映画「すずめの戸締まり」感想 新海誠が挑む、日本の自然災害とその向き合い方の表現

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どうも、タナシンです(・∀・)ノ

本日ご紹介するのはこちら

すずめの戸締まり

映画『すずめの戸締まり』公式サイト
扉の向こうには、すべての時間があった―『君の名は。』『天気の子』の新海誠監督 集大成にして最高傑作『すずめの戸締まり』2023年9月20日(水)Blu-ray&DVD発売!

言わずとしれた日本のアニメーション映画監督・新海誠監督の最新作です。
3年前に公開された前作『天気の子』も大人気を博した新海監督。
その最新作ということもあり、注目度は非常に高い本作ですが、早速見てきましたので感想をお伝えしていきたいと思います!
『天気の子』や『君の名は』と比べてどうだったのかという点についても語っていきたいと思います。

それではいってみましょう!

ちなみに、前作の『天気の子』は以下の記事で感想を記載しておりますので、よろしければお読みください。

『すずめの戸締まり』概要

作品概要

まずは何はともあれ、どういった作品なのかについて軽く触れたいと思います。
まずは公式HPのストーリーを御覧ください。

九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、
「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。
彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、
ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。
なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。

扉の向こう側からは災いが訪れてしまうため、
草太は扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”として旅を続けているという。
すると、二人の前に突如、謎の猫・ダイジンが現れる。

「すずめ すき」「おまえは じゃま」

ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、
草太はなんと、椅子に姿を変えられてしまう―!
それはすずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた小さな椅子。
逃げるダイジンを捕まえようと3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、
すずめは慌てて追いかける。

やがて、日本各地で次々に開き始める扉。
不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、
日本列島を巻き込んでいくすずめの”戸締まりの旅”。
旅先での出会いに助けられながら辿りついたその場所で
すずめを待っていたのは、
忘れられてしまったある真実だった。

引用:https://suzume-tojimari-movie.jp/

ということで、ストーリーとしては、災害を防ぐために主人公の鈴芽と草太が扉を閉じていくお話です。
テーマの焦点は『災害の多い日本』で、日本そのものを描いた作品となっていると思います。

登場人物

主な登場人物を紹介しておきます。
詳細は公式HPを御覧ください。

  • 岩戸鈴芽:主人公。17歳の女子高生。九州の街で叔母と二人で暮らしている。母親は3.11の震災で亡くしている
  • 宗像草太:災いをもたらす扉を閉ざすために全国を駆け回る『閉じ師』の大学生。教員を目指している
  • ダイジン:猫。もともとは鈴芽の暮らしている街の扉を封じていた要石だったもの
  • 岩戸環:鈴芽の叔母
  • 海部千果:愛媛で鈴芽が出会った同い年の少女。実家は民宿
  • 二ノ宮ルミ:神戸で鈴芽が出会ったスナックのママ
  • 芹澤朋也:草太の友人。そうた同様教員を目指している

以上、おおよそ主人公である鈴芽が旅をする中で深く関係した人物を挙げてみました。

あらすじ

ここは思いっきりネタバレを含みます。
それでも良い方は以下のボタンをクリックして内容を展開して読んでください。

九州の田舎町に済む鈴芽は、登校中に草太に出会います。
扉を探しているという草太は廃墟の場所を鈴芽に聞き、立ち去ります。
その姿が気になった鈴芽は、草太に教えた廃墟の方へ向かいます。
するとそこには不思議な扉がありました。
その扉を開くと、きれいな星空が広がる空間が目の前に広がりました。
しかしその扉を何度くぐってもその空間に入ることができませんでした。
鈴芽はその扉の付近にあった謎の石像の存在も含めて不気味になり、その場を立ち去ります。

廃墟から戻って学校の教室で過ごしていた鈴芽は、窓の外に信じられない光景を目の当たりします。
先程までいた廃墟から、黒いモヤのようなものが飛び出していました。
そして、その光景は自分にしか見えていないことに気が付きました。
不穏を感じた鈴芽は、再度廃墟へ向かいます。
すると、先程自分が開いた扉から、その黒いモヤが出ていることに気が付きました。
しかしそこにはもう一人、登校中に出会った草太がいました。
そして草太はまさにその黒いモヤが出ている扉を閉じようとしていました。
鈴芽もそれに協力して、なんとか扉を閉じ、黒いモヤを封じ込めます。

