「—さよなら」
どうも、タナシンです(・∀・)ノ
今回ご紹介するのはこちら!
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 第4.5巻
前巻決着した無人島の特別試験。
その後のバカンス模様が送られる幕間巻が発売されました!
その内容を感想とともにお伝えしていきますよ!
それではいってみましょう!
ちなみに、前巻のご紹介は以下の記事でしておりますので、気になる方はお読みください。
追記
5巻の感想も書きました。
よろしければお読みください。
店舗特典
もはや毎巻恒例ですが、もちろん今回も店舗特典が充実しております。
詳細は公式HPを参照いただければと思います。
今回私はゲーマーズで購入しました。
ゲーマーズの特典は、鬼龍院楓香視点のSSです。
そして、ゲーマーズでは有償特典で坂柳有栖のビッグマイクロファイバータオルがついてきます。
プライベートが全く不明な有栖の意外な一面が見られる特典ですね!
今回はどの店舗で購入するかすごく迷いました。
どこの特典も良いところがあり、最終的にはゲーマーズかメロンブックスで悩んで決めました。
キャラ的に一番好きなのは一之瀬帆波なので、それだけだとアニメイトという選択肢もあったのですが、最近良い感じに活躍している有栖を今回はチョイスしました。
メロンブックスが気になったのは、もちろん水着だからです! 笑
特典で並んでいる二人共スタイルが良いので、水着映えしますよね!
もし、長谷部波瑠加がもっと魅力的なポージングだったら、メロンブックスにしていたかもしれません。
意外と波瑠加好きなんですよね。気持ちの良いキャラです。
いくつかの店舗では有償特典がなくなってしまっているようですが、私が購入したゲーマーズはまだネット通販でも購入できるみたいなので、気になる人は以下を確認してみてください。
有償特典はいらないけど、店舗特典はほしいという方は、以下から購入できますよー。
ファンの方は確実に購入しましょう!
前巻までのあらすじ
さて、早速内容に入っていきたいところですが、今回は3,4巻の続き的な内容なので、ざっと振り返りをしましょう。
詳細は前巻の記事を読んでみてくださいね!
無人島試験で1年生の天沢一夏、椿桜子などの一年生たちに狙われていた綾小路清隆。
しかしそのことごとくを掻い潜ります。
そんな清隆の前にボロボロの姿の帆波が姿を表します。
帆波は、月城理事長代理が清隆を狙っていることを伝えるため、わざわざ清隆の前までやってきました。
そんな帆波に清隆は問います、「なぜそこまでするのか」と。
それに帆波は応えます、「綾小路くんのことが、好きだからっ……!」と。
清隆は帆波の告白を保留し、決着をつけるために月城の元へ向かいます。
その間、生徒会長・南雲雅に遭遇しますが、相手にせず退けます。
そして、いよいよ月城との直接対決。
その場に居合わせた楓香と共闘し、見事月城を打倒し、試験を乗り切ります。
結果、清隆は無事退学することなく、過去最大の特別試験を乗り切りました。
以上が、前巻の内容です。
4.5巻のあらすじ
ここからはガッツリネタバレしますので、ネタバレが嫌な方はブラウザバック推奨です。
気をつけてください!
第4.5巻公式あらすじ
様々な出来事を乗り越え無人島試験も終了。待望の豪華客船での夏休みが始まった。だが試験は様々な爪痕を残し、龍園が小宮を襲撃した犯人探しを開始、他の生徒達も今までとは違う動きを見せ始めていた。そんな中、綾小路の前に3年の桐山が現れる。「おまえの存在は邪魔でしかないんだ綾小路」
引用:Amazon販売ページ
告げられたのは南雲の変貌。奇怪な行動を取り始め、綾小路1人に対して、3年生全体による『奇妙な監視』という指令が実行される。
一方で告白に対しての答えを返すため、綾小路は一之瀬との約束の場所に向かい――!?
大人気学園黙示録、2年目の夏休みは波乱含み!?
