「私は淑女だぞ。あるわけないじゃないか」
どうも、タナシンです(・∀・)ノ
今回ご紹介するのはこちら!
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 第4巻
前巻から本格的にスタートした無人島の特別試験。
その決着が描かれる第4巻がついに発売されいました!
その結末とともに、感想をお伝えしていきますよ!
それではいってみましょう!
ちなみに、前巻のご紹介は以下の記事でしておりますので、気になる方はお読みください。
追記
4.5巻の感想も書きました。
よろしければお読みください。
店舗特典
もはや毎巻恒例ですが、もちろん今回も店舗特典が充実しております。
詳細は公式HPを参照いただければと思います。
今回私はとらのあなで購入しました。
本当はゲーマーズで購入しようと思ったのですが、完全に出遅れていまい、購入することができませんでした。
そのため、第2候補のとらのあなにしました。
そんなとらのあなの特典は、ひより視点のSSです。
中身は購入した人だけのお楽しみです。
個人的にひよりは結構好きなキャラなので、それ目当てでとらのあなにしました。
また、例のごとく有償特典もついています。
とらのあなの有償特典はパスケースです。
キャラクターは鬼龍院楓香です。
このキャラは最近になって出てきたキャラですが、このギラついた感じがかっこよくて好きです。
なにげに、結構プッシュされているキャラクターですよね。
本編での活躍はまだ少ないですが、これからの活躍が期待されるキャラクターだと思います。
皆さんはどこで購入しましたか?
よろしければ、コメントでぜひ教えて下さいね!
前巻までのあらすじ
さて、早速内容に入っていきたいところですが、今回は前巻からガッツリ話がつながっていることもありますので、ざっくり内容の復習をしたいと思います。
ただし、特別試験のルールについてはこちらには書かないので、気になる方は過去記事を読んでください!
特別試験に一人で臨んだ綾小路清隆でしたが、後輩の七瀬翼が同行を申し出、行動をともにすることになります。
途中仲間のアクシデントを助けたり、今後を見据えて坂柳有栖や龍園翔の協力を得たりしますが、比較的順調に試験をこなしていきます。
しかし人混みから外れたところに出ると、ついに翼が本性を表し、清隆に迫ります。
そんな翼に対して清隆は冷静で、軽く翼を退けました。
清隆に破れた翼はそこで退学を決意しますが、清隆に引き止められ、退学を留まり、清隆に協力することを約束します。
以上が、前巻で抑えておきたい内容です。
4巻のあらすじ
ここからはガッツリネタバレしますので、ネタバレが嫌な方はブラウザバック推奨です。
気をつけてください!
第4巻公式あらすじ
全学年、全生徒、総力戦のサバイバル試験、超絶怒濤の壮絶決着!
2週間のサバイバル試験も後半戦。1年生、2年生、3年生、月城理事長代理、様々な人の意志が常夏の無人島で交錯する。
引用:Amazon販売ベージ
「私は退学を恐れません。綾小路先輩を守るためであれば、何でもするつもりです」
「だから、あたしの許可なく勝手に潰されてないで下さいね」
「もしもの時はそうだな……力づくで乗り切ることにしよう」
「高円寺を封じ込める指揮は俺が取る」
「やれやれ、騒がしいねぇ。それじゃあ、少しだけペースを上げさせてもらおうかな」
「わ、私、どうしても綾小路くんに伝えなきゃいけないことがあって!」
全学年、全生徒、総力戦の無人島サバイバル試験、ついに決着!
