「ーーー察してくれぇぇぇぇぇっっっっ!!」
どうも、タナシンです(・∀・)ノ
今回ご紹介するのはこちら!
幼なじみが絶対に負けないラブコメ 第5巻
先日、以下のドラマCD特番でも発表されたように、アニメ化が決まった「おさまけ」こと本作。
今回この最新巻5巻が発売となりましたので、内容をレビューしていきたいと思います!
ドラマCD特番では、ドラマCDが付いてくる第6巻の予約についても触れられていますので、予約していない人は要チェックですよ!
ちなみに、前巻の感想は以下の記事で書いておりますので、よろしければお読みください。
追記
6巻の感想も書いたので、よろしければお読みください。
店舗特典
まずは店舗特典についてです。
本巻ももちろん店舗特典があります。
特典情報は下記の公式HPを御覧ください。
私は例のごとく、メロンブックスで購入しました。
SS付きブックカバーがほしかったんです 笑
もちろん、アニメイトやゲーマーズといったアニメショップでも特典は付いてきます。
まだ購入されていない方はこちらからどうぞ。
また、本巻には前巻に引き続き専門店限定セットが発売されました。
特典はトートバッグです。
1巻の表紙があしらわれたデザインです。
A4サイズよりも一回り大きいトートバッグなので意外と便利そうです。
ちょっと使う勇気はないですが 笑
こちらの特典はネット上だとなくなっている店舗は多そうです。
10/12時点でメロンブックスはまだありそうです。
実店舗にはまだ残っているお店もありそうなので、欲しい人は探してみましょう!
前巻までのあらすじ
では、毎度のごとく、前巻までの内容をざっと記載します。
詳細は過去記事見てください!
末晴の過去をドキュメンタリーとして作成するという企画を立ち上げた群青同盟。
白草、真理愛、黒羽の協力を得ながら、なんとか作成します。
そしてその作成の最中、末晴は黒羽からある提案をうけます。
それが
『おさかの』
でした。
これは、『幼なじみのような彼女』あるいは『押さえておきたい彼女』という概念であり、ぶっちゃけ「私をキープしてみない?」というお誘いでした。
これにより、暫定ではあるものの、黒羽は末晴のなんちゃって彼女の座を手に入れることに成功しました。
以上が4巻の内容です。
第5巻感想
ここからはガッツリネタバレしますので、ネタバレが嫌な方はブラウザバック推奨です。
気をつけてください!
第5巻あらすじ
第5巻公式あらすじ
丸末晴ファンクラブ結成! ヒロインたちがまさかの共同戦線?な第5弾!
丸末晴ファンクラブ爆誕!? お、俺にこんなに隠れファンがいたとは……! 可愛い女子たちが押し寄せてくる――これがハーレム主人公の日常かぁあああ!!
引用:https://dengekibunko.jp/product/osamake/322005000018.html
思えば、黒羽は最強幼なじみで、白草と真理愛も誰もが羨むハイスペック女子。この3人と仲良くできるだけで幸せというもの……。しかし! ファンクラブの女子は何かいろいろさせてくれるかもしれないわけで……ど、どうすれば……。
末晴に女子ファンが押し寄せる緊急事態に、黒羽、白草、真理愛の3人で、まさかのヒロインズ共同戦線が成立!? 彼女たちにもファンクラブが誕生し、もはや収拾不能のヒロインレース第5弾!
というわけで、なんと末晴のファンクラブだけでなく、黒羽・白草・真理愛3名のファンクラブまで巻き込んだドタバタコメディです。
これだけ見ていると収拾がつくのかと怪しくなるくらい規模が大きなお話ですね!
第5巻のあらすじ詳細
ここからは本当に詳細なネタバレになります。
それでも良いという方のみ、以下を展開して内容をお読みください。
感想だけ知りたい人は、そのまま感想にお進みください。
末晴、お前にファンクラブができたって、知ってたか?
唐突にそう言われ、にわかには信じられない末晴でしたが、哲彦の話を聞いてみるとそれは本当らしいようでした。
哲彦曰く、「今までも隠れファンはいたものの、まとめられるやつがいなかった」とのことでした。
しかし今回、末晴のファンをまとめられる存在が出てきたとのこと。
ーーーこんにちは、ちょっといいか?