詳細内容
ここからは具体的な詳細内容になります。
ネタバレOKの方のみ、以下をクリックして内容をお読みください。
プロローグ
無人島での試験を終え、船に戻ってきた生徒たち。
これから1週間は豪華客船での束の間の夏休みを楽しめることになりました。
試験の結果、清隆たち2年生のクラスポイントは以下のようになっていました。
清隆たちのクラスは、高円寺六助の活躍により、一気にCクラスまで上り詰める躍進を遂げました。
Bクラスとのポイント差もごくわずかで、射程圏内。
とはいえ、B,C,Dクラスは団子状態で、いつ入れ替わってもおかしくない状態となりました。
池と小宮
バカンス初日。
無人島試験の結果確認を諦めて部屋に戻った清隆に来訪者がいました。
来訪者・池寛治は清隆に『小宮の見舞いについてきてほしい』とのことでした。
それは、無人島で小宮がいないうちに小宮がアプローチを掛けていた篠原さつきと付き合うことになったため、けじめをつけに行きたいというものでした。
清隆はそれを了承し、小宮のもとを訪れます。
試験中に負った傷で、まだ医務室から動けないものの、元気そうな小宮に、寛治はさつきとのことを伝えます。
小宮は悔しさを滲ませながらも、寛治を激励し、その場は収まりました。
束の間のバカンス
バカンス2日目。
清隆はプールに足を運んでいました。
3年生の桐山生叶と話をするためでした。
生叶は生徒会長である雅と敵対している生徒でしたが、雅の圧倒的な力に負け、今では雅が用意した土俵の中で戦い、Aクラスで卒業する権利を得ようとしているということでした。
清隆は事実上生叶が雅に敗北したことを確認し、その場を去りました。
プールからの帰りがけ。
清隆はBクラスの小橋夢に声を掛けられます。
無人島で白波千尋を助けた清隆を、お疲れ様会に招待したいとのことでした。
清隆はアウェーな環境ということもあり、始めは辞去しましたが、熱意に押され参加することになります。
告白の返事を保留している帆波がいることもあり、若干の気まずさを覚えながらも、その場を無難に過ごします。
その後、部屋の帰りがけに、同じタイミングでお疲れ様会を抜けた姫野ユキと世間話をし、2日目を終えました。
それぞれの休日
とある日。
清隆は有栖に話しかけられます。
有栖は清隆を見つけて、話をするために追ってきたようでした。
有栖の要件は大したものではなかったものの、帆波に告白されたことを看破されます。
それに合わせて、現在清隆が3年生から不穏な目線を送られていることも見抜きます。
清隆はすべて承知のことであったため、飄々とその場を躱します。
その後、清隆は幸村啓誠・三宅明人・長谷部波瑠加・佐倉愛里の4名とプライベートプールに赴きます。
予想以上に大胆な水着姿を見せる波瑠加と愛里に戸惑いを覚える男子3名でしたが、少しでも自分を変えようとする愛里の姿に、清隆も成長の兆しを感じました。
部屋に戻ってしばらくすると、外で何やら騒ぎが起きていることを耳にした清隆。
興味本位で立ち寄ると、どうやらDクラスの葛城康平がクラスメイトと言い争っているところのようでした。
同じくDクラスの椎名ひよりが、あまり目立ちすぎるのも良くないという配慮から誘導させたものの、いまだ続く争いを遠目に観察していました。
その間、清隆はひよりと話をします。
その中でひよりは清隆に『Dクラスに来ないか』と誘いを掛けます。
ひよりは、万が一翔が前線から退くことになったとき、Dクラスをまとめ上げる受け皿が必要と考えていました。
そして、それを清隆に担ってほしいという話でした。
しかし清隆は、翔がその時のためにAクラスから葛城を引き抜いたのだと助言し、葛城自身にも自覚をもたせました。
夕方。
清隆は帆波と会っていました。
無人島での返事をするためでした。
しかし、清隆たちが話し始めようとした瞬間、邪魔が入ります。
どこからともなく雅が現れ、清隆が軽井沢恵と付き合っていることを暴露します。
その事実にショックを受ける帆波。
同時に、清隆は雅の厄介さを再認識します。
宝探しゲーム
8月8日。
この日は生徒会主催のボーナスゲーム『宝探しゲーム』が行われることになりました。
ルールは至ってシンプルで、船の中に隠されたQRコードを探し、それを読み取ると、レア度に応じたプライベートポイントがもらえるというものでした。
参加費は一人1万プライベートポイント。
ただし、QRコードは一人1回しか読み取れず、かつ早いもの勝ちです。
QRコードで手に入る最低プライベートポイントは5000ポイントで、QRコードは全部で100枚のみ。
その100枚のQRコードのプライベートポイントの内訳は以下のようになります。
QRコードを見つけても、半分が参加費以下のポイントであり、実に8割の確率で得をしない内訳になっています。
しかし、その分高いポイントのQRコードを見つけられれば、大きな利益となります。
また、このゲームはペアを組むことができます。
ペアになった場合、見つけたQRコードのポイントはペアの両名に入ります。
そのため、ペアで100万ポイントを見つければ、二人共100万ポイントもらえます。
ゲーム開始早々。
清隆は佐藤麻耶に声を掛けられ、ペアにならないかと持ちかけられます。
麻耶は清隆に片思いをしていることもあり、恵からすでに付き合っていることを聞いていました。
その上での打診でした。
清隆もこれに了承し、ペアを組みます。
そして、二人で協力し、それなりに難易度の高いQRコードを見つけ、無事二人で10万ポイントを獲得しました。
因縁の過去
バカンス最終日。
夜中に清隆は担任の茶柱佐枝に呼び出されます。
生徒が出歩いて良い時間ではない時間帯に、コンサートホールに向かう清隆。
いつもの強気な佐枝の姿とは裏腹の、不安を滲ませる彼女の顔に、清隆は言います。
あんたが前を向けるようになった時、きっとクラスはほんとうの意味で変わり始める
それは彼なりの叱咤激励でした。
そんな二人のもとに、一人の影が近づいてきます。
それは、月城でした。
清隆に破れた月城は、坂柳理事長復帰に伴い、学園を去ることになりました。
そんな月城から最後に清隆へ改めて確認が投げかけられます。「退学届を出して、帰る気はないか」と。
清隆はそれにはっきりと「No」を突きつけ、自身の学園生活を貫き通すことを宣言しました。
以上が、本巻の内容です。
感想及び考察
あ、あれ?
