「弱キャラ友崎くんLv.8」感想 深まる人間関係と広がる人間関係に目が離せない!

サブカル
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『夢』だからこそ——そこへ向かう過程は、現実的じゃないといけないんだよ

どうも、タナシンです(・∀・)ノ

今回ご紹介するのはこちら!

弱キャラ友崎くんLv.8

です。

アニメ化も決定した「弱キャラ友崎くん」の最新刊・第8巻が発売されました。
遅ればせながら私も読み切りましたので、感想をお伝えできればと思います!

ちなみに、「弱キャラ友崎くん」の作品概要や、7巻までの内容は以下の記事で紹介しておりますので、よろしければお読みくださいm(_ _)m

ちなみに、前巻の感想で「アニメ化してもおかしくない」という発言をした私ですが、案の定アニメ化したのでしたり顔です 笑


追記

8.5巻の感想記事も書きました。
よろしければお読みくださいm(_ _)m


前巻までのあらすじ

詳細は前巻の感想記事を読んでいただきたいのですが、ここでは8巻に関連する内容だけ端的に書きます。

文化祭を通して友崎は、紆余曲折ありながらも菊池さんに告白し、晴れて恋人同士になりました。
その一方で、友崎に振られてしまった七海。

そんな形で、傷ついた人も成長した人もいましたが、友崎は日南定めた中くらいの目標である「3年生になるまでに恋人を作る」を冬休み前に達成することに成功しました。

8巻の内容

公式あらすじ

公式のあらすじは皆さん見ても大丈夫だと思いますので、ちょっと出してしまいますね。

新章開幕!!
文化祭が終わり、冬休みが明けて。
人生攻略に大きな区切りをつけた俺の目の前に、新たな難題が立ちふさがっていた。

――進路調査票。
将来なにをして、どう生きるのか。
そんな、ある意味「人生を決める」問題が、明確な期限をもって迫ってくる。

もちろん日南の課題も継続中だ。
「日南と同じくらいのリア充になる」ため、新学期も俺は課題をこなしつつ、自分の本当にやりたいことを追求していく。

アタファミのオフ会、たまちゃん宅への訪問、そして菊池さんとの新しい関係……。
新しい日々は、新しい出会いを連れてきて――?

大人気人生攻略ラブコメ、新章開幕の第8弾!

引用: https://www.shogakukan.co.jp/books/09451815

これから下は詳細な内容になりますので、盛大なネタバレになります。
ご了承いただける方のみお読みくださいm(_ _)m

詳細内容

ここからは詳細内容の紹介になります。
ちなみに、これから下の分け方は目次に沿っているわけではなく、私の感覚で物語を分けていますので、予めご了承ください。

新たな目標

「彼女を作る」という1つ目の中くらいの目標を達成した友崎
冬休み中は一歩進んだリア充として、菊池さんとイチャイチャしながら過ごしていました。

そんな幸せ絶頂中の友崎に、日南から新たな目標が与えられます。
それは

「自分を中心とした4人以上のグループを作ること」

彼女を作るという男女関係におけるリア充になれた友崎は、その一歩先のリア充になるべく、男女関係なくコミュニティに属せる力をつけることを目指します。
そのための小さな目標として、「友崎が幹事となって、4人以上で遊びに行くこと」という課題が与えられました。

新たなコミュニティ~アタファミオフ会への参加~

課題とは別に、友崎は日南を誘い、アタファミのオフ会に参加します。

そこでは、日南以外では初めてリアルで出会う、アタファミガチ勢たちでした。
幹事のハリー女性プレイヤーのレナを筆頭に複数のプレイヤーと知り合ったり、格好良いといじられたり、ちょっとしたトーナメント戦で優勝したりと、すっかりもてはやされた友崎。
調子に乗るほどではないものの、少しずつ自分への自信を高めていきます。

このオフ会中に、友崎はTwitterアカウントを作ることになり、オフ会メンバーとのオンライン交流を深めていきます。
途中、Twitter上でレナに本名をつぶやかれてしまうというトラブルはあるものの、つつがなく人間関係を構築していきました。

進路

そんなこんなで2年3学期が進む中、進路調査票が配られました。
将来について、なんとなく進学するということしか考えていなかった友崎は、そんな自分に不安を覚え、周りの人間に進路を聞いて回ります。

進路を聞く一環で、たま(夏林花火)の実家である洋菓子店へ七海と竹井を連れ立って行くことになりました。
この企画により、友崎は「自分企画で4人以上で遊びに行く」を実行し、課題を達成しました。

たまだけでなく、何人かに進路について聞き周った結果、進学するにしても「自分が本当にしたいこと」をしっかり考えて納得した上で行きたいと思うようになりました。
しかし、それと同時に「自分が何をしたいのか?」という疑問が頭の中につきまとうことになりました。

そんなことを考えている最中、友崎はハリーに誘われ、再度日南とオフ会に参加することになりました。
そこで、プロゲーマーである足軽と出会いました。
友崎は足軽に「プロゲーマーとは何か」を問い、それを知るために足軽とアタファミで対戦をします。
全国一位である友崎ですが、僅差で足軽に負けてしまいます
それは、罰ゲームを課せられたりすることで「絶対にこの勝負に勝たなければならない」というプレッシャーによるものでした。

そういう中で行きていくのがプロゲーマーであることを身をもって知った友崎が感じたのは、大きな興奮でした。
同時に、「ゲームをやって生きていけるなんて夢のような目標」のために、一つずつ現実的に進んでいく必要があることを知りました。

