「元カノだ」
どうも、タナシンです(・∀・)ノ
今回ご紹介するのはこちら!
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 第11巻
3学期最初の特別試験を終えた清隆たち。
今回は学年を跨いでのイベント『交流合宿』のお話になります。
清隆が他のクラス・学年の生徒と絡んでいきます。
それではいってみましょう!
ちなみに、前巻のご紹介は以下の記事でしておりますので、気になる方はお読みください。
店舗特典
毎巻恒例ですが、今回も店舗特典が充実しております。
詳細は公式HPを参照いただければと思います。
今回私はゲーマーズととらのあなで購入しましたので、どちらも紹介していきます。
ゲーマーズ
ゲーマーズの特典は、森下藍視点のSSブックレットです。
ゲーマーズは前回も森下藍だったので、もしかして好きな人がいるんですかね? 笑
更にゲーマーズでは有償特典があります。
それがこちらのA3クリアポスター2枚セットです。
1枚目は今回の内容に即した鈴音の特訓シーンですね。
鈴音と清隆が対峙している場面は珍しいですね。
ゲーマーズでは通販でもまだ在庫があるみたいなので、まだ購入できていない方はチェックしてみてください。
とらのあな
とらのあなの特典は茶柱佐枝視点のSSリーフレットです。
更にとらのあなでも有償特典があります。
それがこちらの森下藍の特製パスケースです。
とらのあなのパスケースはすでに恒例ですね。
以上、特典でした。
前巻までのあらすじ
今巻は前巻の話として少し関連がありますので、簡単に説明します。
2年3学期に入り、清隆たちは早速特別試験に挑むことになります。
それが『生存と脱落の特別試験』です。
試験中、問題に一定数不正解すると脱落者となり、最下位のクラスはその脱落者の中から一人だけ、退学させる生徒を選ばなければならないというルールでした。
清隆たち掘北クラスは、可能な限りの下準備と根回しをして試験に臨みます。
可もなく不可もなく進めていた堀北クラスでしたが、裏では龍園クラスと一之瀬クラスが手を組み、Aクラスである坂柳クラスを貶める作戦を進めていました。
結果、坂柳クラスの橋本の裏切りもあり、坂柳クラスは最下位になります。
再開になった結果、坂柳クラスは一人退学者を出さなければならず、有栖を最も身近で支えていた神室真澄が退学することになりました。
短いですが、以上が前巻の内容です。
11巻のあらすじ
ここからはガッツリネタバレしますので、ネタバレが嫌な方はブラウザバック推奨です。
気をつけてください!
第11巻公式あらすじ
私は裏切……いえ、橋本正義のことがちょっぴり気になるお年頃でして。恋?
3年生がリーダーを務め、1,2年生クラス混合のグループで挑む合宿『交流会』が発表された。ただ今年の合宿は退学ペナルティもクラスポイントの増減も一切ない、他学年との交流がメインの緩いイベント。綾小路は鬼龍院リーダーの下、橋本、森下、山村、椎名等と同じグループとなり、押し花作り、トランプ、アーチェリーなど体験学習ゲームに参加する。
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一方、勝利が求められない交流会の緩さを利用して、堀北は天沢とのリベンチマッチを計画。綾小路に対しアドバイスを求める。
「あ? 俺は真面目に相談してるぜ? 必死に助かる方法を探ってるんだよ」
綾小路に急接近する橋本の他、学年末に向け各クラスも動き出して――!
というわけで、今回はゆるい交流会のお話です。
詳細内容
ここからは具体的な詳細内容になります。
ネタバレOKの方のみ、以下をクリックして内容をお読みください。
2月のある日。
清隆は二者面談に臨みます。
と言っても、清隆からは「親の意向に従う」という意志を伝えるのみでした。
ただ、現時点で進学か就職かも定まっていない状態です。
それでも「どの大学だろうと合格はできる」という清隆の言を担任の茶柱佐枝は信じました。
しかし、清隆が気になったのはそんなことより、「4月にある三者面談では、代理ではなく、清隆の親が直接出向いてくる」ということでした。
更に、「クラスの三者面談の予定が少しでも変更があったら連絡をするように」清隆の親は佐枝に伝えていました。
これは、清隆の面談予定の変更だけでなく、クラスの誰かしらの予定が変更された連絡することという意味でした。
二者面談後。
清隆は自室の前で待ち伏せいしていたAクラスの橋本正義に会います。
橋本は清隆をAクラスに引き入れたいために、先の特別試験でAクラスを裏切っていたこともあり、自身の立場を伝えに清隆のもとへ訪れました。
清隆たちは一通りの話を終えたところ、ちょうどよい時間ということもありコンビニに出かけます。
すると、エレベータで待ち伏せしていたAクラスの森下藍、コンビニで出会った山村美紀とも合流し、4人で買い物することになりました。
買い物中、3年生の鬼龍院楓花とも顔を合わせることとなりました。
木曜日。
清隆たちは学校が企画した交流合宿に赴きます。
交流合宿は1,2,3年生混合のグループを形成し、グループで協力して体験学習ゲームをこなしていくというものです。
3年生からは20人のみ参加し、その20人が各グループのリーダとなります。
つまり全部で20グループとなり、各グループに1,2年生が振り分けられます。
1,2年生は1グループあたり各クラス1~3名が割り振られるようになっており、16人程度のグループとなります。
