どうも、タナシンです(・∀・)ノ
今回は先週テレビで放映された特番のご紹介をしたいと思います。
それがこちら
『神様になった日』プロローグ特番~Keyと麻枝准による感動のキセキ~
5/24に、アニメ界隈では非常に有名な麻枝准氏の新作アニメ情報特番が放送されました。
それがとても楽しみ過ぎるので、遅ればせながら情報をお伝えしていきたいと思います!
「麻枝准」とは
正直、この記事を読んでいる人に対してこの話をするのは今更過ぎる感がハンパないですが、知らずにたどり着いている方もいるかも知れませんのでちょっと紹介します。
と言っても、私もニワカ知識ですので、詳細はグーグル先生に聞いてみましょう!笑
と言いつつも、一応こちらでも紹介していきます。
麻枝准氏はゲームブランド「Key」に所属しているゲームシナリオライターさんです。
ゲームシナリオライターですが、近年はアニメを皮切りに、脚本家、作曲・作詞家、音楽プロデューサーなどの顔も持っている、マルチタレントなクリエイターさんです。
ゲームブランド「Key」は、PCの美少女ゲーム界では非常に有名なメーカーです。
代表作は『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ』などです。
いずれもアニメ化もされるほどのヒット作となったゲームです。
特に「『CLANNAD』は人生」と言われるほど、多くの人の心に爪痕を残した作品です。
そして、これらのゲームの全てに麻枝氏が関わっています。
そんなゲームシナリオライターだった麻枝氏の転機は2010年になります。
この年、麻枝氏が原作・脚本を担当したアニメ『AngelBeats!(エンジェルビーツ)』が放送されます。
麻枝氏の初アニメ作品になります。
このアニメは、非常に実力も人気もある声優さんを起用されていたこともありますが、音楽も非常に定評があります。
麻枝氏が担当した音楽というのもありますが、今話題の歌手・LiSAさんが関わっていることも理由です。
LiSAさんの歌手デビューは実はAngelBeats!であり、この作品がなかったら今のLiSAさんはなかったと言っても過言ではないと思われます。
そんな、LiSAさんの魅力を十二分に発揮できる楽曲を作った麻枝氏の才能は恐るべきものです。
そして、2015年、麻枝氏はさらなるアニメに挑戦します。
それが『Charlotte(シャーロット)』です。
前作・AngelBeats!から5年の沈黙を破り、麻枝氏が世に出したCharlotteは、ヒロインに人気声優・佐倉綾音さんを起用したこともあり、AngelBeats!同様話題となりました。
このように、ゲームシナリオライターであるにも関わらず、アニメクリエーターの1人としてもその才能を発揮しているのが麻枝准氏です。
『神様になった日』とは
すでに察せられていると思いますが、『神様になった日』は麻枝准氏が関わる3作目のオリジナルアニメーションです。
前作・Charlotteからちょうど5年。
麻枝氏が満を持して挑む3作目のTVアニメーションです。
原作・脚本はもちろん麻枝准氏。
キャラクター原案は麻枝氏と同じく「Key」所属のNa-Ga氏。
監督はCharlotteのとき同様、浅井義之氏。
制作はAngelBeats!、Charlotteのときと同じくP.A.WORKS。
という、まさに麻枝チームと言ってもよい布陣です。
『神様になった日』の放送は2020年10月です。
公式サイトはすでに公開されております。
公式HPのストーリーには、以下のように書かれています。
神として目覚めた少女・ひなは
引用:https://kamisama-day.jp/
「世界の終わり」を予見する。
そこで彼女はひとりの少年を選ぶ。
その終わりまでを過ごし、
見届けるお供として――
どうやら、主人公(ヒロイン?)は「ひな」という少女のようです。
そして、彼女が選ぶ少年が紡ぐ物語のようです。
これだけの情報ですと、典型的なボーイ・ミーツ・ガール(ガール・ミーツ・ボーイ?)のようですね。
いや、少女は神のようなので、ゴッド・ミーツ・ボーイ物語ですかね 笑
ちなみに、PVも公開されております。
この映像だけで神秘的な印象が伝わってきますね。
神様という登場人物からも、今回はスピリチュアルなないようなのでしょうか?