モヤを封じた鈴芽と草太は鈴芽の家で応急処置をします。
その際、鈴芽は草太から『あの黒いモヤがミミズと呼ばれるもので、災害をもたらすものであること』『草太自身はそれを封じる閉じ師であること』を教えられます。

そんな話をしていた二人のもとに、1匹の猫が現れます。
その猫は言葉を話し、草太に向かって「君は嫌い」と言い放ちます。
その瞬間、草太は体を失い、鈴芽が持っていた子供用の椅子に精神を閉じ込められてしまいます。

草太を椅子に閉じ込めた猫は逃げ出し、それを追うように鈴芽と草太も走り出します。
追いかけるうちに船に乗ってしまい、そのまま愛媛に向かうことになります。
叔母の環から心配の連絡をもらいつつも、鈴芽は草太とともに猫を探します。
猫は電車を使って移動していることから、多くの人がその姿を写真に収め、『ダイジン』と命名してSNSに投稿しました。
鈴芽たちはその情報をもとにダイジンを追います。

愛媛では千果に、神戸ではルミに世話になり、更に行く先々で発生するミミズを封じながらダイジンを追う鈴芽たち。
あと一歩のところまで行きつつも、捕まえきれず、いよいよダイジンを追いかけて東京に向かうことになります。

東京はもともと草太が住んでいる場所ということもあり、草太の家で調べ物をします。
草太いわく、ダイジンがもともと担っていた要石の役割は日本に2箇所あり、そのもう一つは東京にあるとのことでした。
その位置を特定するために、文献を調べるとのことでした。
しかし、結局位置を特定する前に、近くでミミズの発生を観測します。
鈴芽たちは現場に赴き、扉を閉じようと試みます。
ですが、ミミズの発生元は電車の線路のトンネル内であることが発覚します。
近づくことができない位置関係に絶望する二人。
しかし巨大化するミミズをなんとかしようと、ミミズ本体にしがみつきます。
そこにはあのダイジンもいました。
そして、ダイジンから「いま要石の役割を持っているのは草太」であることを伝えられます。
その事実に愕然とする鈴芽と草太。
しかしそれ以上ミミズを放っておけない二人は、仕方なく、草太を要石とすることでミミズの封印を行いました。
その結果、草太は要石となり、常世に閉じ込められてしまいます。

なんとか草太を救い出そうと思った鈴芽は、草太の祖父に会います。
そこで、「常世が見える人間は、過去に常世に迷い込んだことがある。その時と同じ扉を使えば常世に行けるはず」と教えられます。
そして、鈴芽は幼い頃に地元で扉をくぐったことを思い出します。

思い出した鈴芽はすぐ行動に出ます。
声をかけてきた草太の友人・朋也に車を出してもらい、幼い頃住んでいた東北へ向かいます。
途中、鈴芽を探して上京してきた環も連れ立って、草太を救うべく車を走らせます。
そこには、九州の要石だったダイジンと、東京の要石だったサダイジンも、猫の姿で同席していました。

そして、目的地である鈴芽の故郷で、扉を見つけます。
満を持して、鈴芽は扉を開き、ダイジンたちと常世に踏み込みます。
そこには、無数の巨大なミミズがうごめく、荒れ果てた世界が広がっていました。
サダイジンが全力を尽くして、ミミズが扉から出ないように応戦します。
その間、鈴芽はダイジンとともに草太のもとへ向かいます。
草太が要石として鎮座するその場所で、鈴芽は意を決して草太を引き抜こうとします。
「抜いてしまったらミミズが外に出てしまう」というダイジンの言葉に、「それなら自分が変わりに要石になる」という強い意志を見せて草太を救おうとします。
その姿を見て、ダイジンも草太救出に助力します。
結果、草太を要石の役割から開放することに成功します。

しかし、ミミズが暴れているという問題は解決しません。
鈴芽と草太はなんとかミミズを押し留めようと奮闘します。
その頑張りに応えるように、ダイジンとサダイジンが自ら要石になる意思を見せます。
それにより、鈴芽と草太は2つの要石を使うことで、ミミズを押し留めることに成功します。
結果として、無事に草太を取り戻し、かつ災害を防ぐことを成し遂げました。

以上が、大まかなあらすじです。

感想

ここからはネタバレも含めつつ、感想をお伝えします。

まずは

単純に面白かった!

