「弱キャラ友崎くんLv.8.5」感想 いつもと違うキャラクターが描かれる短編集

アニメ
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「ザ・エンド!!」

どうも、タナシンです(・∀・)ノ

本日ご紹介するのはこちら

弱キャラ友崎くんLv.8.5

本ブログではすでに常連となっている弱キャラ友崎くんです。
今回は短編集である8.5巻が出ましたので、感想を書いていきたいと思います!
ちょっと遅れてしまったのは申し訳ないです……

ちなみに、前巻のレビューは以下の記事でしていますので、よろしければお読みください。

そして今回は短編集ですので、お話としては前巻から続いているわけではありません。
ですので、前巻までのあらすじはカットします!


追記

9巻の感想も書きました。
よろしければお読みください。


書籍本体

書籍の形態

今回の短編集は、通常版と特装版の2種類があるので、そちらを細かく紹介していきます。

まずは通常版がこちら

通常版表紙

通常版の表紙は、前巻で初登場した女性ゲーマー・レナですね。
このキャラは年上お姉さんですが、さすがのエロさです。
これはフライ氏に脱帽するしかない 笑

そして、特装版がこちら

特装版の表紙は、ちょっと分かりづらいかもしれませんが、魔王・日南葵です。
びっくりするのは、この大胆な格好です。
お色気キャラとして出てきたレナ以上にエロい姿です。
胸元開きすぎです 笑

日南が魔王になっているのは、表紙を見れば察することができます。
今回の特装版には、なんとドラマCDが付いてきます
そのストーリーのタイトルが

「勇者友崎の冒険 VR体験版」

もうおわかりですね?
勇者が友崎なら、倒すべき魔王は日南です 笑
わかりやすい構造ですね!
ちなみに、このドラマCDの小説版が、本巻の最後のお話になっています。
ドラマCDと小説の2種類の楽しみ方ができるお得パックです!

ちなみに、パッケージから出したときの特装版小説の表紙は以下のようになっています。

特装版小説表紙

ドラマCDは以下のような感じです。

ドラマCD

店舗特典

本巻も例のごとく店舗特典が充実しております。
その中でも特に力を入れているショップはメロンブックスです。

私はブックカバーがついてくるなどの理由で、今までも度々メロンブックスで購入してきました。
今回も例に漏れずメロンブックスで購入しました!
今回も今まで通りブックカバーが特典として付いてきております。
特典のブックカバーは以下のような感じです。

メロンブックス特典ブックカバー

レナ推しのブックカバーですね。
このブックカバーは通常版・特装版ともに付いてきます。

さらに特装版を購入すると、クリアファイルも付いてきます。
私はもちろん特装版で購入しております。

日南とみみみがカラオケでチョコレイト・ディスコを踊っているときの絵柄です。
なぜチョコレイト・ディスコなのかは、本編を読めばわかります 笑

そして、メロンブックスの本気はこんなものではありません。
今回は有償特典も用意されています。
私は有償特典なしのもので購入したので現物はありませんが、メロンブックスのオンラインでは、有償特典付きがまだ購入できるみたいですので、気になる方は要チェックです!

弱キャラ友崎くん Lv.8.5 ドラマCD付き特装版 アクリルスタンドフィギュア付きメロンブックス限定版(小学館)の通販・購入はメロンブックス | 作品詳細
弱キャラ友崎くん Lv.8.5 ドラマCD付き特装版 アクリルスタンドフィギュア付きメロンブックス限定版はサークル名:の作品です。弱キャラ友崎くん Lv.8.5 ドラマCD付き特装版 アクリルスタンドフィギュア付きメロンブックス限定版の通販...

