【舞台】『スパイ教室』感想 原作へのリスペクトを感じる高再現度の舞台!

アニメ
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どうも、タナシンです(・∀・)ノ

今回紹介するのはこちら

1/20~28に公開された舞台『スパイ教室』。
ライトノベル原作で、アニメ化もされている大人気作品の初舞台作です。
本ブログでは原作の感想を記事にしている通り本作を追っておりますので、これも見なければ!と思って行ってきました!
会場の様子も含めて紹介していきます!

ちなみに、本舞台の詳細は以下の公式HPを見てみてください。

舞台「スパイ教室」
スパイ教室

それではいってみましょう!

会場の様子

まずは会場の様子を紹介していきます。
今回の会場は銀座博品館劇場です。
新橋から歩いていける距離の400名弱が入る劇場です。
劇場自体は建物の8階にあり、銀座博品館のエレベーターで上に上がります。
エレベーターの前には以下のような電光掲示板で広告が出ていました。

しっかり情報が写されている掲示板ですね。

ここから8階に上がるとチケット確認され、中に入ると眼の前に物販が広がっていました。
物販の前にはちょっとした展示物があり、以下のようなものが飾られていました。

展示物

右奥にはスパイ教室のボードゲーム『DARK LEAP』が飾れていました。
私は恥ずかしながらこの現物を始めてみたので、結構興味深かったのですが、時間がなくあまり詳しく見られませんでした。
以下の公式HPで詳細がありますので、気になる方は見てみてください。

スパイ教室 ボードゲーム 《ダークリープ》(ボードゲーム) | カドアナ
大人気アニメ【スパイ教室】がボードゲーム化!

購入を検討している方は以下から検討してみてください。

あと、左に飾られていたのは原作者・竹町氏のサインでした。
このサイン、シンプルながらわかりやすくて良いですね~

以上、会場の様子でした。

グッズ

内容の感想に行く前に、本公演のグッズを紹介したいと思います。
詳細は公式HPを見ていただきたいのですが、ここでは私が購入したものを紹介してきたいと思います。

公式パンレット

まず紹介するのは『公式パンフレット』です。

こちらの中は以下のようにキャストの皆さんの紹介やキャラクター紹介が載っていました。

このパンフレットを見るだけで、原作再現度がかなり高いことがわかるかと思います。
詳しい感想は後で記載しますが、予め言っておくと、この期待は裏切られませんよ!

また、パンフレット内には少しだけ稽古の様子の写真もありました。

稽古の様子

こういった努力のもと、この舞台が実現されていると思うと、キャストの皆さんはじめ、関わってくださっている皆様に感謝ですね!

アクリルスタンド

次に紹介するのは『アクリルスタンド』です。
本当は全員分ほしかったくらいなのですが、さすがにお財布事情が厳しかったので、本編でととても頑張っていたリリィと、私が参加した回のアフタートークで司会をされていたグレーテを購入しました。

結構できが良いアクリルスタンドなので、個人的には気に入っています。
失敗したなと思ったのが、ティアを購入しなかった点です。
ティア役の石井陽菜さんがとても色っぽくて、ティアにぴったりだったので、購入しておけばよかったと後で公開しましたorz
事後通販とかあったら購入してしまうかもです。

灯ランダムブロマイド

最後に紹介するのは『灯ランダムブロマイド』です。
ブロマイドはランダムブロマイド以外にも何種類かあり、しかも各キャラクターごとに用意されていました。
ですが、個々人欲しい物をすべて買おうと思うととんでもない金額になってしまい、だからといって誰を買うかを選ぶのは私にはできませんでした。
というわけで、「なら、天に任せよう!」と思い、ランダムブロマイドだけ購入しました。
灯メンバー9名が各種類ずつ用意されていますので、全部で27種類のうち1枚が入っているという仕様です。
私は5枚購入しました。
結果は以下です。

キャラが全てバラけました。
クラウス、エルナ、アネット、モニカ、ジビアです。
まさか、アクリルスタンドを購入したキャラとも被りませんでした 笑
これなら、やはりティアも買えということだったのでしょう……

それはさておき、ただの立ち絵の写真と、背景のある写真と、結構なバリエーションがありますね。
背景のある写真はおそらく陽炎パレスの室内をイメージしてるのだろうと思いますが、雰囲気があって良いですよね!
これは購入して損がない写真なのではないでしょうか?

以上、購入物でした。

【来場特典】ステッカー

おまけで紹介するのは来場者特典の『ステッカー』です。
これは、灯メンバーのアニメ絵のステッカーが貰えるという特典です。
私はエルナが当たりました。

来場者特典ステッカー『エルナ』

アニメの中の人としては水瀬いのりさんが一番好きなのでこれはこれで大当たりでした。
キャラ的にはリリィの方が好きで、中の人である雨宮天さんも大好きなので、そちらも良かったなと思ったりましたが……贅沢ですね 笑

というわけで、以上、グッズでした。

舞台の感想

ここからは実際の公演の感想をお伝えしたいと思います。
まず最初に言っておきます。

原作リスペクトが素晴らしい!

