どうも、タナシンです(・∀・)ノ
今回ご紹介するのはこちら
Anker Soundcore Life P3
先日発売された完全ワイヤレスイヤホンの「Soundcore Life P3」。
もともと充電器などを主に開発・販売してきたメーカー・Ankerから出た最新作です。
Ankerは格安で良質な電源を開発することで、ガジェッターには有名なメーカーです。
ですが最近はワイヤレスイヤホンやスピーカーといった音響機器を開発するようになりました。
さらにその音響機器のコスパが高いということで、人気を高めています。
そんな新進気鋭ブランドであるAnkerの最新作がどの程度の実力を持っているのか。
にわかの私がレビューしていきます!
それではいってみましょう!
スペック
すでに何番煎じになっているかわからないレビュー記事だと思いますので、かる~く紹介します。
まずはカタログスペックです。
一部抜粋にしてます。
サイズ | 5.29 x 6.09 x 3.1cm |
重さ | 約60g (充電ケース含む) / 約5.2g (イヤホン本体 片耳) |
防水規格 | IPX5 |
通信規格 | Bluetooth 5.0 |
再生可能時間 | ・通常モード:最大7時間 (イヤホン本体のみ) / 最大35時間 (充電ケース使用時) ・ノイズキャンセリングモード:最大6時間 (イヤホン本体のみ) / 最大30時間 (充電ケース使用時) ・外音取り込みモード:最大6時間 (イヤホン本体のみ) / 最大30時間 (充電ケース使用時) |
充電時間 | 約3時間 (充電ケース *USBケーブル使用時) / 約3時間 (充電ケース *ワイヤレス充電器使用時) |
充電端子 | USB Type-C |
対応コーデック | SBC / AAC |
パッケージ内容 | Soundcore Life P3、充電ケース、イヤーチップ(XS / S / M / L / XL※開封時の商品にはMサイズが取り付けてあります)、USB-C & USB-A ケーブル、クイックスタートガイド、安全マニュアル、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) 、カスタマーサポート |
サイズ感などは後ほど写真でお伝えするとして、スペックで私が着目した点をちょっとご紹介します。
おそらく誰もが着目するのが『ノイズキャンセリングモード』でしょう。
今までは一部の高級ワイヤレスイヤホンにしか搭載されなかったノイキャンですが、今回本製品では1万円未満という超格安にも関わらずノイキャンが搭載されています!
今までであったら、どんなに安くても1万円後半くらいでした。
とはいえ、Ankerは1年ほど前に1万3千円という格安でノイキャン付きの完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を発売しています。
ですので、Ankerとしては順当な進化なのだと思います。
私は今までいくつかの完全ワイヤレスイヤホンは使ったことがありますが、さすがに1万円以上を出す気にはなれず、ノイキャンを試したことはありませんでした。
なので今回は1万円未満でノイキャンを試せる!ということで速攻購入を決めました!
……すみません、ちょっと嘘です 笑
本製品はカラーバリーエーションが豊富で、ブラックが8,990円それ以外のオフホワイト・ネイビー・コーラルレッド・ライトブルーが9,990円という価格構成です。
ブラックだと面白みがないと思い、ライトブルーを購入しようと思ったのですが、そうなるときっちり1万円くらいです。
しかし、私が今まで購入した完全ワイヤレスイヤホンで一番高いのがヤマハ「TW-E3A(A)」の8,000円弱でした。
もちろん「TW-E3A(A)」はノイキャンがないので、その機能分上乗せされると考えれば9,990円は妥当です。
ですが、音楽機器メーカーとして老舗のヤマハの音に慣れた耳がAnkerに納得できるのか……?という不安もありました。
しかしそんな私に朗報が!
なんと、Amazonでは数量限定で「Soundcore Life P3」が20%OFFになっているのです!
コレは買うしかないですよね!
ちなみに、まだ購入できそうです。
というわけで、ノイキャンを従来の完全ワイヤレスイヤホンと同等の金額で試せる!という点が気に入り、購入に踏み切ったわけです。
その他にも、以下の理由もあり、買わない理由がなかったというのが本音です。
- 同じく高級イヤホンにしか搭載されていなかった外音取り込み機能が搭載されている
- 充電がUSB-Cと無線充電の両方に対応している
- 再生機能がノイキャンONでも6時間と長い
これが本当なら、欲しい機能はすべて搭載されていると言っても過言ではありません!