です。
ただ、おそらく賛否両論あるんだろうなと思います。
私も少し思うところもありつつも、ただ総合的には面白いし良い作品だと思いました。
ちょっと少しずつ紹介していきます。

良かった点

まずは良かったところをお伝えします。

1つ目は、何はともあれ、新海監督といえば映像美でしょう。
これはもう文句のつけようのないくらい素晴らしかったです。
景色や街並みがきれいなのはもちろんなのですが、ミミズが広がる光景はCGを駆使してとても禍々しく描かれていました。
禍々しいのですが、それを美しいと感じていしまう程度に、かなりクオリティが高い美術になっていると感じました。

2つ目は、メインストーリーがシンプルという点です。
今回のストーリーは大まかに言ってしまうと3パートに分かれると思います。
それが、

  • 鈴芽、未知との遭遇
  • 鈴芽、扉を閉じるたびに出る
  • 鈴芽、草太を助ける旅に出る

という感じです。
一貫して鈴芽視点で、ミミズや閉じ師のことを知り、扉を閉じ、草太を助けるというそれだけの物語です。
それだけというとマイナスな印象に聞こえるかもしれませんが、物語として骨子がシンプルであるのは理解しやすいですし感情移入もいやすくなると思います。
なので、個人的には良い点だなと思いました。
ここは少し賛否ありそうですが……

3つ目は、声が合ってるという点です。
アニメなんだから当たり前では?と思われる感想かもしれませんが、実はこの点は見るまで私が一番不安視していたところでした。
今回の声優は、声優として活動されている方ではなく、女優さんや俳優さんが多いです。
役者が声優はできないと言いませんし、声優意外をアニメで起用することに私は抵抗はありません。
ですが、大前提として、『声質がキャラクターに合っていて、十分な技術があれば』という枕詞が付きます。
ということもあり、かなり見るまで不安でした。
実際は、CMとか見る限り、悪くないと思っていたので、全然ダメと思うことはなさそうと思ってみたのですが、これが予想以上に良かったというのが個人的な印象です。
鈴芽役の原菜乃華さんはかなり安定していて良かったと思います。
等身大の女子高生をちゃんとアニメーションに合わせられていた印象です。
草太役の松村北斗さんは、とにかくイケボです。
この声がすごく草太に合っています。
特に草太は作中結構な時間を椅子の姿で過ごすので、キャラクターの表情や動きで表現をカバーするところがし辛いと思われます。
そんな姿でもちゃんと感情の表現ができているように受け取れたので、お上手だなと感じました。
結果として、キャラクターの魅力が上がっていたと思います。

ちょっとなぁと思った点

次に、ちょっとどうかなと思った点をお伝えします。

まず1点目として、構成です。
ストーリーを褒めた手前、似たようなところにケチを付けるのはアレなのですが、個人的に今回のお話は最初から最後までクライマックスだったなと感じました。
特に、鈴芽が船に乗り込んで愛媛に行ってしまうときは、「あれ?もうそんな方向に話しが進むの?」と思ってしまいました。
個人的には、もう少し鈴芽の日常が描かれるパートがあっても良かったのではないかと思っています。
その日常と、扉を閉じるという非日常のギャップがあると、もっと深く話に入れるのではないかと思いました。
ちなみに個人的には、『君の名は。』ではそのような日常と非日常のギャップが表現されていたと感じています。
なので、もしかしたら今回は上映時間の縛りで表現ができなかったというだけかもしれません。
本作は小説も出ているので、そちらでは描かれているかもしれません。
ちょっと読んでみようかな……

