『ソードアート・オンライン DIVE TO STAGE』感想 SAOの新しいカタチの表現に大興奮の2時間強!

アニメ
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「スターバースト・ストリーム!」

どうも、タナシンです(・∀・)ノ

今回ご紹介するのはこちら

ソードアート・オンライン DIVE TO STAGE

「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」 2022年11月、開幕!
今再び、アインクラッドの旅路へ。テクノロジー×アクションで体感する、新たなライブ・エンターテインメント「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」2022年11月、開幕!

大人気ライトノベル『ソードアート・オンライン』。
そのアニメ放送10周年を記念して開催された新たなライブエンターテインメントが『DIVE TO STAGE』です。
今回その舞台を観劇してきたので、感想をお伝えしていきます!

それではいってみましょう!

ちなみに、同じくアニメ10周年を記念した実施されたイベント『FULLDIVE』の感想を以下の記事で紹介しておりますので、よろしければお読みください。

会場の様子

まずはちょっとだけ会場の様子をお伝えします。
と言いつつも、今回はかなりギリギリについてしまったこともあり、会場の写真を取っている余裕がありませんでしたので、文字面だけお伝えします。

会場は有楽町の東京国際フォーラムCホールです。
会場入口まで上がると、受付や物販があるというシンプルな構成です。
物販ではBlu-rayの先行予約なども行われていました。
その他特別なものがある感じではありませんでした。

ホールの中はtheホールという作りで、1,2,3階に席がありました。
私は1階席でした。
来場者数は意外と少なく、満席という感じではありませんでした。

以上、会場の様子でした。

舞台感想

まず純粋な感想として

面白い!

と感じました。
これは単純に舞台が面白かったというより、新しいエンターテインメントとして、面白い試みをしているなということも含めての面白いです。
詳細は後ほど語ります。

先に、今回の舞台の概要について触れます。

本舞台は音楽や音声はアニメそのままに、舞台役者がアクションで物語を表現していく形式のものです。
ただの演劇舞台と異なり役者の方は一切話しません。
流れていくるアニメで使われた音声に合わせて体を動かし、演じます
一般的に、洋画の吹き替えなどなら、動いている役者に対して声優が声を当てます。
ですが今回の試みは全く逆で、アニメで使われた声優の音声に、役者が動きを当てます。
完全に逆転の発想です。
個人的にはこの試み自体が面白いと感じました。

また今回の舞台のストーリーですが、SAOテレビアニメでいうところのアインクラッド編全てになります。
アニメ第一期の1話~14話ということになります。
時系列も原作準拠ではなく、アニメ準拠でストーリーが進みます。
1層のクリア、月夜の黒猫団・シリカ・リズベットとの出会い、アスナとの蜜月、ユイとの出会い、クラディールとの諍い、SAOのクリアというような感じです。
この流れを約2時間20分程度かけて表現していました。

というわけで具体的な感想にいきたいと思います。

まず冒頭。
ファンなら胸熱の第一期のオープニングが流れます。
それに合わせて今回登壇された役者のみなさんが踊りだします。
ぶっちゃけ、いきなりかなり激しいダンスをキャラクターたちが踊りだすので、私は笑ってしまいました 笑
「こりゃ、とんでもないものを見に来てしまったかもしれない」と思ったのは確かです。
ですが、そのダンスのキレッキレ具合はものすごいです。
この動きは実際のストーリーでも際立っています。
今回の舞台はかなり戦闘シーンがあり、それを役者の皆さんは身一つで表現しています。
飛んで跳ねて回ってというのを、生身で演じられます。
この動きは本当に凄まじく、思わず感心してしまいました。

そんな始まり方もあり、ストーリーはアニメを基調にしつつ、舞台用にアレンジもされていました。
尺の問題もあると思いますが、一部端折ったりしていたという感じです。
ですが、それで話が破綻しないうような工夫がされていたので、おそらく当時のアニメの内容をうろ覚えでも違和感はなかったと思います。

また、基本的にはアニメリスペクトでお話が進むため、ステージ上もそれを再現することを前提とした仕掛けがありました。
例えば、ボス戦はステージ上の巨大なバックモニタに映し出されたり、ゲームメニューを開く際はステージ上のフロントモニタ(役者の前に映し出される半透明のモニタ)で表示されたりという感じです。
この表現は、現代の舞台で活用できる技術をできる限り使った新しい表現だなと感じました。
もちろん、役者の方はこれらの映像に合わせてアクションをしますし、逆に役者のアクションに合わせて設備の方が表示調整されていたと思います。
ですが、そんな苦労を感じさせないくらい自然な動きと表現でした。
これは圧巻でした。