1つ注意点をお伝えするなら、対応コーデックにaptXがないことです。
主にAndoroidで利用されているコーデックのようですが、『Andoroid端末で高音質で聞くためにaptXを利用している』という人のニーズは満たせないです。
ただ、最近はaptX対応イヤホンは減りつつあるらしいので、あまり問題ないかもしれませんが、気になる方は注意です。
あと、気にされる可能性がある点としては、操作の仕方がタッチ操作という点です。
タッチ操作というのは、物理ボタンを使わずに、イヤホン本体の所定の場所をタップすると操作ができるというものです。
私は物理ボタン派なのでちょっとここは気になった点なのですが、物は試し!という気持ちで押し通しました 笑
スペックについては以上です!
外観
ここからは実際に私が購入した本製品をご紹介していきます!
私が購入したのはライトブルーです。
パッケージはこちら
パッケージの写真の製品絵自体がライトブルーですね。
色ごとにパッケージを変えているとしたら、とても気を使っているパッケージだと思います。
中を開けると以下のような感じです。
中央上部に鎮座している本体はとても可愛らしいですね。
本体が気になるところですが、まずは付属品を確認しましょう。
内容物をすべて出すと以下のようになっています。
左下の箱に含まれているのが、充電用のUSB-Cケーブルとイヤピースです。
充電ケーブルはUSB-A to USB-Cですね。
イヤピースのサイズは4種類+もともと本体についているものの計5種類があります。
これだけ種類があれば、自分に合うイヤピースが絶対見つかりますね!
また細かいですが、充電ケーブルをまとめているバンドにブランドロゴが書かれているところにこだわりを感じますね。
新進気鋭ブランドであるため、アピールをしっかりされている印象です。
そして、説明書や保証書などが以下のように付属していました。
実際のイヤホンの使い方などが、以下のように記載されています。
イラストでわかりやすく描かれていますね。
説明は日本語もありますので、安心です。
とはいえ、本製品は利用する際にスマホアプリを利用できるため、使い方はそこで確認することもできます。
ではいよいよ本体を見ていきましょう。
外観は以下。
手前の三点リーダのようになっているところが、充電量を示すインジケータになっています。
地味にこのメータは良い点です!
私が今まで使っていた「TW-E3A(A)」にはこのようなインジケータがついておらず、電池残量がわかりませんでした。
そのため、感覚で充電するタイミングを測っていたので、この機能はぜひ欲しいものでした。
そして、裏側はUSB-C端子がむき出しになっているタイプです。
端子部分にはカバーなどがないので、そこは注意ですね。
私は気にしませんでしたが……
それではケースを開けてみましょう。
以下のようにイヤホンがセットされています。
ケース中央下部に丸いボタンがあるのが見えると思います。
これはペアリング用ボタンのようです。
ケースに入れたままペアリングするタイプのようです。
イヤホン本体は、パッと見た感じだと結構高級感があるように見えます。
取り出して見てみると以下のようになっています。
カナル型イヤホンで、AppleのAir Podsのようにアンテナが生えています。
私は今までアンテナが生えていないような形式のイヤホンしか使ったことがなかったので、この形を装着するのも今回1つのチャレンジでした……
付け心地は後ほど。
ただ、いずれにしろ本製品は見た目は安っぽくなく、しっかりした作りになっています。
イヤピース自体も若干青いような気がして、統一感も良しです。
外観は文句なしですね。
ちなみに、操作の際はイヤホン本体のロゴ部分をタップします。
ここでちょっとケースの比較をしてみたいと思います。
比較対象は私の手元にある「TW-E3A(A)」です。
「TW-E3A(A)」と並べて置くと以下のような感じです。
縦方向だけ見れば、「Soundcore Life P3」のほうが大きいですね。
まぁ、イヤホンの形状がアンテナありのものなので、致し方ないですね。
一方横方向は、若干「Soundcore Life P3」のほうが小さいです。
高さのほうがどうかというと、以下のような感じです。
高さは圧倒的に「Soundcore Life P3」のほうが小さいですね。
いずれにしろ、総合的な体積は「Soundcore Life P3」のほうが大きいような気がしますが、ケース含めたときの動作時間が「Soundcore Life P3」のほうが10時間以上長いので、その影響だと思います。
重さを比較すると以下のような感じです。
「Soundcore Life P3」は公称の60gより若干重く出ていますが、差としては10gくらいです。
大きさと稼働時間の差の割には、重さの差はそんなにないですね。
持ち運びで重いと感じることはなさそうです。
ちなみに、イヤホン本体は「Soundcore Life P3」が5g強で「TW-E3A(A)」が6gくらいなので、実は「Soundcore Life P3」のほうが軽いです。
これは付け心地に期待ですね。
外観は以上です!