詳細内容
ここからは具体的な詳細内容になります。
ネタバレOKの方のみ、以下をクリックして内容をお読みください。
翼と和解した清隆でしたが、そんな2人に迫る影がありました。
その正体は1年生の天沢一夏でした。
一夏は2人に忍び寄ってきたものの、堂々と姿を表し、2人に話しかけます。
そして、衝撃的な事実を突きつけます。
それは
ホワイトルーム出身者である
というものでした。
そう、一夏は清隆を貶めるために送られてきたホワイトルームの刺客でした。
しかし一夏は清隆と敵対する意志はなく、その場をかき乱しただけで去っていきます。
清隆も翼も不審に思いながらも、深追いをすることを諦めました。
翌日。
一度クラスのリーダー・宝泉和臣と合流することにした翼と分かれた清隆は、道中で堀北鈴音と会い、軽く情報共有をします。
その後、再び一人で歩いていると、Bクラスの伊吹澪と会います。
鈴音をライバル視している澪は、同じクラスの清隆に対して拒絶反応を示します。
しかし清隆は澪が脱水症状になっているのを見抜き、無理やり水を押し付けて助けます。
その後も、一ノ瀬帆波のクラスメイトがはぐれているの助けるなど、小さな徳を積んでいきます。
試験11日目の夜中。
清隆は翼の声で起こされます。
翼は、1年生の合同チームが清隆を狙っていることを教えに来てくれたのでした。
1年生は椿桜子が裏で手を引き、清隆をリタイアさせる策略を巡らせていました。
後日。
翼が教えた日程とは若干異なるものの、1年生達が清隆を狙います。
しかし清隆は、事前に協力を取り付けていた有栖と翔の協力を得ることで、この策略を躱します。
味方につけた翼・有栖・翔により、見事1年生の策略を退けたのでした。
そしていよいよ試験最終日。
清隆は自分が移動を指示された場所に違和感を覚えます。
明らかに課題などが配置されない、人気のないエリアを指定されていたからでした。
そして、最後のエリアへの移動中、清隆は思わぬ人に出会います。
それは、ボロボロになった帆波でした。
帆波は、清隆を退学にしようと画策している月城理事長の謀略を、自ら清隆に伝えに来たのでした。
そんな、ボロボロになってまで自分のもとへ来た帆波に、清隆は言います。
気にせず見捨てるべきだ。
オレはお前の敵なんだからな
しかし、帆波は思わず清隆に叫びます。
私は綾小路くんのことが、
好きだからっ……!
帆波自身、自分の言葉に意外性を感じながらも、最終的に首肯します。
そんな帆波に対して清隆は、「今の状態でイエスもノーも言えない」とだけ伝え、帆波が教えてくれた月城の元へあえて向かいます。
月城の元へ向かう道中、清隆は生徒会長の南雲雅に出会います。
雅は、清隆の実力を確かめるためにわざわざ清隆の前に現れたのでした。
しかし、清隆はそんな雅の相手をしている猶予はなく、ありったけの殺意と処世術で、雅を無効化します。
そしていよいよ、清隆は月城と相対します。
月城は一人ではなく、1年Dクラスの担任・司馬とともに居ました。
月城は最後の手段として、清隆を直接痛めつけることでリタイアさせる強硬手段に出たのでした。
月城と司馬の武力は清隆の予想以上で、苦戦を強いられます。
しかしそのとき、どこからともなく鬼龍院楓香がやってきます。
先輩として後輩を守るのは自然のことだろう?
