前回以上の大きさになるようです。
経験値の差で、一年生が不利になることは否めませんが、その点は報酬に差をつけることで対処するとのことでした。
しかし、この試験の難しいところはここからでした。
この試験では同学年の相手と最大6人グループを形成して参加するというものでした。
同学年であればグループを組めるということもあり、クラス対抗というだけでなく、学年対抗戦という体も成している試験になります。
そして、この説明をしている当日から7/16までの間に、6人グループの元となる小グループを形成しろという指示が出ます。
この小グループは3人以下であれば良く、特別試験開始後はいくつかの小グループが集まることで最大6人の大グループを形成することになります。
しかし、このグループの形成に関しては、かなり細かい複雑なルールが適用されます。
ざっくり整理すると以下のような決まりです。
最後の最後まで単独グループとしても良いようですが、グループ形成には大きなメリットがあります。
単純に頭数が多いや役割分担が可能というのもありますが、途中リタイアに関する処置が異なります。
もし単独参加で途中リタイアとなった場合、そこで失格です。
しかしグループ参加の場合、誰か1人が途中リタイアしても、グループの成績はリタイアしてしまった生徒も対象となり、報酬を受け取ることができます。
ある意味では、戦略的リタイアをすることが可能ということです。
グループ作りも複雑ですが、報酬の配分も複雑です。
まず、グループ順位によってグループごとに与えられる報酬をまとめると、以下のようになります。
しかし、この報酬にはいくつか補足があります。
それが以下
この補足が意味することは、ある学年のクラスポイントが別の学年に移動するということでした。
つまり、これは学年別でのクラスポイントの奪い合いということになります。
しかしもちろん取り決めは報酬だけでなく、ペナルティもあります。
救済処置も含め、ペナルティ関連の情報は以下です。
報酬やペナルティだけでもこれだけ複雑なルールがあるにも関わらず、更に追加のルールがあります。
それがカードの存在です。
カードとは、各生徒に1枚だけ配られる特殊効果を持ったアイテムです。
カードは基本カード5種と特殊カード3種にわかれ、計8種類存在します。
特殊カードは各学年に3種類が各1枚ずつ配布されます。
つまり、基本カードは同じ種類のものが各学年に複数枚存在しますが、特殊カードは各学年1枚ずつしかない貴重品ということです。
各カードとその効果、また、カードに関するルールは以下になります。
このカードの存在があるため、戦略は人だけでなくどのカードを持つかという部分も関わってくることになりました。
特別試験に向けた2年生の動き
試験の通達が終わると、鈴音は早速クラスメイトに指示を出します。
鈴音が出した指示は大きく2つです。
- Dクラスで話がまとまるまで、グループを確定させないこと
- どうしても早急にグループを決める必要がある場合には堀北に連絡をすること
強制はしないものの、統率を取るための指示でした。
鈴音たちは、健から出た案である「B,C,Dクラスで協力してAクラスに対抗する」というのが理想的と考えていました。
しかし、その発起人になることは、後々Aクラスに目をつけられる理由になるということで得策ではないとし、一旦保留としました。
その話し合いの直後、清隆はBクラスの石崎大地に声をかけられます。
大地の隣には、ひよりとアルベルトもいました。
彼らはどうやら清隆をBクラスのグループに加えたいと考えたようでした。
しかし、大地の独断であり、翔が了承した件ではないことだったため、清隆は「検討する」とだけ返すにとどめました。
試験説明の翌日。