設定
ここからは実際にセットアップをしていきます。
まずはペアリングです。
ペアリングはとても簡単です。
イヤホンをケースに設置したまま、真ん中のペアリングボタンを長押しします。
後はスマホの設定画面から、Bluetooth設定画面にいき、「Soundcore Life P3」を選択すればペアリング完了です。
次にスマホでアプリをインストールします。
右の写真のような商品一覧が出ればインストール完了です。
インストール時にはユーザ登録画面が出るかもしれませんが、それはスキップしても問題ないです。
そして、トップ画面のヘッドホンメニューから「Soundcore Life P3」を選べば、いろいろな機能が使えます。
このとき、たまたまだと思いますが、私はファームウェアのアップデートがあったらしく、自動アップデートが動きました。
それらが完了すると、以下のような設定のトップ画面に移動します。
ノイキャンなどのモード設定やイコライザはもちろん、ゲームモードなどもあります。
ゲームモードは遅延を少なくして音声を伝達するモードのようです。
ゲームでは必須ですね。
睡眠モードは川の音などの自然音を流せるモードのようです。
イコライザはプリセットのものがたくさんあり、好みのものを選択できそうです。
コントロールの設定では、イヤホンをタップしたときの動作を設定できるみたいです。
シングルタップ・ダブルタップ・長押しの3種類かつ、左右で設定ができるので、6種類の動作が設定できます。
デフォルトは誤作動防止のためか、シングルタップはOFFになっており、再生/停止は右側のイヤホンをダブルタップする設定になっていました。
また、長押しにはデフォルトでノイキャンのON/OFF切り替えが設定されています。
なので、ノイキャンのON/OFFはこのアプリを開かなくても、イヤホンから直接切り替える事ができます。
こちらもお好みの操作方法を設定してみましょう!
設定は以上です。
シンプルで簡単ですね!
使用感
ではここからは、ちょっと使ってみたときの使い心地をお伝えしていきます!
企業案件ではないので、忖度なしでバンバン本音を言っていきます! 笑
まず端的に、
かなり良いと思います!
というわけで、一つずつお伝えしていきます。
まず付け心地ですが、とても良いです。
かなりフィット感があり、重さも感じません。
普通に使っているぶんには落ちる気配はありません。
私は2時間位連続で装着していましたが、不快感もありませんでした。
ちなみに、ケースの持ち運びについても全然問題はないです。
ズボンのポケットに入れても大丈夫な程度の大きさです。
次に音質ですが、これが
予想以上にめっちゃ良い!
といっても、イヤホン素人の私の意見だと思って聞いてください。
私が聞いた限りでは、低音を含め全体的にとてもクリアな音になっていると感じました。
楽器の低音がしっかりボンッボンッと響き、それでいて重低音が強めかというとそんなことはなく、バランスが取れていると感じました。
重低音が響く音が好きという人には物足りなさを感じるかもしれませんが、ポップスなどのボーカルがメインの曲などを聞く方は間違いなく好きな音だと思います。
私は聞いてもクラシックか声優さんの楽曲なので、この音は結構好みです。
正直、この音質だけで、8,000円という価格の元は取れていると感じるレベルでした。
ちなみに、聴き比べのために今まで使っていた「TW-E3A(A)」と比較もしました。
その結果ですが、個人的には圧倒的に「Soundcore Life P3」のほうが良いと感じました。
ただこれは、「TW-E3A(A)」が悪いというわけではありません。
「TW-E3A(A)」はヤマハが開発しただけあって、音の作りはとてもバランス良く、ライトなユーザにはウケが良い音になっています。
ただ、圧倒的な違いは音のダイナミックさです。
それもそのはず、なんと「Soundcore Life P3」は11mmのドライバを搭載しているのです!
