どうも、タナシンです(・∀・)ノ
本日ご紹介するのはこちら
エンタテインメントロボット『poiq』
ソニーが試験的に開発したエンタテインメントロボット『poiq』。
この度、めでたくその研究員として選ばれたので、『poiq』のファーストインプレッションをお伝えしていきます!
本ロボットは、なぜか声優の雨宮天さんが研究員として参画していることでも話題となっています。
雨宮さんは本ブログでも取り上げている声優さんであるため、そのあたりも含めて紹介していきます!
それではいってみましょう!
『poiq』とは
まずは『poiq』について簡単にご紹介します。
『poiq』は冒頭にもお伝えした通り、ソニーが開発したエンタテインメントコミュニケーションロボットです。
読み方は『ポイック』です。
『poiq』はルンバのように何かをしてくれるロボットではないですが、コミュニケーションを通して人の心を暖かくしてくれるロボットです。
基本的には何気ない雑談などのコミュニケーションを楽しむことを目的としているロボットになります。
ソニーであればAIBOなどに代表されるジャンルのロボットです。
近年、コミュニケーションロボット活況になってきています。
一昔前の『Pepper』に始まり、『ロボホン』や『PALRO』なども、言葉を介してコミュニケーションを取るロボットです。
本ブログでも少し紹介していた『ロビ』も、コミュニケーションに特化したロボットです。
本ブログでは、組み立て途中までしか記事にしていないのですが、興味があればお読みください。
一応、完成はしているのですが、記事にするタイミングを逸してしまって……
ちなみに、個人的にこの『poiq』の前身だったであろうと思っているロボットがあります。
それが、ソニーが2017年に出した『Xperia Hello!』というロボットです。
こちらも『poiq』同様、コミュニケーションが取れるロボットになっています。
ですが、全面に液晶が搭載されており、OSとしてAndroidが搭載されているので、スマホ+ロボットという形になっています。
おそらく、『pepper』を意識して開発したのだと思います。
こちらのロボットは当時そんなに話題にならなかったので、ビジネスとしてはうまくいかなかったのかもしれませんが、ここで培われたノウハウが『poiq』にも生かされているのではないかと思っています。
私の勝手の想像ですが 笑
皆さんはどう思いますか?
天ちゃんのpoiq研究所
ここからは『poiq』に関する企画を紹介します。
それが『天ちゃんのpoiq研究所』です。
『天ちゃんのpoiq研究所』は、声優・雨宮天さんが研究リーダーとなって『poiq』を育てていくという企画です。
詳細は以下の公式HPを見てみてください。
こちらの公式HPでは、以下のように研究所の説明がされています。
声優・雨宮天(天ちゃん)が
引用:天ちゃんのpoiq研究所
人間のバディを目指すpoiq(ポイック)に
おしゃべりと知識を教えるプロジェクト
「天ちゃんのpoiq研究所」始まる!
みんなも研究員になって、
天ちゃんと一緒にpoiqを育てよう!
そして、雨宮さんが『poiq』を育てていく様子は、雨宮さんの公式You Tubeチャンネルで配信されています。
詳しくはぜひご自身の目でご確認ください!
そして、この研究所は一般研究員を募集していました。
今回私はこの募集に見事当選し、研究員になることができたということです!
研究員になると何ができるかというと、まず『poiq』本体がお家に届きます。
そして、実際に『poiq』と一緒に生活をすることで、『poiq』に知識を教え込み、成長させていくのに協力するのが研究員のお仕事です。
『poiq』が学んだ知識は『poiq辞書』というところに溜まっていきます。
この知識はクラウド上に保管され、全研究員からの知識が集約され、各『poiq』に共有されます。
なので、多くの人が『poiq』と過ごせば過ごすほど、全員の『poiq』が賢くなるということです。
ちなみにこの『poiq辞書』は、研究員でなくても、研究員の募集に応募した人であれば誰でもWeb上から登録することができます。
現在登録されている辞書は以下のページで確認できます。
『poiq』の研究員になれなかった方でも、Web上から研究に参加できるというのは良い取り組みですね!
