別れよう、あたしたち
どうも、タナシンです(・∀・)ノ
今日は、最近アニメ化し、話題にもなったこの作品
ドメスティックな彼女
を紹介していきたいと思います!
最新刊の23巻をフラゲできたので、こちらの感想を中心にしていきます!
追記
24巻の感想も書きましたので、こちらもどうぞ!
「ドメスティックな彼女」とは
概要
ドメスティックな彼女は週刊少年マガジンで連載中のラブコメ漫画です。
現在23巻まで続く人気作品です。
略称は「ドメカノ」です。
作者は流石景氏。
流石氏の連載デビュー作は「GE~グッドエンディング~」。
同じく週刊少年マガジンで連載されていました。
こちらはアニメ化などはしていませんが、私はこのGEの頃から流石氏のファンです。
流石氏は可愛いエロい女性を書くことに定評があると思いますが、個人的には人間の心情や機微を描くのが上手い方だと思っています。
GEはラブコメのみが焦点が当たっている作品でしたたが、ドメカノはもうちょっといろいろなテーマが含まれています。
それは主人公の目標が小説家になるというものだからだと思われます。
ドメカノは2019年1月にアニメ化されました。
アニメは全12話で、原作の8巻まで放映されました。
この後でもお伝えしますが、アニメは現状DVD/Blue-rayになっていないようです。
見たい場合は、原作漫画22~25巻のアニメ付き特装版を買う必要がありそうです。
あらすじ
主人公は藤井夏生、当時高校2年生。(巻数が進むに連れて、進級していきます)
夏生は小説家を目指しています。
元々はもっさり系男子でしたが、高校進学時に中学からの親友である栗本文哉によって改造計画が実施され、結構イケてる男子に変身しました。
しかし、基本的に根暗である夏生は、昼休み中に屋上で一人執筆作業をするのが日課でした。
そのような日々の中でで接点ができたのが、自身のクラス担任である巨乳美女・橘陽菜です。
自身の夢を知られ、なんとなく屋上で接する機会が増えた陽菜に対し、夏生は徐々に好意を抱いていくようになります。
ですが、流石に教師と生徒であるため、夏生はこの思いを胸にしまい、日々を過ごしていました。
そんなある日、夏生は同級生に合コンに誘われます。
数合わせとして参加した夏生はそこでクールな美少女・橘瑠衣と出会います。
「二人で抜け出さない?」
合コンの二次会会場で瑠衣にそう言われた夏生は、その言葉に従い瑠衣についていきます。
その結果、家に案内され、脱童貞を果たします。
瑠衣曰く、
「経験として、してみたいんだよね」
とのこと。
こうして、夏生はめでたく童貞を卒業しましたが、それもつかの間、父親から再婚するということを告げられます。(夏生の母親は夏生が小学生の頃になくなっており、父子家庭です)
そして紹介された女性の背後には、なぜか陽菜と瑠衣が。
そう、父親の再婚相手の子供が、自分が片思い中の担任・陽菜と、自分の初体験の相手・瑠衣でした。
更に瑠衣は、夏生の高校に編入することになり、家でも学校でもドキドキすることを強いられることになった夏生は、二人との生活の中で自らの人生をもがいていくことになります。
「ドメスティックな彼女 23巻」感想
22巻までの内容
作品のあらすじはすでにお伝えしておりますが、23巻の感想の前に、22巻までの流れをざっくりお伝えしておきます。
高校生編
陽菜・瑠衣と同居生活を始めた夏生ですが、相変わらず陽菜LOVE少年です。
そんなある日、陽菜が既婚者・萩原柊と不倫をしていることを嗅ぎつけます。
瑠衣とともに陽菜を問いただし、陽菜を柊と別れさせることに成功します。
しかし、夏生の思いが陽菜に届くことはなく、家族としての生活が始まりました。
その日々の中で夏生は、瑠衣についていった部活動見学をきっかけに、文芸部に入部することになります。
四六時中一緒にいることが多くなった瑠衣は、いつしか夏生に恋心を抱くようになります。
ですがそれと同時に、陽菜も徐々に夏生に惹かれだしました。
陽菜は自分が教師であることから、身を引こうと考え、家を出る決意をします。
しかし陽菜に本気な夏生は、陽菜の家を訪ねて思いを伝え、ついに二人は恋人になりました。
陽菜と恋人になれた夏生ですが、自分が未熟であることを自覚したため、一人の人間として自立するために本気で小説家を目指します。
現役小説家である文芸部の顧問・桐谷怜士に師事を仰ぎます。
そんな努力を始めた夏生でしたが、修学旅行で陽菜と密会していたことが学校にバレてしまい、陽菜が学校の退職を余儀なくされてしまいました。