小説の内容と感想

公式あらすじ

公式HPのあらすじを紹介しておきます。

文化祭が閉幕した翌日。
2-2の面々は、打ち上げ兼クリスマスパーティを開催する。

各所で盛り上がるなか、友崎は、ふたりで話す日南と菊池さんの姿を見かける。
あいまいに誤魔化されるも、友崎はその内容がやけに気になって――。

NONAME誕生。みみみと菊池さんのカフェトーク。カラオケ会。友崎と出会う前のレナなど……。
年が更けていくなか綴られる、それぞれの人生。それぞれの選択。

引用:https://www.shogakukan.co.jp/books/09451840

というわけで、2学期終了くらいの時期の話から始まり、後はアラカルト的に各キャラクターに焦点を当てた作品になっています。

各話あらすじ

ここから下はネタバレ全開の紹介になります!
ネタバレが嫌な方はブラウザバック推奨です!ご注意ください。

感想だけ知りたい人は感想まで飛んでください。
また、ボーナストラックである「勇者友崎の冒険 VR体験版」は次の章で取り上げます。

ファースト・クリスマス

このお話は文化祭翌日の打ち上げ兼クリスマスパーティーのお話です。
タイトルのファーストは、友崎と菊池さんが付き合い始めて、初めてのクリスマスということです。

打ち上げと称して大宮のお好み焼き屋に集まる友崎達。
皆、思い思いに楽しんでいましたが、話題が自然と演劇の話になります。
演劇の結末に対して、「もう一人のヒロインと結ばれてほしかった」という声も聞こえてくるほどの議論に発展しますが、そんな中、原作者である菊池さんが口を開きます。

「あそこは…… 答えを出すのが大変でした」

菊池さんも悩んだ末に、「お話の中ではそうするべきなのかな、って思って……ああしたんです」とのことでした。
友崎と日南がモデルとなったキャラクターが結ばれる結末に対して、あえて2人が結ばれる結末にしたということです。
それを聞いて、モデルとなった日南は少し納得がいかないような相槌を返し、一方水沢は「あの結末は正しいかもしれない」という感想を漏らします。

その後、打ち上げも終了し、他の仲間と店外へ出る友崎と菊池さん。
しかし、カラオケに行くだなんだで盛り上がっていた他のメンバーに置いていかれ、友崎と菊池さんは本格的に2人きりになってしましました。
仕方なく2人で帰る途中、友崎は積もり始めた雪で小さな雪だるまを作ります

「い、一応、クリスマスプレゼント……?」

そう言って菊池さんに雪だるまを手渡します。
菊池さんはその雪だるまに小さな種で目をつけ、2人で記念撮影をします。

記念を残した2人は改めて帰路につきます。
その途中、菊池さんが口を開きます

「次は、いつ会えますか……?」

甘えるように言う菊池さんに圧倒された友崎は、冬休み中に2回、菊池さんと会う予定を立てます。
そのうちの1日は元日。
2人の初めての初詣の約束でした。

名もなき花

このお話は中学時代の日南のお話です。

中くらいの目標の消化に奮闘していた日南は、中学3年生になり、いよいよ追い込みを掛けていました。
日南が掲げた目標は3つ。

  • 定期テストで学年一位を維持する
  • バスケ部のエースになり、全国大会に導く
  • トップカーストグループの中心人物になる

そのうち、2つ目の目標のハードルを高くすることに決めました。

バスケ部で全国一位を取る

それが、更新された目標の一つでした。

しかし、全国大会の決勝で、日南たちは負けてしまい、全国二位の結果で終わりました。

悔しさを押し殺して参加した打ち上げの終盤。
レギュラーメンバーが一人ずつ挨拶をすることになりました。
「葵が居てくれたから頑張れた」「葵とバスケができて楽しかった」涙ながらににも発せられるメンバーの言葉に合わせて、日南も同様の言葉を紡ごうとしました。
しかし、彼女は言葉を進めていくうちに言葉に詰まり、『楽しかった』の一言を、終ぞ発することができませんでした

その日の夜、日南は『もう達成できない』という理由で、自らが定めた目標をデリートしました。

失意の日南を救ったのは、妹の遥でした。
遥に誘われるままにゲームを手に取る日南。
そのゲームこそがアタックファミリーズ、通称アタファミでした。

はじめは妹にすら勝てなかった日南でしたが、持ち前の分析力と努力でたちまち実力を上げていきます。
純粋な個人戦で競っていくアタファミは、非常に日南に合っていました。
オンライン対戦でも「Aoi」の名でレートを上げていきました。
そんなある日、ある対戦相手とマッチングします。

nanashi

日本最高レートを維持し続けている最強プレイヤーでした。
日南はnanashiに人泡吹かせるべく対戦に向かいます
勝てなくてもただで負けることはないという気持ちで向かった日南でしたが、その考えは圧倒的な強さにもろくも崩れ去ります
あまりの差に絶望すると同時に、日南は高揚します。