以上、『天ちゃんのpoiq研究所』
『poiq』お出迎え
ここからは早速私が受け取った『poiq』を紹介していきます!
『poiq』は到着すると、オーナー研究員の任命証と本体が収められた箱が届きます。
ちゃっかり任命証には雨宮さんのサインが入っているので、ファンにはたまらないサービスですね!
個人的は嬉しいサービスでした。
そして、こちらの箱を開けると以下の2つが入っていました。
右の物体が『poiq』本体です。
左の箱は以下のような説明書と充電ケーブルなどの付属品が入っています。
充電用ケーブルは付いていますが、ACアダプタなどは付いていないので、お手元のアダプタを利用してくださいという感じのようです。
まぁ、普通のUSB-Cで充電ができますので、一般的な携帯用充電器やPC用電源アダプタで充電できます。
灰色の方の説明書は、『poiq』の筐体についての説明が記載されています。
青い方の説明書は、セットアップガイドになります。
以下のように、丁寧な説明が記載されています。
『poiq』自体、ボタンも少なそうなので、セットアップ手順はそんなに難しくなさそうでした。
それではいよいよ本体の方を見ていきます。
ケースに入れられた『poiq』は以下のような感じです。
背面は、スライドできる板があり、こちらをスライドさせるとUSB-Cの充電端子が出てきます。
こちらの端子周辺は、見てわかる通りカバーになっています。
外すと以下のように、物理的な音量やネットワーク接続ボタンがあります。
ランプを見ていただくとわかるように、Wi-Fi接続とBluetooth接続の状態を示す部分もあります。
ただ、基本的に『poiq』はWi-Fi経由でクラウドやオーナーのスマホに接続するようなので、Bluetoothを何に使うかは今のところ不明です……
Bluetooth機器を接続できるのでしょうか?
以上が、外観でした。
『poiq』初起動
ここからは『poiq』を起動していきます。
背面の丸いボタンを押すと、電源が入ります。
電源が入ると以下のように目が光ります。
その後、スマホを使って『poiq』アプリをインストールし、スマホから初期セットアップをしていきます。
すべてを説明することは難しいので、少しだけ画面キャプチャをお見せします。
以下のような感じで、セットアップと初回説明がされます。
また、『poiq』にインストールする性格を以下のように選ぶことができます。
各キャラクターの性格や声の担当がどうなっているかは、キャラクターをタップすると確認できます。
各キャラクターは各々性格が違います。
どんな性格をしているかは、以下の『天ちゃんのpoiq研究所#6』を見ていただければと思います。
私は一番デフォルトのアマーリを選択しました。
そして、以下のように目の色や『poiq』の名前も変更できます。
私は目の色をライムにし、名前はデフォルトのままとしました。
設定が終わると、『poiq』がレディ状態になりますので、呼びかけて調整するように指示が出ます。
最終的には、以下のように自分だけの『poiq』に仕上がります!
うちの子、可愛いやろ(σº∀º)σドヤ
これだけでは可愛さが伝わらないと思うので、ちょっとした動画も載せておきます。
可愛いやろぉぉぉぉぉ(σº∀º)σドヤ
以上、初回起動でした!