亀裂

プロゲーマーという目標ができ、それを周りに公言しつつも、親しい友人と交流を深めていく友崎。
しかし、複数のコミュニティでの活動が増えるに連れ、菊池さんとの時間が噛み合わないタイミングが出るようになってきました。

そして、極めつけはスマホでのレナとのやり取りを、菊池さんに見られたことでした。

先日友崎がレナと電話した際、レナから「えっちしたことある?」と聞かれました。
その際、友崎は軽くあしらったのですが、レナがLINEでそれについて「こないだは急にえっちな話しちゃってごめんね~」という連絡をしてきました。
その画面を見てしまった菊池さんは、友崎の前から走り去ってしまいました

友崎と菊池さんの関係における、最大の危機の始まりでした。

感想及び考察

ぶっちゃけ、完全に作者にしてやられました!

正直、私はこの作者のことを舐めていました。
前巻で菊池さんと恋人になった友崎ですが、これで物語は一段落し、ちょっとダレるというか、消化試合になるというか、なんとなくラブコメに振れるというか、そんな感じになると思っていました。

ですが、本巻は初っ端からその上を行きました。

日南から新たな課題を与えられた友崎ですが、その話が秀逸でした。
彼女が出来ればリア充の仲間入りという見方があると思います。
そのため、当初に定めた目標を達成したように感じます。
しかし、日南は予め彼女を作ることは中くらいの目標と定めていました。
というのも、真の目標は

日南レベルのリア充になること

だったからです。

8巻まで続いてきて、この目標をぶらさず、ここで再認識させてきたのは本当にすごいと思います。
というのも、正直初めてこの作品を読んだときから、「なんだかんだ言って、この中くらいの目標の途中で日南が友崎とくっついて、終わるんじゃないの?」と思っていたからです。
まぁ、その予想も前巻で完全に覆されてしまったのですが。 笑

この時点で、この作者の思考が完全に私の想像以上であることを理解していたにもかかわらず、凝りもせず変な予想をし、見事に外したわけです。
ですが、これは嬉しい予想外です!

この作者の上手いところは、一見収束しそうなカップル成立という結果を出したにもかかわらず、ここから更に話を広げているところです。
恋人との関係という深めるべき関係と、友人との関係を進めるという広げるべき関係、その両方に話を広げています。
しかも、本巻はそのどちらのテーマにもちゃんと同レベルで触れており、どちらかが蔑ろにされているということがありません
正直、どこまで計算して書かれているのかわかりませんが、作者は相当先まで物語を考えて構成を作っていると思います。
そうでなかったら、マジでただの天才です。

ちなみに、この作者の上手いところをもう一つ挙げると、キャラ作りだと思います。
この作品のキャラクターは、正直ものすごく濃いキャラってあまりいません
ですが、各々にちゃんと個性があって、差別化されていますので、印象に残り、誰が誰だかわからなくなることがないです。
登場人物が多いラノベや ハーレム系のラノベではよくあるのですが、似たような性格のキャラが出てきてたまに混ざったり、個性を出そうとしてキャラがぶっ飛びすぎてて感情移入できなくなったりします。
ですが、この作品のキャラクターは、高校生という点でも等身大であり、かつしっかり個性ができています
ここが素晴らしいところであり、私がこの作品を好きな点の1つです。

そういった意味で、本巻はちょっとしたキャラチェンジが出たと思います。
そう、菊池さんです。
今まで、清楚系寡黙美少女だった彼女。
友崎の相談にもちょくちょくのっていて、一見、高校生離れをしたような落ち着きを持ったキャラでした。
しかし、本巻では友崎の行動に一喜一憂し、気を揉み、とても人間味のある部分が出てきました。
少し高校生離れしていた彼女が、等身大の女子高生になってきたのです。
この非常に自然なキャラクターの性格の機微を描けるのは、この作者のすごいところだと思います。

長くなってきたので、感想をまとめます。
本巻は友崎の新たな戦いが始まるお話です。
区切りがついたように見えて、実は始まりでしたというとんでもないどんでん返しです。
友崎の周りに焦点が当たっているため、日南の存在感が希薄ですが、それでも非常に面白いお話になっています。

ぜひ読んでください!

ちなみに、前巻で褒めちぎった七海についてですが、そのいい子っぷりは本巻でも炸裂しています。
誰か、この子を速やかに幸せにしてあげてください!いや、むしろ俺がする!
と言いたくなるくらい良い女の子です。
私は七海の幸せを切に願っています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

個人的にはここまで巻数を重ねて、面白さが下がらない青春ラブコメは冴えカノ以来だと思っています。
作者にはぜひこれからもこの調子で頑張っていただきたいと思います。

頑張れ、屋久ユウキ!

ちなみに、本巻もアニメショップで特典が付きます。
私は前巻に引き続きメロンブックスで購入しました。
ブックカバーが欲しかったんです。
ショートストーリー付きのイラストカードもありましたしね。
表紙と特典は以下になります。

七海可愛いよ、七海!

まだまだ目が離せない「弱キャラ友崎くん」ですが、アニメ化も決まり、これからどんどん人気が高まってくると思います。
今から要チェックの作品ですよ!

それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

コメント

  1. […] 「弱キャラ友崎くんLv.8」感想 深まる人間関係と広がる人間関係に目が離せない!『夢』だからこそ——そこへ向かう過程は、現実的じゃないといけないんだよ今回ご紹介するのはこち […]