バスケでは、一人だけ圧倒的な努力を積み重ねた結果、周りとの温度差を感じるほどに孤独になってしまった日南。
しかし、アタファミの頂点にいるプレイヤーとなら、その孤独を共有できるのではないか、それが日南が感じた思いでした。

この日から日南に新たな目標が加わりました。

nanashiを超える

そして、この目標設立が「NO NAME」誕生の瞬間でもありました。

好きな人のカノジョ

このお話は七海が友崎と付き合い始めたばかりの菊池さんとお話するお話です。

たまと偶然立ち寄った喫茶店でバイトをする菊池さんと出会った七海。
バイト終わりの菊池さんを呼び止め、七海は2人で話を始めます

そこで、七海はぶっちゃけます。

「私……ちょっと前、ブレーンにさ。……好きって言ったんだよね」

菊池さんはその言葉に驚きながらも、納得します。
芯の強いところがある友崎を好きになってしまう気持ちがわかってしまったからです。

告白した自分のことを受けれてもらえた七海は更にぶっちゃけます。

「私さ。たぶんまだ、友崎のこと好きなんだよね」

友崎を諦めない、自分の気持ちに素直に行動する。
七海は菊池さんにそう宣言します。

「私はーーななみさんが友崎くんが好きだって気持ちを、尊重したいです」

自分の彼氏のことを諦めないと宣言された菊池さんの答えが、この言葉でした。

嘘と朝焼け

このお話はレナが高校生の頃のお話です。

容姿に恵まれたレナは度々参加するオフ会などで多くの男性に声を掛けられる程の美貌を持っていました。
高校でもいわゆるトップカーストに位置する集団にいましたが、ある日その状況が一変します。
たまたま遊びに誘われたグループ内に、構内トップカーストに君臨する女子の元カレが含まれていました。

それがきっかけで、レナは学校内でハブられるようになり、徐々に学校に行かなくなり、ついに辞めてしまします。

学校を辞めた後もレナは、頻繁にオフ会に参加します。
あるオフ会でたまたま知り合ったユーチューバー・ジミーに気に入られ、仲良く話をしていると、それを気に入らない他の女性参加者に文句をつけられます。
しかし、そんな嫌味を物ともせずに、レナはジミーとよろしい関係になります。
そして、自身のSNSを通じて、自分にイチャモンを付けてきた女性に、ジミーとの関係を匂わせる投稿をするのでした。

みんなのうた

このお話は文化祭打ち上げ後に友崎達がカラオケに行くお話です。

友崎のバイト先であるカラオケボックスに赴いた一同。
友崎はこの日、日南から課題を出されていました。
それが

全員と一緒に歌う

というものでした。

元々歌に対して得意意識のない友崎にとっては高いハードルです。
はじめは竹井が好きそうなアニソンを入れることで自然とデュエットに成功します。
その流れがきっかけで、複数人で歌う流れができました。
途中、振り付けまで完璧なチョコレイト・ディスコを歌う七海と日南というハードルが合ったものの、水沢、泉、中村とも歌うことに成功します。

ですが、どうしても七海だけは、自然とディエットに誘うのが難しく、いよいよ残り時間が少なくなってきてしまします。
そんな土壇場の友崎が取った秘策は、合唱曲である『旅立ちの日に』をみんなで歌うという策でした。

結果、友崎は見事、全員と一緒に歌うという課題を達成することができました。
しかし、後ほど日南から、「最後の歌だけで良かったわね」と言われ、途中の努力の無意味さに気づくことになりました。

炬燵の天使

このお話は、菊池さんが文化祭の打ち上げを回想するお話です。

年末炬燵でくつろいでいた菊池さんは、彼氏ができたことを弟にからかわれながらもまったりと過ごしていました。
その時ふと、炬燵の上に積んでいた文化祭の演劇の脚本が目に入ります。
そこからさらに、打ち上げのときに日南と直接話したときのことを思い出します。