イヤホンのドライバというのは電気信号を音に変換する部品のことです。
一般的にこのドライバが大きければ大きいほど音質が良くなると言われています。
そして、完全ワイヤレスイヤホンで一万円未満の金額帯というと、6mmくらいのドライバが使われていることが多いように思います。
実際に「TW-E3A(A)」は6mmドライバです。
この差によって、音の重厚感・ダイナミックさは圧倒的に「Soundcore Life P3」があります。
次に気になるノイキャンと外音取り込み機能の性能についてです。
こちらは比較対象がいないのでなんとも言えないのですが、多分値段相応のそれなり性能だと思います。
正直、室内だとノイキャンの違いはあまり感じられませんでした。
はじめ、「本当にこれは効いているのか?」と疑ったくらいなのですが、しかし電車に乗ったらはっきりしました!
ノイキャンは交通機関・屋内・屋外向けの3種類のモードがあるのですが、電車内で交通機関モードを利用したらしっかり雑音が消えました。
ただ、消えるのは電車自体が発する騒音や駅内の雑音などの目立つ音が主でした。
例えば、人の声やアナウンスなどの音はあまり消えていなかったように感じます。
しかし、おそらくこれはあえて聞こえるようにしているのだと思います。
人の声などが完全に消えてしまうと、有事の際に危ないですしね。
そういった点で、しっかりノイキャンは効いている気もするのですが、屋内や屋外モードのときの違いがちょっと分かりづらかったので、それなりという結論にしたいと思います。
外音取り込みも機能している感じはするのですが、ちょっと『サ~』というようなちょっと不自然な感じがあるように感じましたし、今の所大きな違いを感じられていないので、価格相応と結論づけたいと思います。
とはいえ、かなりの高音質でそれなりのノイキャンと外音取り込みがある本イヤホンは間違いなくコスパは良いと言えます。
今までノイキャンイヤホン使ったことがないという人には、エントリーモデルとして本製品はかなりおすすめ!と自身を持って言えます!
ただ、不満がまったくないかと言えばそういうわけではありません。
私としては1点だけ不満があります。
それが
タッチ操作
という点です。
やはりボタンを押した感覚がないというのは操作をする上で困るときがあります。
皆さんも音楽聞いていてやると思うのですが、楽曲が終わったタイミングで再生を停止するということをすると思います。
もちろん本製品ではその操作のためにイヤホンをタップするわけですが、タップした結果、ちゃんと操作が実行されたのかがわからないのです。
止まったかな?と思ってしばらく待っていたら次の楽曲が始まったということがありました。
これは本製品に限らず、タッチ操作主体のイヤホン全てに言えることですが、ここの操作感はやはり不安があるなぁと思いました。
今まで物理ボタンのイヤホンしか使ったことがなく、物理ボタンであれば押したことがしっかりわかるので、このような不安はありませんでした。
ただ逆にタッチ操作のメリットもあります。
物理ボタンは押した際に耳にイヤホンが押し込まれるので、ずれたり耳が圧迫されたりしますが、タッチ操作ではそのようなことは起きません。
耳に優しいという点ではタッチ操作も悪くないと感じました。
以上、使用感でした。
追記
先日ちょっと試して良かった点があったので共有します。
それが、無線充電です。
本製品は無線充電に対応しているとうことで、AppleのMagSafe充電が使えるのでは?と思いました。
そして試した結果がこちら
ちゃんと充電されています!
写真はデュアル充電パッドですが、シングルのMagSafe充電器でも充電はできました。
おかげで、充電ケーブルの抜き差しをせずに充電ができます。
これはiPahoneユーザにはかなり使い勝手が良いのではないでしょうか?
嬉しい誤算でした 笑
まとめ
いかがだったでしょうか?
久しぶりのガジェットレビューだったので、長くなってしまいました……
個人的に完全ワイヤレスノイキャンイヤホンデビューとなった今回の「Soundcore Life P3」ですが、総じていうと大満足な一品でした。
正直、買ってよかったです。
20%OFF期間だったのもあって、とても安く手に入りましたしね。
ただ、機能的にはもともとのお値段の9,990円でもかなりコスパの高いイヤホンだと思います。
やはり11mmドライバの音質は偉大ですね。
人によっては圧を感じすぎると思う方もいるかもしれませんが、コスパよく良い音質を手に入れたい方は本製品はかなりオススメになります。
とはいえ、今はかなりの数のワイヤレスイヤホンが発売されておりますので、良いものを買いたいという方はいろいろなイヤホンをレビューしているYouTuberの方の動画を見ることをオススメします。
私より全然プロですからね!
最後に改めてAmazonのリンクを紹介して終わりにしたいと思います。
それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
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