って感じの感想が、まずはじめに浮かびました。
いや、作品自体は面白かったんですよ。
現状の人間模様が余すことなく書かれていましたし、今後の布石もたくさん出ました。
これから1年生や3年生が清隆にどうちょっかいを出してくるのか、これからの展開が非常に楽しみです。
ですが……
無人島での出来事の補足が殆どない!(゚д゚)!
前回の感想で、「結構端折られているから次の巻で補足があるかも」と書きましたが、個人的には今回補足的な内容はほとんどなかったと思います。
1年生の動きが少しだけ補足された感じですね。
なので、正直もうちょっと無人島での裏話を見たかったところですが、これ以上は物語の進行を遅くするだけなのでここまででしょう。
過去よりも未来を楽しみにしましょう!
ただ、ここまで読んできてずーーーーーっと思っていることがあります。
皆さんは南雲雅についてどう思いますか?
私は
南雲雅ってちょーーーーー小物だな!
って感想を抱いています。
堀北学と対等に戦い、いまだ学園の頂点に君臨している男ですが、やっていることとしては『3年生という膨大な人を従えて状況をコントロールする』
これに尽きる気がします。
能力は高いのでしょうが、個人で戦ったら清隆の相手にならないですし、正直策略も人の嫌がることをネチネチやるだけに見えます。
本巻に至っては、清隆に対して3年生全員で不快な視線を送るという、マジで素のいじめっ子がやる戦法です。
それに加えて、「やめてほしけりゃ土下座して勝負挑んでこい」と来ました。
前回、何もできずにボロッボロに負けたにもかかわらず、何故か上から目線。
これはもはや小物でしかないと思います。
というか、そんな小物に良いように従わされてる3年生は全員基本的に小物だと思います。
正直3年生との争いは、「清隆がいかにして雅をけちょんけちょんにするか」しか面白みが無いと思います。
本巻の内容から、今後雅は帆波をたらしこんで清隆に仕掛ける気がしますが、結局自分ひとりでは何もできないのが、雅という男だと思います。
堀北学の足元にも及びませんね!
ただ、胸糞悪いことをやってくれることは保証されている気がするので、今後我々を楽しませてくれる役割だと思います。
個人的には、卒業直前に雅が退学処分になるくらいの混乱があったほうが面白いと思います。
今回の特別試験で1位を逃し、プロテクトポイントも手に入っていませんしね。
そして、3年生は混沌としたまま卒業を迎えるか、鬼龍院楓香の台頭が起きたら面白いと思います 笑
あ、桐山生叶はもういいです。負け犬なので 笑
もうちょっと根性があれば、下剋上してくれることを願ったのですが、思った以上のヘタレでちょっと萎えています。
いま応援できる3年生は楓香だけですねぇ。
むしろ戦いは1年生との方が大変になりそうです。
ホワイトルームの刺客もいますし、七瀬翼という清隆の仲間もいます。
天沢一夏というどっちとも言えないミステリアスなキャラもいますし、1年生側のほうが楽しませてくれそうなキャラが多いですね。
そういった意味では、2年生編では無難に雅をぶっ倒し、それまでは1年生をいなし、2年後半から3年生にかけては、対1年生で盛り上げていただくのが物語的には良さそうです。
……いや、意表をついてどこかのタイミングで清隆が身を挺してクラスを守って、退学になっても良いかもしれませんが 笑
あるいは、退学の危機に落ちいた清隆を、ヒロインズが全力で助けにいく展開も面白いかも……
清隆は周りの人間を成長させるように振る舞っている節がありますので、その成果として自身を助けてもらうというのは理想的な気がします。
いずれにしても今後の展開から目が離せませんね!
楽しみに待ちましょう!
以上、感想でした。
まとめ
いかがだったでしょうか?
幕間巻となっている本巻ですが、情報量の多い内容でしたね。
個人的には帆波の涙のシーンは心が締め付けられました。
この娘だけは幸せにしたい……!
あとは、忠犬として動いてくれそうな翼が、今後どう動くのか気になります。
きっとこの娘も綾小路ガールズに加わってくるでしょう。
……もう加わってるというカウントでも良いですかね? 笑
あと、最後の引きでちょっと描かれましたが、清隆と恵の関係もいつまで続くかわかりませんね。
使い捨てするという形にはならないと思いますが、清隆は恵と付き合うことで恵自身の成長を促しているように見えます。
それが達成したときに恵をどうするかもちょっと見ものですし、その後清隆の隣に立つ女性が誰なのかも気になります。
大穴狙いで茶柱佐枝でも良いんですよ? 笑
そんなこんなで、予想とちょっと違う部分がありましたが、今後が一層楽しみな本作。
次巻も楽しみに待ちましょう!
それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
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