ファンクラブの話をしていた末晴たちのもとにやってきたのは、生徒会副会長の恵須川橙花でした。
彼女は今回、末晴のファンクラブのリーダーとなったため、その挨拶に来たのでした。
しかし橙花は末晴のファンというわけではありませんでした。
このまま末晴のファンを野放しにしておくと校内の秩序が乱れると考え、生徒会の人間として、予防のために取りまとめ役を買って出たとのことでした。
一見するととっつきにくいような雰囲気を持つ橙花でしたが、その公明正大な姿勢に末晴は徐々に好感を持ち始めます。
しかし一方でこれに脅威を覚える人々がいました。
もちろん、黒羽、白草、真理愛です。
黒羽は以前から橙花の知り合いということもあり、穏便に済ませたいようでしたが、白草と真理愛は敵意むき出しでした。
そんな彼女たちの元に哲彦が3名の男子生徒を連れてきます。
彼らは黒羽、白草、真理愛の各々のファンクラブのリーダーでした。
黒羽と白草はファンクラブの存在を嫌悪し、一蹴してしまいますが、真理愛だけはこのファンクラブを末晴のファンクラブの壊滅に利用しようと考えました。
そして次の連休。
末晴がファンクラブの女の子たちと出かける日。
真理愛は黒羽と白草を伴い、自身のファンクラブリーダーを使ってこのイベントを壊し、ファンクラブの解散を画策します。
真理愛は、末晴が女の子たちから呆れられるであろう企てや、逆に末晴が女の子たちに愛想をつかすであろう策略を働きます。
しかし、これらの企みは逆効果になってしまい、むしろファンクラブの面々の関係を強固なものにしてしまいました。
一通りの策略が失敗した頃、真理愛たち3人は声をかけられます。
一緒に回らないか
それは、真理愛たちの存在に気がついた橙花からの一言でした。
橙花は真理愛たちがあとを付けていることを察し、ある程度ファンクラブメンバーが満足したタイミングで合流することを画策していました。
デメリットがないことを理解した真理愛たちは、橙花に従いファンクラブメンバーに合流します。
そしてすっかりファンクラブメンバーの子たちと打ち解け、仲良くなってしまいました。
そんな大団円な集団デートを終えた末晴に次の試練がやってきます。
それが、黒羽ファンクラブリーダーと白草ファンクラブリーダーとの勝負でした。
どうやら、末晴を自分たちのファンクラブに入れることで、黒羽や白草に取り入ろうという作戦のようでした。
しかしここで哲彦の悪知恵が働き、絶対に負けない勝負方法で見事群青同盟が勝利を納めます。
その結果、黒羽のファンクラブと白草のファンクラブは群青同盟の傘下になりました。
そんな問題が収まってしばらく。
黒羽たち3人は焦っていました。
それは
末晴のファンクラブが安定してしまっていること
でした。
当初、「解散させたい」と思っていたファンクラブでしたが、自分たちが仲良くなってしまったこと、思った以上に問題が起こらないことが理由で、なかなか解散につなげるきっかけをつかめずにいました。
その結果、黒羽は最後の手段に出ます。
それが橙花へ直接相談することでした。
ファンクラブのリーダーである橙花への直談判は、いくらなんでも無謀と思いきや、話してみると実は橙花もファンクラブを解散させたいと考えていることがわかりました。
哲彦の友人ということもあり、橙花は末晴に対して「女性関係にだらしない人」という認識を持っていました。
そのため、本性を知ればすぐに解散になると高をくくっていました。
しかし実際はそうではなく、末晴が予想以上に誠実な人間であることがわかりました。
これにより、橙花もまた、解散のタイミングを逸してしまいました。
そんな利害の一致もあり、黒羽たちと橙花は協力することになります。
しかし、橙花には秘密がありました。
それは、末晴に仄かな恋心を抱いているというものでした。
そんな思いを隠し、黒羽たちと別れた橙花は、生徒会活動のために一度学校へ戻ります。
そこで、たまたま居合わせた末晴と出くわします。
そして、
ファンクラブ……うまく解散できなかなって、思って
という相談を持ちかけられます。
末晴は、ファンクラブができたことに舞い上がっていた自分を顧み、黒羽たちを不快にさせていたことを反省していました。
だからこそ、穏便にファンクラブを解散させたいと考えました。
渡りに船の申し出であるため、橙花はもちろんこれを快諾します。
そして、穏便に解散させる作戦として考えたものが、
哲彦に無理やりキスをして、末晴の本命と思わせる
というものでした。
ファンクラブが成り立っている理由は、末晴に隙があること。
つまり、あわよくば自分が末晴の隣にいられるのではないかという希望が良くないという結論でした。
そのため、誰も傷つけない形で末晴に本命がいることを明示できれば、問題は解決するという考えでした。
末晴たちはこの作戦を結構するため、真理愛ファンクラブのリーダーの協力ももらい、賭けバドミントンを行います。
末晴が勝ったら真理愛ファンクラブは群青同盟の傘下に加わり、末晴が負けたら秘密を話すという約束で。
そして末晴は見事激闘を演じ、惜敗します。
それに伴い、秘密を暴露することとなり、その相談をしたいという理由で哲彦に声をかけます。
そして、いよいよキスを決行しようとしたその時
何をする気だったんだ、おい……
哲彦は持ち前の嗅覚で危機を察知し、末晴の策略から逃れました。
ガチギレした哲彦を前に、作戦失敗を悟り、絶望にさいなまれる末晴。
絶望の手前にいた末晴を救ったのは、橙花でした。
ーーー私は、丸と付き合っているっっ!