生徒全員にカードが配られます。
そして、清隆の手元に届いたカードは
試練のカード
でした。
特殊カードを引き当てたこともあり、清隆は同じクラスの松下千秋に声をかけられたり、彼女の軽井沢恵からも声をかけられたりしました。
しかし、清隆はそのことごとくを断ります。
その理由は、もし自分がホワイトルームの刺客に狙われたとしたら、その騒ぎに巻き込んでしまうかもしれないからでした。
清隆は1人でいることを選んだものの、周囲では着々グループ作りの話が進んでいきます。
2年Dクラスの面々も、各々の考えでグループを形成し始めます。
そんな話の裏側では、Aクラスのリーダー・坂柳有栖が行動に出ます。
有栖が目につけたのは、Cクラスのリーダー・一ノ瀬帆波でした。
有栖はCクラスと同盟を組み、AクラスとCクラスの上位陣同士でグループを組むことを持ちかけます。
散々悩んだ帆波でしたが、これを受け入れ、A・C同盟が出来上がります。
特別試験に向けた1年生の動き
2年生の中で動きがあるのと同様に、1年生の中でも動きがありました。
1年生は各クラスのリーダーが集まり、話し合いを重ねていました。
その話し合いは、「1年全クラスで協力し、最強の合同グループを作る」ための話し合いでした。
しかし、この話し合いは難航します。
全ての原因は和臣でした。
和臣は協力を拒否していました。
代わりにある条件を出します。
それは「各クラスの最強メンバーを集めた4人グループを含む大グループを作る際、Dクラスの人間を2人入れる」というものでした。
実質、最強グループの過半数をDクラスの人間にするということでした。
他クラスのリーダーはもちろん難色を示しますが、最終的には一年全ラクスが一致団結することを選び、要求を飲みます。
これにより、体裁上1年生は一致団結することになりました。
しかし、この一致団結は和臣にとってはフェイクでした。
和臣は最も優れた生徒を合同グループに出すことは考えていませんでした。
その代わり、自身と同じクラスの七瀬翼、Aクラスの天沢一夏の3人でグループを作り、その3人でトップを取ることを画策します。
和臣は清隆をハメようとした一夏を高く評価していました。
はじめ一夏は多少渋って見せたものの、最終的には和臣のグループに参加することを決めました。
清隆周辺の動き
月日が流れる中、清隆の周りも静かなままではありませんでした。
清隆は櫛田桔梗に呼ばれてある一年生と会います。
その一年生はBクラスのリーダー・八神拓也でした。
拓也は桔梗と同じ中学出身の優等生です。
そんな拓也が清隆に伝えた情報は意外なものでした。
それは
2年生である綾小路清隆を退学させる特別試験について
でした。
拓也曰く、この試験は1年生各クラスの代表にしか伝えられていない、そして、通達したのは現生徒会長・南雲雅であるとのことでした。
入学早々に集められたクラス代表に対し、雅は特別試験のことを告げました。
その際に集まったメンバーは以下の通りでした。
そして、この試験を告げた際には、理事長代理である月城も控えていました。
この情報は、清隆にとって朗報でした。
1年生に通達されていた特別試験が月城の画策したものであること、その情報を聞いている生徒は少なくとも上記6人であることが確定したからです。
正義感の強い拓也は、この特別試験が異質なものであることにいち早く気づき、これを放置した際に清隆と同じクラスの桔梗にまで被害が及ぶと考え、今回の会合を持ちかけたとのことでした。
この話を聞いた後、清隆は拓也たちと別れますが、また、別の1年生と会うことになります。
それは1年Cクラスの椿桜子と宇都宮陸でした。
要件は、次の特別試験で和臣を倒す手助けをしてほしいとのことでした。