菊池さんは打ち上げの会場で日南と2人きりで、演劇のヒロインについて話していました。
空っぽな女の子であるヒロインはそれを埋めるためにいろいろな努力をしている。そして、ヒロインがそうなってしまったのはヒロインが王家に生まれてしまったから。
この人物像は、菊池さんが日南の妹に取材したことで掴んだものでした。
そう口を滑らせてしまった菊池さんを、日南は温度のない視線で見つめます。

「そのことは、友崎くんも知ってるの?」

それに対して肯定を返す菊池さんに、日南は一言「そっか」とだけ返し、去っていきました。

日南との会話を思い出した菊池さんは、日南に話してしまったことの正否を考えてしまいます。
日南に踏み込んでしまった自分は、それに対する責任を取る覚悟があったの。そんなことを考えるようになってしまいます。

そんなモヤモヤとした気持ちのまま、テレビが年明けを伝えてきます。
それと同時に、スマートフォンが震えます。
そこには、友崎からの年明けメッセージが表示されていました。

その気持ちを代弁するかのように、庭の雪はすっかり溶けてなくなっていました。

小説の感想

あらすじ書きすぎですかね? 笑

いやでもあれなんですよ。
あらすじ多少書いておかないと、この感想だけだと読んでる皆さんがちんぷんかんぷんだと思うんですよ。
だから毎度、ちゃんとあらすじ書いてるんですよ!
というわけで、各話の感想をちょこっとずつまとめて書いていきます。

ファースト・クリスマス

この話は文化祭の打ち上げという体をなしていますが、演劇の内容の補足と、友崎&菊池さんの初々しさを書かれた作品ですね。
演劇の話自体がとても深いものであることは言わずもがななので、もういいでしょう。
ぶっちゃけちゃんと話書いたら、この演劇の脚本だけで1冊本が出せるのでは?
しかし、この話の一番の肝はそこではありません。

菊池さん萌!

です。

菊池さんが激可愛いです。
あまり感情を主張しないタイプである彼女が、「次は、いつ会えますか……?」「……どっちも、会いたいです」「……うん。嬉しいです」と感情を顕にします
このギャップ、マジ激萌え!です。
可愛いです。
もうこの子がメインヒロインでいいんじゃないかなって思うくらいです。
いや、多分メインヒロインです 笑
こんな彼女欲しいと思わずには居られない可愛さです!
まぁ、私が単純に菊池さん推しなだけかもしれませんが 笑

もちろん、このお話で水沢がちょっと本音を吐露した部分は、今後の伏線になるんだろうなぁという感じもしますので、そこも楽しみです。

名もなき花

このは日南の中学3年のお話でした。
中学の話は以前もちょっと出てきましたが、NO NAME生誕秘話というのが、今回のお話としてはしっくり来る位置づけだと思います。
何でも涼しい顔でこなしていそうな日南が、バスケの試合で負けてガチ泣きする姿は、このお話で一番印象的でした。
そして何より、勝てなければ楽しくないというストイックさがとても日南を表しているなと思いました。
そして、その唯一の理解者を求めてnanashiを追う決意をするという姿は、まるで片思いのようだとも思いました。
この思いが、もしかしたら今後の友崎との関係の伏線になるかもしれませんね。
このバックグラウンドが本編に生かされるのかはわかりませんが、この作者ならやってくれる気もします。
期待しすぎでしょうか? 笑
いや、でも信じています!なにせ、私が認めた作者なのだから! 笑

好きな人のカノジョ

このは結構読んでいて切なかったです。
七海は非常に可愛いので、報われてほしいヒロイン第一位なのですが、このお話で友崎を諦めないことを決意してしまいました。
正直な話、この子の思いが報われることはないと思っています。
ですので、また負けてしまうのだと思います。
立ち位置的には、もしかしたら今までの菊池さんの立ち位置と入れ替わるのかもしれませんね。
前巻で菊池さんとの関係に亀裂が出そうになっている友崎ですが、おそらく何でもかんでも日南に相談できるわけではないと思います。
その時の良き相談相手かつ理解者という立ち位置で、友崎を想う七海が活躍するのかもしれません。
今までは菊池さんが担ってた役割だと思います。
もちろん、アドバイスの種類は2人で違うと思いますが、いざというときいつでも力になってくれる理解者というのが、今後の七海なのかもしれません。
相変わらず悲しい未来が控えていそうヒロインですが、出番が減ることはなさそうなので安心という面もあり、複雑な気持ちです……

