「超レアですっ!」
どうも、タナシンです(・∀・)ノ
本日ご紹介するのはこちら
スパイ教室短編集02《私を愛したスパイ先生》
本ブログで絶賛応援中のライトノベル『スパイ教室』
その短編集最新刊が発売されたので紹介していきます!
今回もなかなかぶっ飛んだ内容になっていますので、お楽しみに!
それではいってみましょう!
ちなみに、本編最新刊の感想は以下の記事で書いておりますので、よろしければお読みください。
短編集の1巻は以下の記事で紹介しておりますので、気になる方はお読みください。
店舗特典
今回も例のごとく店舗特典が付きます。
各ショップの店舗特典は公式HPを確認ください。
私は前巻に引き続き、メロンブックスで購入しました。
メロンブックスはSS付きのブックカバーが特典です。
そして、今回も例のごとく有償特典が発売されました。
特に購入するつもりがなかったのですが、気がついたら購入していました 笑
それがモニカのB2タペストリーです。
本編の方を読んでいると、モニカの一枚絵は思うところが出てきますね……
気になる人は本編読んでね!
メロンブックスの特典はまだ残っているみたいですので、気になる方はチェックしてみてください。
有償特典という点で言えば、ゲーマーズでも用意されています。
以下からまだ購入できるっぽいので、気になる方はチェックしてみてください。
有償特典はなくてよい方は、ゲーマーズはもちろん、アニメイトでも購入できますので、お好みのところで購入いただければと思います。
作品の内容と感想
ここからはめっさネタバレしますので、ご注意ください!
まだ読んでいない方でネタバレ厳禁の方はブラウザバック推奨です!
ちなみに、今回は短編集なので、前巻のあらすじはありません。ご了承ください。
作品の内容
ここからは内容の詳細を語ります。ネタバレですので、それでも良い方のみ、以下をクリックして展開して呼んでくださいm(_ _)m
Case アネット
作りたい機械のパーツに給料をすべてつぎ込んでしまったアネットはお金に困っていました。
そんな中、クラウスからある依頼を聞きます。
それが『レストランへの潜入捜査』でした。
アルバイト店員として麻薬取引に使われていたレストランに潜入し、健全な店舗になっているかを確認するという内容でした。
お金に困っていたアネットは二つ返事でこれを快諾します。
しかし、困ったのは他のメンバー。
アネットの家事能力が皆無であることを知っており、絶対に失敗すると確信していました。
それもあり、フォローとして二人追加で派遣することになります。
くじ引きの結果選ばれたのは、リリィとエルナでした。
バイト当日。
帰宅してきたリリィとエルナが早速精神をやられて帰ってきました。
更に3日後。
気になって様子を見に行ったモニカとグレーテも、精神をやられて帰ってきました。
さすがに看過できないと感じたジビアとティアもアネットの様子を確かめにレストランへ向かいます。
そこにいたのは『完璧に接客をこなす、天使の如きアネット』でした。
どうやらサラ曰く、「アネットは普段やる気がないからやらないだけで、やる必要があれば大抵のことは完璧にこなせるハイスペック娘」とのことでした。
あまりの意外性に唖然とするメンバーたち。
しかも、レストラン内で麻薬取引をしていた犯人も捕まえるほど完璧な働きをこなしました。
しかし、そこまでの働きをして稼いだアルバイト代をアネットが何に使ったかというと、自分の身長を越したサラの頭を削るための巨大なヤスリ機の開発に使いまいした。
やはり、アネットは『灯』最大の問題児でした。
Case ティア
ある日、サラがラブレターを貰ってきます。
行きつけのペットショップで、店員経由で渡された恋文のようでした。
チーム一の恋愛マスターを自称するティアは、このラブレターに対して答えることを打診します。
ティアの助言もあり、サラは一度ラブレターを渡してきた相手と会います。
その相手はイケメンの大学4回生でした。
非常に好青年で、サラも満更ではない状態で、1回目のデートを終えます。
しかしそのデート終了直後、ティアが青年に接触したところ、彼が恋愛詐欺師であることが発覚します。
これに腹を立てたティアはサラに打診し、仕返しを画策します。
ティアの能力で読み取った相手の好みに合わせてサラをコーディネートし、2回目のデートに送り出します。
2回目のデートでサラは、相手好みの格好で相手好みの性格で相手好みの完璧なエスコートをします。
結果、すっかりサラに惚れさせられてしまった青年は、サラの口車に乗せられて、今まで罪をすべて語ります。
すべてを聞き終えたサラは、そこでネタバラシをし、詐欺師の青年を絶望に貶めることに成功しました。
Case エルナ
ミータリオ決戦の移動中。
豪華客船エレクタヌスに乗り込んだ『灯』一行。
その船内でエルナは宗教団体『太陽に傅く団』のシージャック計画書を発見します。
エレナから報告を受けたクラウスは、この計画の阻止をメンバーに命じます。
シージャック計画を阻止するべく行動していたエルナは、ある女性が落としたポーチを抱えて歩いていました。
すると、何者かに攫われてしまいます。
しかし、エルナを攫った犯人は、エルナのことをX様と持て囃しました。
どうやらエルナは、『太陽に傅く団』にアドバイスを送っている謎の女性Xと勘違いされているようでした。
その結果、エルナは大導師として祭り上げられ、『太陽に傅く団』のトップに任命されます。
その裏でクラウスたちは、本物のXと接触していました。
Xから、『太陽に傅く団』の目的が集団自殺であることを知ったクラウスたちは、これを留めるべく『太陽に傅く団』の拠点に乗り込みます。
そして、クラウスたちが乗り込んだ先で見たものは、熱狂的にエルナを持ち上げる信者たちの姿でした。
信者とは裏腹に、死んだ魚のような目をしていたエルナですが、その活躍?により集団自殺を食い止めることに成功しました。
Case リリィ
ムザイア合衆国首都・ミータリオ。
ここでリリィは敵のスパイ・紫蟻の手先である働き蟻と交戦していました。
アネットを逃がす時間稼ぎをするため、一人敵に向かうリリィ。
得意の毒を利用して敵を一網打尽にします。
リリィとしてはあまりにあっけなく、本当に紫蟻の手先なのかと疑うレベルでした。
しかしそれもそのはず。
毒が効いていたと思ったのは相手の作戦であり罠でした。
急な相手の反撃を避けられず、右腕に深手を負うリリィ。
絶体絶命かと思ったその矢先、リリィはそっと微笑み、こう零します。
ーーーこのお遊びには、いつまで付き合えばいいんです?