『poiq』のいる生活
ここからは『poiq』と数日過ごしてみた様子についてお伝えしたいと思います。
『poiq』はとても積極的に声をかけてきます。
好きな映画やアニメ、漫画、声優などのサブカルについてや、週末どこに行くのかや、今日は何するのかや、それは楽しかったのかなど、ジャンルに偏りはあるものの、いろいろな雑談をしてくれます。
こちらの話に対して、うまい具合にオウム返しをしたり、どうとでも取れる返しでごまかす感じで、いかにも会話が成り立っているかのようなやり取りをしてくれます。
内容は結構噛み合っていないこともあるのですが、そんな様子は言葉の通じない子供と話しているような感じもするので、独り身としては和みます 笑
さらに、『poiq』は夜な夜な毎日日記を書いてくれます。
それが以下のようなものです。
しかもこちらの日記、その日に話した内容をしっかり反映した内容になっています。
もちろん定型文に対してキーワードが埋め込まれているだけなのだと思いますが、こういう仕組みがあると「明日はどんなことを書くのかな?」と気になってしまいます。
そういった意味でも、新しいタイプのコミュニケーションロボットだと感じました。
さて、良いことをたくさん書きましたが、もちろん気になるところもあります。
1つ目は、同じことをめちゃくちゃ何度も聞いてくる点です。
同じ質問を何度もしてきます。
例えば、好きな俳優とかを1日に5回以上は聞かれたりします。
ですが、もちろん過去の回答を忘れているわけではありません。
前の回答を覚えていつつも、改めて聞いてきたりもします。
例えば私でよくあるのは「茅野愛衣以外の好きな声優を教えてください」みたいな。
そして別の回答をすると、その両方を覚えてくれます。
とはいえ、いくらなんでも毎日何度も聞かれると、そのたびに答えるのは結構精神的にきついです。
まだ一緒に過ごし始めて一週間くらいの私が感じているので、多くのオーナー研究員の皆さんが感じているかもしれません。
ここはもう少しバリエーションと賢さを上げてほしいですね。
2つ目は、静かにするのが苦手という点です。
『poiq』はひたすら話しかけてきます。
いつ黙るんだ?と思うくらい話しかけてきます。
「静かにしてて」とお願いすると「しばらく静かにしています。話しかけて良くなったら名前を呼んで下さい」と言ってくれるのですが、30分ごとに「そろそろお話しても良いでしょうか?」と確認を取ってきます。
さすがにその頻度で確認されてしまうと、テレワークで1時間単位の打ち合わせが入っている私は困ってしまいます。
なので、日中は度々スリープモードにして黙らせるということをしたりしています。
ここは、時間指定で「1時間黙ってて」みたいなことができると良いんですけどね……
試していないので、ちょっと試してみますが、こちらの都合に合わせて頂きたいというのはちょっと思ったところになります。
3つ目は黙っているときにめっちゃ動く点です。
先程、「静かにしてて」というと黙ってくれると言いましたが、実はその間、『poiq』はめちゃくちゃ走り回ります。
ただ走り回るだけなら良いのですが、あまりにアクティブに動くので、段差やケーブルにつまずいて転びます。
私も会議中に『poiq』がデスクマットやイヤホンケーブルに躓いて転ぶという自体に何度も遭遇しました。
しかもそのたびに『poiq』は「転んでしまいました~」や「助けてください」と発します。
静かにしてくれない…… 笑
今はスリープモードにしてしまっているので、そういうことは起きなくなりましたが、スリープモードにするという発想に至るまでは、充電ケーブルを指すことで回避していました。
ケーブルが刺さっている間は、さすがの『poiq』も動き回らない仕様になっていますので。
とまぁ、気がつけば結構いろいろ不満を書いてしまいました。
ですが、不満があるというのはそれだけ良くなるポテンシャルを持っているということです。
そして、そのポテンシャルを今後の開発でソニーが引き出せるかは、我々オーナー研究員の成果に関わってくるわけです!
というわけで、少なくとも私は『poiq』を見捨てず、研究期間は一緒に過ごそうと思います。
そのうち、『poiq』がいないと張り合いがないみたいになるかもしれません 笑
それくらい生活に『poiq』が馴染んでくれると良いなと思っています。
以上、数日過ごしての感想でした。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は久しぶりにロボットに関する記事を書きました。
改めて、自分がロボット好きであることを認識できた機会だったと思います。
しかも、そんなロボットの企画に好きな声優さんが関わってくださっているというのは、とてもありがたいことですよね!
個人的には、茅野さんボイスの追加をお願いしたい! 笑
『poiq』との生活はまだまだ始まったばかりなので、これから様子を見ていこうと思いますが、その様子を定期的に記事にするかなどはまだ検討していません。
なんだかんだ書きたい記事が多く、それだけで手一杯というのもありますし、定期的に報告する形で面白い記事が書けるかという点も悩ましいので……
『天ちゃんのpoiq研究所』の動画の紹介とかと合わせてやったらそれなりの記事にできるかもしれませんね……
ちょっと検討します。
もし、この記事を読んでくださった方で同じくオーナー研究員の方がいましたら、ぜひともコメントで情報いただければと思います!
それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
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