また、タイトルロゴが以下のように出ていたと思います。
「神様になった日」という日本語タイトルに「The Day I Became a God」と英語が振られています。
このタイトル構成は今までの作品『AngelBeats!』『Charlotte』とは逆ですね。
前作の2つは、英語タイトルに日本語読みが添えられている形でした。
この時点で、過去作とは一線を画す作品である?ことがわかります。
いや、本当に違うかはわからないですけどね 笑
「『神様になった日』プロローグ特番~Keyと麻枝准による感動のキセキ~」とは
さて、本題の特番の話に移りたいと思います。
「『神様になった日』プロローグ特番~Keyと麻枝准による感動のキセキ~」は基本的には『神様になった日』の特番です。
ですが、メインは麻枝准氏にスポットを当てた特番と言って良いと思います。
それはYouTubeに上がっている予告映像からもわかります。
こちらの予告映像は、もちろん特番からの切り抜きです。
なので、この予告動画には触れず、早速特番の内容に入っていきたいと思います。
予告動画でも入っていますが、特番冒頭でも以下のようにテロップが出ます。
今回の作品は麻枝准氏の原点回帰というテーマのようです。
インタビューの中でも「純粋に一番お客さんが……自分に求めている作品って、こんな感じじゃないのかなぁって」と言っています。
この言葉は、古参の麻枝准ファンには喜ばしい言葉ですね。
というわけで、はじめは麻枝氏のインタビューから開始です。
序盤は麻枝氏が所属するKeyの歴史の振り返りです。
その振り返りでは、昨年「Keyの軌跡」という本の執筆に関わった坂上秋成氏が語ります。
ここでは坂上氏が、ゲーム業界のパイオニアであるKeyについて語ります。
泣きゲーの元祖と呼ばれる作品「Kanon」から作品をさかのぼり、Keyを語ります。
このKanonという作品では、麻枝氏は一部のヒロインを担当するシナリオライターでした。
メインシナリオライターは久弥直樹氏であり、麻枝氏はいわゆるハズレ側のライターと認識される立場だったようです。
ですが、ここで担当したヒロインで麻枝氏は世に認められることになったようです。
これで頭角を現した麻枝氏に惚れ込んだ人間が多数出てきており、現在は「麻枝准研究所」という、麻枝氏の魅力を語り合うサイトができたほどのようです。
ここから更に話題はアニメ制作に移ります。
制作に関わるP.A.WORKSについて、麻枝氏は「安心感しかない」と語ります。
Charlotteのときからすでに安定していたP.A.WORKSは、5年後である今も十分信頼に足る会社のようです。
一方、Charlotteのとき同様監督を務める浅井義之氏は麻枝氏の作品では頭を悩ませられているようです。
セリフ量が多かったり、独特の表現があったりという麻枝氏の思考を再現するのが難しいようです。
特に麻枝氏の言葉へのこだわりはすごいようです。
これについては声優の神谷浩史さんが語っています。
AngelBeats!のときは日向というキャラクターの「結婚してやんよ」というセリフは、テストのときは「結婚してやるよ」という言葉で演じられていたようです。
ですが、非常に真面目で、シリアスな展開だからこそ、ここは「結婚してやんよ」じゃないといけないというこだわりで進められたようです。
また、神谷さんは麻枝氏のすごさは音楽が作れるところだと語ります。
これ大丈夫なのかという絵と声でも、そこに音楽が乗るといきなり完璧なものになる、そういった絶妙なバランスを実現するのが麻枝氏のようです。
その音楽へのこだわりは、LiaさんやLiSAさんと言った、今では有名な歌手を育てるにまで至りました。
それもあり、LiSAさんは以下のような手記を麻枝氏に送っています。
そんな順風満帆かに思えた麻枝氏に突如大きな転換点がやってきます。
それが
2016年に拡張型心筋症を発症し、死地を彷徨うことになるというものでした。
このときの症状は極めて危うい状態だったらしく、麻枝氏は後々執刀医から
「あの状態から助かるのはもう軌跡としか言いようがない」
というスピリチュアルなことを言われたようです。
更に、加えて
「あなたは何かを成すために助かったとしか思えない」
とも言われたようです。
麻枝氏はこの言葉を受け止め、一度死んだ人生だと思い、「これから来る仕事は、来るべくして自分のところに来ている」と思いながら受けているとのことです。
そんな経緯もあり、始まった今回の「神様になった日」の企画ですが、現時点ですでに制作は大詰めに来ており、キャストも決まっております。
主人公を演じるキャストは、この番組で初めて明かされることになりました。
その人物が
そう、本ブログでも一押ししている声優・佐倉綾音さんです。
主人公のひなを佐倉さんが演じます。
佐倉さんは前作のCharlotteでもヒロインを演じておられます。
佐倉さんは麻枝氏に再び会えて思ったことがあります。
それが
「生きててよかった」
というものだったようです。
佐倉さんはともかく、麻枝氏は本当に死の間際を彷徨っていたので、この言葉は重みがありますね。
最後に麻枝氏は以下のように語っています。
「生きること、人生とかいうものにもう一回、真っ向から向かい合ってみたって感じですね」
「人生の時々で思い返してもらえるような、心に刻んでもらえるようなものを目指して作っている」
AngelBeats!やCharlotteを越える感動を期待して良いとのことです。
これは期待大ですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は当ブログで押している佐倉さんが声優として参加するということも理由で取り上げましたが、私自身、麻枝氏のファンということもあり、しっかり記事にさせていただきました。
CLANNADから好きになったニワカファンの私ですが、麻枝氏の描く世界観はとても好きです。
麻枝氏の作品の中ではかなり賛否のある「智代アフター」というゲームについても、私はとても好きです。
というか、麻枝氏に本当に興味を持ったのはこの「智代アフター」という作品からでした。
純粋にCLANNADを楽しんだあとに、智代が好きという理由だけで遊んだゲームですが、私はこの作品で頭を横からハンマーでぶん殴られたと感じるほどの衝撃を受けました。
それくらい、当時の私には衝撃的な内容でした。
そしてそれとき、「この作品を書く人はどんな人なんだろう。どんな人生を歩んできたら、こんな話が書けるのだろう」と思ったのが、麻枝氏に興味を持ったきっかけでした。
そんな麻枝氏が人生の九死に一生を得てたどり着いた本作「神様になった日」が今から楽しみで仕方ありません。
10月の放送を首を長くして待ちたいと思います!
それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
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