今回は合宿と言っても特別試験ではなく、交流会という位置づけのため、退学者が出るような仕様になっていません。
しかし、報酬はグループ順位に応じて以下のように定められています。
グループの順位は3日間で行われる体験学習ゲームのグループ総当たり戦での勝利数で決まります。
体験学習ゲームの概要は以下のようになっています。
清隆は楓花がリーダーを担うチームに割り当てられました。
チームメンバーは以下の通り。
合宿初日のゲーム開始1時間前。
清隆は生徒会長の南雲雅に呼びされました。
雅は清隆に最後の勝負を申し込んできました。
しかし、直接対決が叶う仕組みでない以上、1種の賭けになりました。
それは、『清隆が全19試合に参加し、17勝できれば清隆の勝ち』というものでした。
清隆はその勝負を受けることにしました。
清隆は南雲との賭けを正義にだけ伝え、試合に臨みます。
押し花造りで始まった試合は、陶芸、卓球×2、アクセサリー作りと続きます。
清隆は初めての経験があったものの、無事に5連勝します。
その貢献もあり、チームも5連勝しました。
合宿初日の夜。
清隆は堀北鈴音に声を掛けられます。
鈴音は清隆にお願いがあるとのことでした。
それは、1年生の天沢一夏にリベンジしたいというものでした。
そのために、鈴音の強さを清隆に判断してもらいたいというものでした。
それに対して清隆は条件を付けることによって、鈴音に稽古を付けることを約束しました。
その条件は「天沢の承諾を先に得ること」「勝負は合宿最終日の朝にすること」「勝負は伊吹澪と組んで2対1で実施すること」の3つでした。
最後の一つについては鈴音も澪も渋っていましたが、最終的に合意し、勝負と特訓の約束を取り付けました。
合宿2日目。
朝の鈴音たちの特訓を終え、試合に望む清隆。
彫刻体験に始まり、トランプ、チョークアート、パターゴルフ、パッチワーク、アーチェリー、ガラス細工と続きます。
清隆はトランプとパッチワークで負けてしまったものの、2敗を保ち、グループとしては9勝3敗と悪くない結果でした。
合宿3日目。
将棋から始まった試合は順調に進みます。
途中、アーチェリーでは一夏との直接対決でかなりハイレベルの攻防を繰り広げることになったものの、清隆としては危なげなく勝ち切りました。
結果、清隆は個人で17勝2敗。
チームでも15勝4敗で4位という好成績を残しました。
そして、雅との賭けも無事に勝つことができました。
合宿4日目。
帰るだけとなったこの日の朝。
鈴音たちは一夏と勝負をします。
結果としては、2対1でも鈴音たちが一夏に勝つことはできませんでした。
そして、つかの間の合宿が終了しました。
以上が、本巻の内容です。
感想及び考察
どうなるんや……
今回、お話としては中休みな内容だったと思います。
個人的には、中途半端になっていた雅との確執を精算することが主な内容だったのではないかと思っています。
雅にとっては不本意な決着の付け方だったかもしれませんが、個人的にはこの決着の付け方で良かったと思っています。
というのも、作中で雅自身が語っていますが、雅は堀北学や清隆のような超人の領域に至れていない人間です。
有能ではあるものの、個人としての能力が超越したものではないという点で。
そんな彼が一つ区切りを付けるための通過儀礼が、今回の勝負だったのかなと思います。
それはさておき。
今後の物語はどうなるんでしょうね?
詳細内容ではあえて書かなかったのですが、今回坂柳有栖と龍園翔の間である賭けが決まりました。
その賭けが最終的に履行されるかわかりませんが、進んでしまうとパワーバランスが致命的に傾きます。
そうなるとおそらく清隆も立ち位置を変える必要が出てくると思います。
それすらも清隆のシナリオの一つなのかわかりませんが、そうでなかった場合、清隆はどう振る舞うのか、その結果、周りはどう変わっていくのかがだいぶ読めなくなってきました。
特に、今後は他のクラスのメンバーとの絡みが増えていくことが予想されますし、おそらく1年生も少し絡んでくるのではないかと思っています。
3年生を目の前に、学校全体を巻き込んだ動きがありそうですね。
同学年においても、有栖の周りの人間がどう動くのか、清隆はどのように人を動かしていくのか、ますます目が話せません。
今のところ、清隆の思ったとおりに動いているような感じはしますが、それもどこを目指しているのか、今後が楽しみなところです。
というわけで、今回は物語としての動きが大きかったわけでなはいですが、状況のカオスっぷりは増したような気がします。
ますます今後の物語が気になりますね!
以上、感想でした!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回も感想が遅くなってしまい申し訳ございません。
書き始めたのは発売直後だったのですが、その後いろいろと忙しく、この時期までずれ込んでしまいました。
まだ、次の巻が発売されてから書くような状況になっていないことだけが唯一の救いですね。
他の作品は全然手が追いついていないので……
そんな感じで、少し筆が遅いかもしれませんが、引き続きレビューしていきますのでお付き合いいただけますと幸いです!
それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
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