陽菜は夏生どころか家族の誰にも行き先を告げずに、転勤をしていきました。
そして、夏生には別れを告げる手紙を1通のみ残して去っていきました。
突然の別れに絶望する夏生でしたが、瑠衣や周りのサポートもあり、その思いを小説にしたためることを決意します。
そして、高校2年の年明けと同時にその小説を書き上げます。
自分の思いを形にしたことで、気持ちに踏ん切りがついた夏生は、日常生活に戻っていきました。
するとある日、怜士から小説が文藝賞を受賞したことを告げられます。
気持ちの踏ん切りのために書いた小説が、文藝賞を受賞し、図らずとも夏生は小説家としての門戸に立つことになりました。
そして時は流れ夏生たちは高校3年生になります。
文芸部に新しい仲間を加え、小説家としてデビューするために、担当編集・蔦屋や師匠作家・桃源の元で修行を始めます。
そんな目まぐるしい日々をおくる中で、文芸部の仲間であるアレックスが瑠衣にラブアタックを仕掛けます。
そんな光景にモヤモヤしていた夏生は、ついに自分が瑠衣に好意を寄せていることを自覚しました。
そして、高校最後の文化祭で、夏生はついに瑠衣に告白をします。
こうして、夏生は瑠衣と恋人になりました。
大学生編
更にときは流れ、夏生は高校を卒業し、大学生になります。
共に卒業した瑠衣は進学せず、本当の父親が経営するイタリアンレストランで料理人として働き始めました。
夏生は怜士の出身大学の演劇サークル・フォレスターに入部し、脚本を担当することになりました。
演技がずば抜けて上手い同級生・芹沢雅と一悶着ありながらも、新人公演を無事成し遂げ、サークル内での地位を確立していきます。
順風満帆な大学生活をスタートしましたが、それと時を同じくして、陽菜が教師をやめ、家に戻ってくることになりました。
陽菜は夏生が一人暮らしをしているアパート近くのホテルに勤め始めました。
そんなある日、陽菜にお見合いの話が持ち上がります。
陽菜は数回、お見合い相手の種部健悟にあった結果、お付き合いをお断りすることにしましたが、そこから種部の執拗なストーカー行為が始まりました。
陽菜は職場の人間などにも協力を仰ぎ、種部が近づけない環境を作り始めましたが、それに逆上した種部は大胆な行動に出ます。
ナイフを持ち出し、陽菜を脅そうとしました。
偶然、陽菜と食事をする約束をしていた夏生は、陽菜を庇い、代わりに種部に刺されてしまいます。
夏生は生死の境を彷徨うことになりましたが、なんとか一命を取り留めました。
しかし、夏生を危険な目にあわせた責任も感じた陽菜は、今後の人生を夏生のために生きることを決意します。
傷が癒えた夏生は、この経験を小説に活かすべく、種部に面会を求め、それを小説にしたためました。
そして、その小説は短編集の一つとして本になり、出版されることになりました。
出版社が「被害者が作者」という煽りをつけて宣伝したため、新人では異例の売れ行きを見せましたが、同時に多くの誹謗中傷も受け、夏生の心に深い傷を残すことになりました。
そんな夏生にさらなる追い打ちがかかります。
瑠衣が修行のために1年間ニューヨークに行くことになりました。
様々なストレスを受け続けた夏生は、ある日自分が小説を書けなくなっていることに気が付きました。
それは、今まで陥っていたスランプというレベルのものではなく、全く書けなくなっているという状態でした。
夏生はニューヨークにいる瑠衣に心配を掛けまいと、同級生の雅に相談を持ちかけます。
新人公演以降、何かと夏生のことが気になり、今ではすっかり好きになっていた雅は、なんとか夏生の力になるために、健気に夏生を気にかけます。
そして大学1年生のバレンタイン。
辛さに絶えられなくなった夏生が、雅に相談をするために会う約束をしたところ、サプライズ帰国した瑠衣とばったり鉢合わせすることになってしまいました。
瑠衣はこのとき初めて夏生が非常に辛い状態にあることを知り、しかしそれを自分に相談してくれなかったことに苛立ちを覚え、夏生と喧嘩をしてしまいます。
この喧嘩自体は早々に収束を迎え、事なきを得ました。
しかし、瑠衣が再度ニューヨークに出発する当日、瑠衣は夏生にバレンタインチョコレートを手渡し、告げました。
「別れよう、あたしたち」
以上が22巻までのざっくりしたあらすじです。長いですね! 笑
23巻あらすじ
さて、ここまでのあらすじが長かったですが、やっと本題の23巻の内容に入っていきたいと思います!