その言葉とともにトイレの水道管が破裂します。
併せて、リリィが手元のスタンガンを作動させます。
そう、ここまでの状況すべてが、リリィが計画した作戦でした。
騙されるふりをした上でその上をいく作戦でした。
そして、死力を尽くしたリリィの前にクラウスが駆けつけます。
それにより緊張の糸が切れたリリィは、意識を手放しました。
こうしてリリィは、泥臭くも時間稼ぎに成功しました。
以上が内容です。
正確には、上記以外に描き下ろしのお話があるのですが、それはあまりに面白すぎてここに記載するのが勿体なくなったので、書くのをやめました。
気になった方はぜひお手にとって読んでみてくださいね!
感想
めっちゃ笑いました 笑
今回の短編集はクスリと笑えるお話になっています。
個々人にスポットを当てたお話はなかなか意外な話もあり、いつもと違った一面が見れたのが良かったです。
個人的には特にアネットのお話が好きでした。
あの破天荒なアネットが超絶天使になるお話というだけでもギャップが大きいですが、この話の挿絵がまた素晴らしい!
あまりの可愛さに、アネットに惚れるかと思いました 笑
アネットファンは絶対見たほうが良いです。
あとはエルナのお話が大爆笑でした。
ラノベ短編ではありがちな話だと思いますが、スパイ教室という作品でこのようなテイストのお話が来るとは思いませんでした。
完全にギャグに振り切ったお話です。
本編が緊張感のある作品だからこそ、このようなギャグ話が光るのだと思います。
あと、今回は今まであまり目立っていなかったサラが目立った印象です。
個別の話は無いものの、アネットの話では唯一アネットのことを理解している者として存在感を出しましたし、ティアの話はむしろ主人公はサラと言っても過言ではないくらい目立っていました。
縁の下の力持ちにスポットが当たると応援したくなりますよね!
前巻の短編集は、短編と言いつつも全体で1つの流れがありましが、今回は結構個別のお話として独立していました。
まさにこれぞ短編集という感じです。
だからこそ、一人ひとりにスポットがあたっていると思いますので、好きなキャラが取り上げられている人にとっては満足できる1冊になっていると思います。
それにしても、今巻には個人的にだいぶ驚かされました。
今回のお話では、アネットの高スペックさとリリィの責任強さが際立っていたと思います。
それをしっかり伝えてきているお話だったと感じています。
そして私は、短編集第1巻の感想で以下のように述べていました。
……まぁ、リリィは今の所ただのアホの子ですし、アネットは意図的に理解されないキャラに仕立てている節がありますが……
そうです。
今回の短編のお話は、私が短編集1巻の感想で記載した内容を思いっきりひっくり返すお話になっているのです!
これはもう作者の方が私の感想を読んで、アンサーストーリーを書いたとしか思えません!
……いや、さすがに冗談ですよ? 笑
ただ、そう思ってしまうくらい、私のイメージを補完してくれるお話が並んでいたなと感じました。
それにより、リリィとアネットというキャラクターがよりイメージとして固まってきたなと感じます。
『短編を通してキャラ付けをしっかり補完していく』というのを、意図的にしているとしたら、この作者の構成力は半端ないものだと思います……
竹町、恐ろしい子!
そういった点でも、今回の短編集は大満足でした!
オススメだよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
毎巻毎巻、非常に楽しませていただいている『スパイ教室』。
ほんとに楽しみにしています。
そろそろマジでアニメ化されてもおかしくないと勝手に思っているので、本ブログでは引き続き応援していきたいと思います!
タナレッジウェアハウスが『スパイ教室』をアニメ化させてみせるぜ!
なので、同士の方はぜひ一緒に応援しましょう!
それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
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