もちろん、舞台ならではの表現もありました。
大きいところでいうと、ワイヤアクションです。
それこそ、キリトの代名詞・スターバーストストリームのときはくるくる回転するキリトをワイヤアクションで表現していました。
これには最初たまげました 笑
ただ、ちょいちょい戦闘シーンでワイヤアクションが使われたのですが、そこはそんなに浮かせなくても良いのにと思った部分はあります。
というのも、SAOは設定上空を飛べない世界なので、宙に浮くのは飛んだり跳ねたりです。
常に空中にいることはないのです。
なので、飛んだり跳ねたりを表現するために利用するなら良いのですが、ずっと宙にとどまってしまうような戦闘の表現は、世界観とは少し異なるかなと思いました。
ALO編では活躍してほしいですけどね!

あと、脚本的な部分でサチがとてもフィーチャーされていたという点が印象的でした。
もちろん、キリトがソロを貫くなったきっかけとなった大事な話であり、キリトの心の中で戒めとして深く刻まれている話なので、重要な役どころであることは間違いないです。
ただ、物語自体がそれなりの尺を使って語られ、かつ回想で度々出てくる月夜の黒猫団及びサチと比較して、シリカやリズベットの出番がかなり少なかったです。
シリカとリズベットの話は回想的に、それもだいぶ端折って語られ、しかもほぼ本人たちの独白で終わりましたからね。
物語としては完璧にサイドストーリーで、キリトのその後の生き様に影響を与えた話とは逆ベクトルのお話なので、キリト中心の物語構成という点では問題ないと思います。
個人的にはそう解釈することで、一つの表現の形と納得していますが、シリカとリズベットファンの方は少し残念だったかもしれません。

と、まぁいろいろ書きましたが、結論としては非常に面白かったという感想が一番なので、本舞台はとても良いものだったと思います。
キリトとアスナのイチャイチャシーンをリアルで見せられることになるとは、10年前には思いませんでした 笑
そんなわけで、見て損はないと思いますので、気になる方は来年発売のBlu-rayを購入してみてください。
発売は2023年6月28日みたいです。

「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」 2022年11月、開幕!
今再び、アインクラッドの旅路へ。テクノロジー×アクションで体感する、新たなライブ・エンターテインメント「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」2022年11月、開幕!

もしくは、間に合えば見逃し配信もありますよ!

「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」 2022年11月、開幕!
今再び、アインクラッドの旅路へ。テクノロジー×アクションで体感する、新たなライブ・エンターテインメント「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」2022年11月、開幕!

以上、感想でした!

グッズ

ここからはちょっとグッズの紹介をしていきます。
といっても購入したのはパンフレットだけなのですが……

パンフレット

というわけでパンフレットの紹介です。

だいぶテカテカしていますね。
デザインはログイン中の空間を表しているのでしょうか?
これからSAOの世界に飛び込みそうですね。

パンフレットの中身はキャストの紹介などが載っています。

個人的には、ヒースクリフが思った以上にヒースクリフで笑いました。
あとクラインは全体を通してよく動くキャラなので、結構目立っていた印象です。

あと、脚本や演出の方のコメントも載っています。

脚本・演出コメント

以上がパンフレットです。

来場者特典

今回、来場者特典としてブロマイドがもらえました。

来場者特典ブロマイド

アスナとキリトのブロマイドですね。
あ、もちろん、アスナ役の佃井皆美さんキリト役の松原凛さんのことです 笑
このアングルはかっこよいですね!

以上、グッズでした。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はSAOの新しい世界を開いた気がします。
こんな世界があるんだという、私にとっても新しい発見でした。

というか、本当に役者さんはすごかったです。
地味にずーっとすごいと思っていたのが、キリトが剣をしまう仕草です。
背中に背負っている鞘にちゃんと通しているんです。
抜くのは頑張ればできる気がするのですが、仕舞うところまでしっかりやられているのはすごいなと思いました。
松原さんは納刀の練習をしたんですかね? 笑

あと、クラディール役の田中翔大さんの演技には結構ビビりました
クラディールは最後ものすごい悪者になるわけですが、その時の表情と動きがそれまでのクラディールと全く違って、素晴らしい演じ分けだ!と思わず思ってしまいました。

そういう点も必見なので、気になる方はディレイ配信チケットを購入してみてくださいね!

Coming Soon

それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

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