嘘と朝焼け

このは完全にレナという人物の紹介のような物語でしたね。
おそらく本編の次の巻で出番が増えるレナというキャラクターを理解させるためのお話だと思います。
この過去が、彼女の行動原理を説明してくれるのではないかと思いますので、それを楽しみにしたいと思います。

みんなのうた

このは完全に短編として独立した楽しめるお話でした。
おそらくこれは深読みの必要なく、純粋に楽しんで良いお話だったのではないでしょうか。
七海と日南のチョコレイト・ディスコは見てみたいですよね!
今回はイラストでしか描かれていませんが、是非アニメでみたいです!
って、流石にアニメはこの巻数まではできないですね…。。。。

炬燵の天使

この話も菊池さんを愛でるためのお話です 笑
いや、菊池さんと日南の関係性を表すためのお話なのかもしれません。
あるいは今後、菊池さんが友崎と決別するときの伏線のような気も足ます。
というのも、この話で菊池さんは日南に踏み込む覚悟について考えています。
今後もし、本当に踏むこむことを知られたとき、菊池さんが踏み出せず、しかし友崎が迷わず踏み出したら、それは決定的だと思います。
菊池さんが友崎の日南に対する覚悟に気づいてしまうきっかけにもなりかねないと思います。
……って、深く考えすぎですかね?
単純に、こたつに入ってる菊池さん可愛いーって思っておきましょうか 笑

ドラマCDの内容と感想

ドラマCDあらすじ

お話自体は、友崎達がVRゲームの体験版を遊ぶというものです。

水沢が手に入れてきたVRゲームにログインした友崎、七海、菊池さん、竹井、たま、優鈴、水沢、日南
VRRPGに専用ヘットギアでログインします。

ログインすると、友崎は自身が勇者になっていることに気が付きます。
シーフとして仲間になった七海と、ナビゲータ役の菊池さんを引き連れて、スライム(竹井)を倒したり、水沢が用意した宿に泊まったり、兵士(竹井)を倒したりして進みます。

しかし、水沢が管理する村の違和感を察知し、村人に追われているたまや優鈴を仲間に加え、水沢の謎に迫ります。
その結果、水沢が魔王の指示で村をコントロールしていることがわかりました。

水沢、ひいては魔王を止めるべく、敵地に乗り込んだ友崎達。
無駄な争いを避けるために友崎たちは水沢を説得します。
水沢の説得には成功しましたが、ここで最大の黒幕・魔王日南葵が出現します。

異常に強そうなオーラを放つ日南。
敗北も覚悟し、いざ挑もうと意気込んだ友崎たちに、ナビゲータである菊池さんが言います

「これは体験版なのでーー魔塔の強さは私達でも余裕で倒せるくらいに設定されているとのことです!」

こうして、勇者一行による魔王へのいじめが開始されました。

そして友崎たちは、無事体験場を終えたのでした。

ドラマCD感想

このCD、最高すぎるwwwwww

このお話は、かなり作者は遊んでいると思います。
所々にオマージュがあると言いますか……

だって、ヘッドギアを使ったVRゲームと言ったら、皆さん何を想像しますか?
私は、迷わず「SAO(電撃文庫)」を想像しました 笑

ですが、ゲームでアホなことをやっている雰囲気があります。
これは「ゲーマーズ!(富士見ファンタジア文庫)」を想像しました 笑

あとですね、ゲームの話の中で『魔族と人間で住む場所を平等に分け、魔族は人間を家畜として育てて食べる』というくだりがあります。
これは完全に「約束のネバーランド(週刊少年ジャンプ)」の設定だと思います 笑

どれもこれも友崎くん本編では出せないほどはっちゃけぶりだと思います。

それにですね、一番着目していただきたいのはキャストなんですよ。!
こちらを御覧ください。

キャスト一覧

おわかりいただけますか?
そうです。

茅野愛衣さん降臨!