1年Cクラスは5月末に行われた特別試験で退学者を出しており、彼らはその原因が和臣だと考えていました。
そこで、4月の特別試験で和臣とパートナーを組んだ清隆に目をつけたとのことでした。
合わせて、退学させることの重さを痛感したため、清隆を退学させる特別試験からは降りたことも宣言します。
清隆は現状何も確約はできないことを伝えましたが、陸はとにかく和臣を倒したいという思いだけは覚えておいてほしいことを伝え、その場を去っていきました。
グループ作り期間終了1週間ほど前になったある日、清隆は3年Bクラスの桐山生叶に呼び出されます。
彼は堀北学に憧れ、打倒南雲雅を訴えていましたが、今回の話はBクラスとして、雅率いる3年Aクラスの勝つことを諦めるという宣言でした。
その代わり、個人的な戦いを次の特別試験で雅に持ちかけるとのことでした。
しかしそのためには今波風を立てることは好ましくなく、ましてや鈴音の生徒会入りのようなイレギュラーが迷惑との話でした。
しかしこれは、結局の所、雅の施策に乗っかり、個人でAクラスになろうとしている生叶の保身でしかありませんでした。
そのやり取りを横で見ていた3年生・鬼龍院が清隆たちに声をかけます。
鬼龍院は非常にスペックが高いものの、掴みどころのない性格をしており、クラス内では清隆のクラスの高円寺六助のような問題児でした。
鬼龍院は清隆に興味を持ったらしく、他愛のない話をし、その場を収めました。
3年生達と会っていたのと時期を同じくして、清隆は翔に呼び出されます。
そこには2年Aクラスの葛城康平もいました。
翔は康平をBクラスへ異動させるべく、声をかけました。
非常に優秀な康平ではありますが、クラスリーダの有栖と合わず、歯痒い思いをしていました。
その結果、康平はBクラスへの異動を決めます。
また、それと同時に、翔は今回の特別試験で勝つために、清隆に試練カードを50万プライベートポイントで譲ることを打診します。
清隆は追加で条件を提示しつつ、その打診を受けることにしました。
嵐の前の静けさ
1学期の終業式を終え、無人島へ旅立つ直前、六助が鈴音にある打診をします。
それは「今回の特別試験で好成績を残したら、卒業までの期間を好きに過ごさせてほしい」というものでした。
鈴音はこれに対し、条件を『好成績』ではなく『1位』とすること、そして追加条件として『1位を取れなかった場合は、その次に行われる特別試験でもクラスに協力し成果を出す』ことを加えることで了承しました。
そして、いよいよ一同は港に向けて出発するバスに乗り込みます。
学校にバスが入ってくる光景を眺めている月城理事長代理の横には、1年Dクラスの七瀬翼がいました。
感想及び考察
今回は特別試験の前段階ということもあり、情報量がものすごかったです。
詳細内容を読んでくださった方はおわかりかと思いますが、特別試験のルールがメチャクチャ複雑です。
この説明だけで詳細説明の半分を占めるのではないかと思うレベルです。
それもそのはず、全校生徒を巻き込んだ試験ということもあり、ルールは細かく、規模も大きいです。
また、グループ対抗であり、クラス対抗でもあり、学年対抗でもあるという特別試験です。
これでルールが複雑にならないわけがありません。
とはいえ、学年対抗の体を成している部分もあるため、今まで見られなかった意外な組み合わせを見ることもできそうです。
清隆と翔の組み合わせとか実現したら、正直かなり面白いと思います。
とはいえ、今回はまだ組むことなしないみたいですが、おそらく今巻の勧誘話はこれからの伏線だと思います。
月城理事長代理や雅生徒会長と戦う際の共同戦線として、清隆と翔が連携することも今後ありそうな気がします。
しかし、今巻で一番株を上げたのは、おそらく須藤健ではないでしょうか?