そう言って楓香は清隆の助っ人に入ります。
戦力として一枚も二枚も劣る楓香でしたが、凌ぐだけであれば数分保つということもあり、清隆は月城の対応に注力することができます。
結果、月城を退けることに成功した清隆は、無事特別試験を乗り切ることに成功しました。
試験終了後。
いよいよ試験の結果が発表されます。
そこには、非常に意外な結果が並んでいました。
それは
退学対象者が全員3年生
というものでした。
今回の試験は、下位5チームが退学になるというルールでした。
3年生は雅が統率していたこともあり、最終的には救済処置を発動し、3年生が退学にならないようにするはずという予想が皆にありました。
しかし、清隆と相対した際に意識を奪われた雅は、その対応ができず、みすみす3年生を退学させるはめになりました。
それどころか雅率いるグループが、最終的に2位で終わるという結果ももたらしました。
そしてその結果、最終的に1位になったのは、最後まで単独で走り続けた化け物スペック男・高円寺六助でした。
以上が、本巻の内容です。
感想及び考察
うーむ……
というのが、今回正直な感想でした。
まずは素直に読後感をお伝えしますね。
内容としてはもちろん悪くないのですが、いろいろな話を端折って詰め込みすぎている感じがしました。
色んなキャラクターの色んなシーンを切り取って貼り付けている感じがして、1冊を通して流れがあるような感じではなかったです。
各話のページ数の割合的にも、これにここまで割いちゃうのか?という感じがありました。
というのも、具体的には六助のシーンなのですが、ここに結構ページ数割かれています。
それは悪いとは言わないのですが、ただ本編の清隆との活躍に直結する内容とはちょっと違うところでページ数を割いているなという印象がありました。
そのせいで、他のシーンが薄味になってしまっている感があったと思います。
ただこれはあえてそうしているのだと思います。
というのも、どうやら次巻は短編集の4.5巻となる予定らしく、今回の特別試験の裏側や、終了後のバカンスの話になるからです。
おそらく、今回薄味になった部分は次の4.5巻に収録されるのだと思います。
だからこその本巻なのでしょうが、個人的には消化不良な感じは否めませんでした。
まぁ、本巻の最終的な評価は次巻と合わせて行いたいと思います。
内容についての感想ですが、今回はついに清隆ガールズの心が動き出しましたね。
帆波が思わず告白してしまうというのもありましたし、ひよりの思いも膨らんでいる感じがします。
鈴音も清隆へのこだわりは強くなっているようなので、順調にハーレムを構築していると思います。
後輩では翼も完全に抱え込みましたし、先輩では楓香も参戦しそうですしね!
この女たらし!
楓香はちょっとミステリアスなキャラとして登場した割には、すんなりと清隆に協力しているのが気になりますが……
六助並みに面倒くさいキャラっぽい登場の仕方をした割に、おとなしいと思うのは私だけ?
ただ、まだ立ち位置がはっきりしないのが一夏ですね。
ホワイトルームの刺客ということですが、敵対意志はないようですし、これからどのような立ち回りをするのか気になります。
なんとなく月城の言い分では、一夏には好きなようにさせるみたいな感じの言い方をしているので、好き勝手動く気がします。
というか、なんとなく月城は清隆に試練を与えているものの、本気で退学させようとしている感じがしないんですよね。
案外、この清隆への嫌がらせは、ホワイトルームの新しい実験の一つなのではないかと思っています。
この学校をホワイトルームの新しい実験場として利用する目論見があるような気がします。
なので、結果として清隆はその陰謀の手のひらの上にいるのではないかと勘ぐってしまいます……
考えすぎですかね?
ただ、月城の小物感は半端ないなぁと思っています 笑
まぁ色々書きましたが、上記のような予想が捗る程度には、本作はまだまだ深堀りしていきたくなる内容がある作品だと思っています。
今後の展開から目が離せないのは言うまでもないですね!
六助が好き勝手やる権利を得てしまいましたし、清隆ガールズがどうなるかも気になりますしね!
次巻も期待です。
以上、感想でした!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は結構コンパクトに記事をまとめたなぁと思います 笑
毎度楽しみにしている「ようじつ」なのですが、いつも思うことがあります。
MF文庫って宣伝下手くそじゃね?
というのも、公式HPを見ても本の発売日がわからないんですよ。
特典の発表も遅いですし、結構消費者側に優しくない感じがあります。
広報の仕方が悪いことで、流行らなかった作品とかもありそうです。
個人的には「エイルン・ラストコード」は完全に売り出し方を失敗したと思っています。
この作品、すでに完結済みですが、とても面白いロボット物です。
MF文庫としても、コミカライズは立体化企画など打ち出そうとしていましたが、どれもこれも中途半端な状態になったまま、完結を迎えてしまいました。
私はこの作品はもっと流行ると思ったのですが、打ち出し方をミスっているなぁと思っていたら、案の定あまり話題になってくれませんでした……
今後はこんな作品が生まれないように、本ブログでガンガン紹介してきます!
いや、このブログの影響力なんてたかが知れているんですけどね……
まぁ、結局何が言いたいかというと
もうちょっと頑張れ!MF文庫
ということです。
それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
コメント
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