あと、草太を助けに向かう移動の最中、叔母である環が鈴芽を引き取ったことに対する暗い感情を吐露します。
それ自体はたしかにあるだろうなと思います。
いくら姉の子だとしても、それを預かることで自分の婚期を逃してしまうという被害も受けているので。
ただ、この話があえて差し込まれた理由が私にはわからなかったです。
このやり取りを入れることで、物語にどう影響するのか、これによって鈴芽の行動に変化が生じたのかが見えなかったです。
なので、ぶっちゃけこの部分てなくても話として成り立つよなと思ってしまいました。
もう少し言うと、環が合流することの必然性はなかったと思います。
私が意図を汲み取れていないだけかもしれないので、確認のために2,3回見るかもしれませんが、現時点ではちょっと理由がわからない構成と感じました。

2点目は、謎の歌謡曲パートです。
これも構成につながるかもしれませんが、東北に移動中、朋也の趣味として昭和の歌謡曲を車で流し、朋也が歌うという部分があります。
監督の意図としては、重い雰囲気が続き、鈴芽の雰囲気の重さを慮って明るいブレイクダウンを入れようと思ったのだと思います。
ですが、それにしても場面転換として急すぎるな感じました。
急激なギャップのせいで、一瞬ついていけなくなりました。
あえてそのようなギャップを急激に作るという意図かもしれませんが、個人的にはもう少しなだらかな変化で良かったのでは?と思いました。

3点目は、今回の話しの中で3.11に触れたことです。
ちょっとここはセンシティブなので、見たい方だけ見れるように記載します。

私としては、鈴芽の年代で幼い頃に体験した自然災害という設定上、そこが来るよなというのは予想通りでした。
作品としてもそれが起点になっているので、外せない要素だと思います。
ですが、私みたいに被害を受けなかった人は良いですが、実際に被害に遭われた方はこの作品に忌避感を覚える可能性があると感じました。
というのも、地震のような自然災害の発生理由が、本作のようなミミズが原因だったとしたら、「3.11は閉じ師の奴らがしくったから起きたの?」「人が何かすれば防げるような災害だったとでも言うの?」みたいな感情が湧いてくるのではないかと思いました。
当事者の皆さんはそんなふうに割り切れるものではないと思います。
逆に、被害に遭っていない方が「地震が起きたのは閉じ師のせいじゃね?」みたいなことを冗談でも言おうものなら、当事者の皆さんは怒りを覚えると思います。
下手したらそのような風潮を生んでしまうかもしれないという点が、本作の危うい部分だなと感じました。

ただ、新海監督は決して軽い気持ちでこの設定を入れ込んでいるわけではないと思います。
インタビュー記事を読んでいてい感じるのは、『自分自身で閉じてしまった自分の記憶と向き合う』ということです。
それは悪い思い出を忘れるなというわけではなく、そういう自分を全部ひっくるめて、前を向いて進もうというメッセージなのだと思います。
そういう意味で、この部分はちょっとなぁと思いつつも、でも本作を描く上で外せない課題だなと感じた部分でした。

過去作と比べてどうだったか

少し本作を過去作と比べてどうだったかお伝えしたいと思います。
過去作と言っても、新海監督の全作品と比べるわけにもいかないので、『天気の子』と『君の名は。』を引き合いに出したいと思います。

まず単純な面白さで言ったら、個人的には『すずめの戸締まり』は『天気の子』より面白かったです。
テーマとしては、『すずめの戸締まり』より『天気の子』のほうがわかりやすいです。
「すべてを投げ捨ててでも一緒にいたいと思える人がいるか」という、非常に個人的なエゴに焦点を当てているという点で、『天気の子』はテーマが理解しやすい作品だと思います。
ですが、ストーリーという点では、『天気の子』は少し日常離れしていて、入り込みにくい作品だった印象です。
一方、『すずめの戸締まり』は全体の雰囲気は日常に根付いたものなので入り込みやすかった印象です。
そういう部分で、『すずめの戸締まり』は『天気の子』より面白かったという印象です。