以下ネタバレしかないので、まだ読んでいない方は要注意です!
22巻の最後で別れを告げられた夏生ですが、その言葉を受け入れ、涙ながらに瑠衣と別れることを決めました。
小説を失い、彼女の失った夏生は、絶望の只中にいました。
そんな夏生を励まそうと、文哉が夏生を合コンに誘います。
その合コンで夏生は小掠海咲と出会います。
海咲は自称家なき子で、夏生の家に転がり込み、居候を始めます。
夏生は心底迷惑に思いながらも、近いものを感じた海咲をおいてやることにしました。
しかし、ある日忘れ物を取りに夏生が家に戻ると、海咲が薬物を摂取しているのを見つけました。
夏生は怒りを覚えながらも、 薬をやめることを条件に警察に通報することはしませんでした。
しかし、やはり禁断症状が出始めている海咲を目の当たりにし、出頭することを推奨しました。
そして、夏生の付き添いで警察に向かう途中、夏生と海咲は謎の集団に襲われ、拉致されることになりました。
どうやら、その集団は、海咲が運び屋をやっていた薬物の元締めで、海咲のところで薬が抜かれていたのに気がついて襲ってきたようでした。
拳銃を取り出した集団のボスを目の当たりにして、絶体絶命の夏生でしたが、その引き金が惹かれる直前に、元ヤクザである喫茶店のマスター・小林昌樹を連れた陽菜が登場しました。
以上が23巻の内容です。
23巻感想
はっきり言っていいですか?
内容がめっちゃ重いねん!
びっくりしました。
瑠衣と別れるというだけでもラブコメ的には重い内容なのに、そこに薬物ですからね。
少年誌でそこまでやってよいのかって思うほどです。
つい最近まで、犯罪心理がテーマの内容だっただけに、ちょっと重めの内容が続きすぎでは?と思いました。
まぁ、相変わらずエロいシーンもありますが 笑
ですが、最後の最後に、この作品一番の色男・小林昌樹がやってきてくれたので、次巻は彼の独壇場でしょう。
ちなみに、小林は作中では「マスター」と呼ばれることが多いため、名前を忘れられがちな気がします。
喫茶店ラマンのマスター・小林昌樹です 笑
ちなみに男色家です。
次巻は瑠衣がニューヨークでラブコメを展開したり、陽菜が夏男にアプローチしたりと、ラブコメ要素が復活しそうなので、期待しています!
まとめ
いかがだったでしょうか?
実はこのブログで漫画を取り扱うのは初めてなので、どう書こうかちょっと悩みました。
結局、ラノベと同じ感じで書いています。
読みやすさとか意見あったらコメントください!
ちなみに、今回紹介したドメスティックな彼女の23巻は特装版があります。
というか、私は特装版で買いました。
特装版では、とってもエロいポストカードとアニメ本編の4~6話が見られる券がついてきます。
表紙 収納ケース
ポストカードに関しては、あまりにエロすぎて載せることができません 笑
ぜひ皆さんは自分で購入して見ていただければと思います!
相変わらず、安定のエロさ!\(^o^)/
ちなみに、22巻も特装版があり、こちらはアニメの1~3話が見られる券がついてきます。
もちろん私は買っています 笑
それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
参考 ドメスティックな彼女アニメHP: http://domekano-anime.com/
コメント
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