まず今回の舞台のストーリーですが、原作でいうところの1巻の内容になります。
以下の記事で原作の紹介をしていますので、気になる方は読んでみてください。

ざっくりお伝えすると、『灯』というスパイチームを組成し、初めての不可能任務である殺人ウイルスのサンプルを奪取するというお話です。
このストーリーについては、今回の舞台ではかなり忠実に再現されています。
キャラクター個々のストーリーについても、しっかり描かれており、個人的にはここまできれいに原作ストーリーを活かしてくれると思っていなかったので、原作勢としては嬉しい構成でした。
それでいて、約1時間半という時間にしっかり収めているので、舞台としてもとても良くまとまっていると思います。
しかも、だからといって、本作のウリであるコミカルな話もしっかり入っており、舞台中会場から爆笑があふれる部分もありました。
本作は原作もコミカルとシリアスのバランスがとても良い作品なので、その部分もしっかり再現されている点は素晴らしい構成だと思いました。

演出に関しては、舞台装置のアナログは配置換えとプロジェクションを駆使したものがメインで、とてもすごい装置が使われているというものではなかったです。
だからといって陳腐だったのかと言われるとそうではなく、しっかり演出されているという印象でした。
シンプルな装置でここまで表現できるのかと感心したくらいです。

各キャラクターに触れていきたいと思います。
まず、灯メンバーの女の子たちはものすごく再現度が高かったです。
正直、「ここまでキャラクター再現できるの!?」と驚いたほどです。

個人的に特に気になったのが、まずはグレーテ役の朝倉ふゆなさんとエルナ役の朝倉初さんです。
このお二人はアニメの声と比較してもかなり近い声色をしていて、アニメの中の人である伊藤美来さんと水瀬いのりさんの声のイメージで聞いても違和感がなかったです。
もちろん同じというわけではなく、声から出る雰囲気がとても近くなっているという感じです。
これは声優ファンである私も納得の出来でした。

あとは、ジビア役の星波さんがすごかった。
肉体派のジビアはアクロバットな動きが多いのですが、それを見事に再現されていました。
これって、代役がやっているのか?と思って見ていたのですが、おそらくご本人がやられていたと思います。
これはキャラクター再現度高いぞ!と思いました。

その他のキャラクターもちゃんと原作の雰囲気がしっかり出ていて違和感なく、とてもすんなり受け入れられました。
特にリリィはアホなシーンやシリアスなシーンなど、結構表情が変わる立ち位置のキャラでしたが、横山結衣さんはとても上手く演じられていました。
これは素晴らしいですね!

ただ、気になった点がなかったかと言われるとそんなことはありません
ちょっと気になってしまった点としては、クラウスです。
今回クラウス役には、宝塚で男役もやられていた蓮城まことさんです。
演技はとても素晴らしいのですが、やはり女性ということもあり声が高めです。
しっかり低い声を使われていましたが、それでもやはりクラウスの色気を感じるような声色かというと、個人的にはもう一歩欲しかったと思いました。
特に、結構声を張って喋ってらっしゃることが多かったのですが、クラウスのキャラ的にはそんなに声を張らず、淡々と話すことが多いと思います。
ディレクションがそうなっていたのかわかりませんが、このあたりはもとのクラウスの印象と異なり、ちょっと違和感ありました。
またおそらくですが、声を低くしようとされていたことで、その声のトーンでの滑舌が甘くなっているような部分があるように感じました。
そのせいか、私の耳が悪いだけかもしれませんが、ちょっと聞こえづらい部分もありました。

とはいえ、聞こえづらさという点では、別の理由もあったかなと思います。
というのも、今回の劇場はおそらくモノラルだったのではないかという点です。
ステレオの音響でないこともあり立体的ではなく、キャラの立ち位置に応じた音源の使い方になっていなかったのではないかと思いました。
そのため、左にいるキャラクターも右にいるキャラクターも同じところから声が聞こえ、たまに誰が話しているか分かりづらいときがありました。
ここは少し工夫があると良いなと感じた部分でした。

と、いろいろ書きましたが、全体としてはとても原作を大切にして作られた舞台だと思い、原作ファンの私としては期待以上の舞台でした。
ですので、原作ファンの方はぜひ見ていただきたいです。
いくつかの公演ではアーカイブ配信もあるので、気になる方は公式HPを確認してみてください。

舞台「スパイ教室」
スパイ教室

以上、感想でした。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回、見に行きたいけど行けるかなぁと結構厳しい予定だったのですが、無理して予定空けて見に行きました。
結果、見に行って本当に良かったと思いました。
何度も言いますが、原作ファンの方は見て損はありませんよ!

今回、来場者はブルーレイディスクの購入券ももらえたので、せっかくということもあり購入しようと思っています。
こちらは届いたら別途レビューしたいと思います。

というわけで、次回作の舞台も期待して、今回は以上です。

それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

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