です。

本ブログを読んでくださっている方はおわかりだと思いますが、私は茅野さんが大好きです。
ちなみに、過去記事で述べているように、友崎くんのヒロインの中では菊池さんが一番好きです。
そう、大好きな声優さんが、大好きなキャラクターの声を当てているのです!
もう最高!
屋久ユウキわかってる!
というか、むしろ作者は本ブログを読んで、私のためにこのキャスティングをしたのではないかと想うくらいです!
そうでなかったとしたら、屋久ユウキ氏と私の感性はとても合っていると思います。
いい酒が飲めそうです。
本当にこのキャスティングを見たときは、冴えカノで詩羽が茅野さんだったときレベルの感動を覚えました!

というか、真面目な話、このキャストを決めるときは茅野さんから決まったんじゃないかと疑いたくなったんですよ。
ドラマCDのスタッフに記載されているのですがキャスティング協力が大沢事務所になっています。
この大沢事務所というのは、茅野さんが所属している事務所です。
キャスティング協力している会社の声優さんが参加していることは当たり前だと思うと思いますが、そこがちょっと気になる点です。
なぜなら、今回のキャストで大沢事務所の声優は茅野さんしかいないのです!
いや、もちろん、大沢事務所にキャスティング協力を要請したから、茅野さんが参戦したのか、茅野さんに声をかけるのをきっかけに大沢事務所にお願いしたのかはわかりません。
わかりませんが、

でも、そんなの関係ねぇ!

難しいことはいいんです!茅野さんがいるなら!

あと、感想冒頭でSAOとゲーマーズ!の話を出しましたが、もしかしたら作者はキャストを意識してこのドラマCDの話を考えたのではないかと思います。
なぜなら、最新のSAOアニメのアリシゼーション編でメインキャストに入っている茅野さんと島崎信長さんがいますし、ゲーマーズ!のメインヒロインのキャストである金元寿子さんもいます。
これは意識していたのではないか?と思わずにはいられません。
ここで挙げた作品は完全に私の妄想ですが、これが本当に当たっているとしたら、屋久ユウキ氏と私の好みは一致しすぎてて怖いです 笑
お前は俺か? 笑

あと、個人的に良かったなと思ったのは七海でした。
声優の長谷川育美さんの声がとても七海に合っていました
元気声はまさに七海っぽい感じで、とても聞きやすい声でした。
演技も、元気いっぱいなテンションはまさに七海でしたし、だからといってキンキン声ではなく、聞いてて心地よかったです。
今までチェックしたことのない声優さんだったので、これを機にチェックしていきたいと思います!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回、この記事書くのすごく難しかったです。
どう考えても長くなりすぎるんですよね。
「弱キャラ友崎くん」はキャラクターの心情が動くことが多い作品ですが、動きが多い作品ではありません。
なので、キャラクターの動きに着目したあらすじを書くと、意外とボリュームは少なくなります。
本編のように1冊で1つの話なら、それでもそれなりのボリュームになるから良いのですが、短編の1話をキャラクターの動きだけであらすじを書くと極端に短くなってしまいます。
実際、「炬燵と天使」なんて、菊池さん動きませんからね。
弟にからかわれて、脚本に手を伸ばして、回想して、携帯でろもざきからのメッセージを見ただけですからね。

だからといって、キャラクターの心情の動きも含めてあらすじを書こうとすると、いい感じに短縮する事ができず、この記事のように長くなってしまうという……
ここは悩んだんですけど、作品の良さを伝えるならもったいぶっちゃいけねぇ!と思って全部書きました!
流石に疲れたよ(´Д`)ハァ…

ですが、今回は茅野さんがキャスト参加されることになったなど、このブログで取り上げざるを得ない要素が満載過ぎたので頑張りました。

言うか、ここまで私の趣味にドストライクだと、もう屋久ユウキに一生ついていくしかないわ!って思います。

今後も期待&応援してますよ、屋久ユウキ氏!

それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

コメント

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