この作品の冒頭ではただの問題児でしたが、今回ではOAAで正式に総合力「B-」という評価を得ています。
特別試験の戦略検討でも、役に立つ発言をしていますし、いよいよ戦力として重視されるキャラになってきました。
正直、ここまできたら本当に健が鈴音とくっつくパターンもありうるのでは?と思ったくらいです。
ですが、そうはならなそうな雰囲気もあります。
今回、健が清隆に対して鈴音と付き合っているか確認するシーンがあったのですが、その際に健は「付き合うなって言ってんじゃねぇぞ」と言っていました。
以前の健なら「鈴音は俺のもんだから、手ぇ出したらぶっ殺す!」とか言い出し兼ねない場面ですが、この大人の対応です。
これは、健の成長を表すとともに、清隆と鈴音が付き合うことに対して理解を持っていることも意味しているように思います。
メロンブックスのSSでは、鈴音も心中で清隆が気になっているみたいですし……
一方、心配なのが帆波です。
Cクラスに落ちてしまった責任を感じている帆波ですが、今回は有栖に言葉責めされ、いじめ抜かれます。
一応一矢報いる形にはなりましたが、それでも最終的には有栖の提案を受け入れていますので、このままいいように使われていしまわないかが心配です。
清隆が得意のスケコマシで「俺はお前が退学になることは絶対に許さない」とか言ったので、ちょっとほだされている感じはありますが……
清隆よ、そういうからには帆波に何かあったら助けるんだろうな?って感じですよね。
また、2年生と言えばやはり、龍園翔でしょう。
個人的にはこのキャラクター、はじめどころか最近まではメッチャ嫌いでした。
勝つためにどんな卑怯なこともやりますし、帆波をいじめますし、最低野郎です。
しかし今回は虎視眈々とAクラスを付け狙う参謀的な動きになっており、粗暴な感じが目立ちません。
彼にはギリギリグレーゾーンで戦ってほしいものです。
それなら好感を持てます。
黒いことをするのは和臣に譲りましょう 笑
話題に出たので一年生の話をしますと、ホワイトルームの刺客が明らかになりましたね。
七瀬翼です。
いや、最初からかなり怪しい人物ではありましたが、なんかちょっと拍子抜けでした。
今まで出てきた1年生の中では1,2を争うほど怪しかったので、やっぱり感が否めないです。
まぁ仕方ないですかね。
一方、もう一人の怪しい1年生・天沢一夏は相変わらずそこが見えないです。
今回、清隆と恵のイチャラブシーンがあったのですが、そこに一夏が割り込んできます。
こんな感じで。
完全にホラーやん!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
この娘、マジで腹の底が見えないです。
清隆の部屋にノーアポで来るんですよ。
ヤンデレかよ!
今後の働きに期待ですね! 笑
一方、拍子抜けは和臣です。
清隆に負けたのは仕方ないのですが、今回の振る舞いを見てもなんか、
小物感が半端ない
です。
自分の思うように状況を動かしているのだと思うのですが、どうも考えが浅い気がします。
翔の劣化版でしかないように見えます。
もしかしたら、翼に操られている道化的な立ち位置になるのかもしれません。
個人的には和臣はこれからピエロのように愉快に踊ったら退学する気もするので、どうなるか楽しみに見ていたいと思います。
拍子抜けといえば、3年生の桐山生叶にもがっかりです。
堀北学の意思を継ぐもの的な立ち位置で出てきたくせに、早々に白旗上げやがりました。
雅に屈しています。
ぶっちゃけ、清隆も期待はしていなかったと思いますが、予想以上の腑抜けだったと感じているでしょう。
一方、新キャラの鬼龍院はちょっと期待したいです。
3年生の問題児にしてハイスペックなキャラ。
彼女がヤンヤ言いながら、清隆のことを気に入って、何かと味方するようになってくれると、対雅の戦力になると思います。
生叶が使いものにならなくなった今、3年生内の戦力は必要でしょうし。
そんな感じで、とても1冊とは思えないほど濃密な1冊でした!
皆さんもぜひ読みましょう!
まとめ
ごめん、今回もメッチャ長くなったm(_ _)m
前巻の記事で、長くなったと言いましたが、それでも記事としては7000字程度で、私のブログの中では長い方レベルでした。
ですが、今回はおそらく12000字くらいあります。
1.7倍くらいのボリュームです。
本ブログ最長です。
それもこれも、詳細内容の特別試験が悪いのです。
あの説明、整理するのメッチャ大変でしたorz
今回は整理するのが大変かつ大ボリュームということもあり、記事の書き方も見やすくなるようにフォーマットに凝ってみました。
だから、この記事のアップが遅くなってしまったのですが……
読みやすくなっていたら幸いです。
というか、今月はこのブログで記事にしているラノベが続々と出すぎて、執筆が間に合ってないですorz
他にも書きたいなぁと思っている作品がバンバン今月出たので、ちょっと週1くらいで定期的にラノベ感想上げるかもしれません。
他にも書きたいネタありますし……
何はともあれ、今回の2巻の内容はこれから大きく動き出す特別試験前の重要なお話ですので、皆さんも情報をしっかりキャッチアップして読んで行きましょう!
次巻も楽しみですね。
衣笠氏、頑張れ!
それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
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