では、『君の名は。』と比べるとどうかですが、これはちょっと判断が難しいです。
というのも、『君の名は。』は私の中で少し美化されてしまっている気がしていて、率直な感想としては『君の名は。』のほうが面白かったような気がすると感じているからです。
ただ、理由はいくつかあります。

1つは、『君の名は。構成としてにしっかりギャップがあったからです。
先の感想でも少し書きましたが、『君の名は。』ではしっかり日常が描かれています。とても平和な。
それとのギャップがとても大きい後半の展開があったからこそ、物語にメリハリがあり、心を大きく揺さぶられました。

もう1つは、『君の名は。』のテーマが個人的にとても刺さったからです。
『君の名は。』では、「うまく言葉に出来ないけど、なんかもやもやしている。常に何かを探して焦っている」という誰もが漠然と抱えそうな悩みを表現していました。
そして、最後の最後、主人公とヒロインが会うことで、そのもやもやが一気に晴れるという爽快感があります。
その後味が個人的に好きで、『すずめの戸締まり』も良い作品ですが、『君の名は。』以上にならなかったなという印象でした。

そういうわけで、個人的には今のところまだ『君の名は。』が上かなという印象です。
ですが、個人的に新海監督の作品で一番好きなのは『言の葉の庭』だったりします。
あれは良い作品。

というわけで、感想は以上です!

劇場の様子とグッズ

ここからはちょっとだけおまけ情報です。

劇場の様子

今回私はIMAXで見てきたのですが、そのせいかものすごく混んでいました。
本当はコラボ飲食メニューで、ドリンクやポップコーンを頼もうと思ったのですが、それを諦めるくらい人がいました。
ですが、コラボの告知は撮影できたので載せておきます。

コラボメニューPOP

あと、POPという点では、等身大の扉と鈴芽がいました。

POP

これはなかなかテンション上がりますよね!

パンフレット

ここからグッズの紹介をします。
といっても、パンフレットしか買わなかったので、その紹介です。
表紙は以下のような感じ。

中身はキャストインタビューや設定集などなど、作品の魅力が盛りだくさんです。

個人的には企画書が面白かったです。
企画段階から『すずめの戸締まり』というタイトルは変わらなかったみたいです。

入場者特典

最後に、入場者特典としてもらった新海誠本をご紹介します。
こちらは全国合計300万名様限定で配布されるもののようです。
表紙は以下。

中身はネタバレ必至らしく、注意書きもあります。

注意書き

そして、中身としては『すずめの戸締まり』の企画書が大ボリュームで載っています。
一部掲載します。

しかも企画書はこれだけではありません。
他の作品のものも載っています。
まずは『天気の子』

『天気の子』企画書

はじめは『天気予報の君』というタイトルだったみたいですね。
これなら『天気の子』で正解かも 笑

更に、『君の名は。』も企画書がありました。

『君の名は。』企画書

こちらは『夢と知りせば』という仮題だったようですね。
変わったことでわかりやすいタイトルになりましたね。
そのまま作品のキーとなる言葉にもなっていますし。
こうやって企画書並べてみると面白いですねー

あとは、『すずめの戸締まり』キャストの方と新海監督の対談も載っています。

対談

これだけ見ても結構なボリュームですよね。
この入場者特典はとても良いものだと思いました。
そんなに期待していたなかっただけに、個人的には嬉しかったです。

以上、劇場の様子とグッズでした。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回もかなり感想長くなってしまった。
新海監督の作品は本当に毎回考えさせられるので、つい感想が長くなってしまうんですよね……
賛否出そうだと書きましたが、個人的には本作はとても楽しめました
鈴芽も可愛く、こんな一生懸命な子が近くにいたら頑張れるなと思いました。
叔母の環もそう感じて育たたことでしょう。

といっても、正直1回で本作の魅力をすべて把握できたとは思えません。
時間が許せばになりますが、もう1回くらいみたいなと思っています。
見たあとで、感想の修正をしたくなるかもしれませんが……
その際は大目に見てください 笑

それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

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