それは、作戦失敗に気がついた橙花が機転を利かせた発言でした。
自分を末晴の本命とすることで、ファンクラブを解散に導く苦肉の策でした。
しかし、末晴はこの橙花の行動を認めるわけにはいきませんでした。
自分のために誰かが貧乏くじを引くのだけは、末晴にとって許せることではありませんでした。
そして、必死に緒を探します。
すると、この光景に呆気にとられている哲彦が視界に入ります。
ここで末晴は腹を決めます。
おもむろに哲彦の頭を掴み、しっかり5秒、熱い口づけを交わします。
これが本当の秘密だ!
ーーー察してくれぇぇぇぇぇっっっっ!!
こうして、末晴は見事自分の本命が哲彦であることを認識させ、ファンクラブを解散させることに成功しました。
以上が5巻の内容です。
5巻感想
今回は新キャラ橙花が大活躍です!
新キャラの恵須川橙花が大活躍するのが本巻です。
そして、この橙花がとても良いキャラです。
なにせ、この作品で唯一
幼なじみではなく、非常に常識的な女の子
だからです。
ここまで普通にもかかわらず、だからこそ逆にキャラが立っているというのは、これいかに 笑
常軌を逸したキャラクターしかいない本作だからこそ、成り立つバランスだなぁと思いました。
そして、今回はファンクラブリーダーたちなどキャラの濃い人達が続出しましたが、それを常識パワーで一蹴する橙花。
めちゃくちゃ格好良いです!
人間としての有様が格好良いです!
剣道少女だったというのもポイント高いですね!
本巻は完全に橙花のための回だったと思います。
ですが悲しいことに、橙花はこれからの恋愛戦線には参加できないでしょう。
幼なじみではありませんし、本巻だけで戦線から離脱した感がありますので……
良いキャラなんだけどなぁ……もったいない。
ビジュアルも、ザ・和風少女って感じがあって、個人的にはとても好きです。
こちらの挿絵を見ていただけばわかると思いますが、この見た目だけで萌え要素詰まっていると思いませんか?
後ろで束ねた髪は剣豪っぽく、真っ黒が目立つ髪色は和風っぽさを醸し出し、大きすぎない胸は大和撫子風の美人を体現していると思いませんか!
おっと、興奮しすぎました 笑
ヒロインレース的には、私は白草が好きですが、今回の橙花もとっても好きです。
こんなしっかりした女の子に「仕方のないやつだな」とか言われながらなんだかんだ面倒見てもらうとかできたら最高ですわ!
というか、冗談抜きで今回橙花の役割は大きすぎました。
舞台が非常にカオスで、登場人物も多様な本巻が、綺麗にスパッとまとめられたのは、間違いなく橙花の性格と立ち位置のおかげでしょう。
そういう意味で、このキャラはとても良く作られています。
今まで末晴のブレインとして協力してくれたのが、年下の朱音だけだったのが心もとないと感じていましたが、ここで同年代の相談役として橙花が出てきたことは今後の物語の幅を広げると思います。
そういう点でも、橙花は貴重なキャラクターです。
生徒会副会長という人脈もあります。
今まで交流の広いキャラクターは黒羽しかおらず、アンバランスでしたが、ここにきて学内でもバランスが取りやすくなったと思います。
そういう点でも、橙花は本作のバランサーとして素晴らしい役割を果たしています。
今後、群青同盟に引っ張られてバランスを崩さないことを切に願います 笑
というわけで、橙花について語りすぎてしまいましたが、本巻も非常に楽しめました!
2月発売の6巻にも期待したいです!
以上!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回も非常に楽しませていただきました。
アニメ化も決まりましたし、今後が更に楽しみなおさまけです!
アニメキャストも安定のメンバーですし、これで成功しないはずがないですね!
というか、失敗したらアニメ制作会社に殴り込みに行きますわ(((ꎤ’ω’)و三 ꎤ’ω’)-o≡シュッシュ
というわけで、ドラマCDが付く第6巻も楽しみにしましょう!
冒頭にもお伝えしましたが、第6巻の特典等については、先日の特番の記事でまとめていますのでよろしければお読みください。
それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
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