さぁ、賭け狂いましょう!
どうも、タナシンです(・∀・)ノ
見てきました!賭ケグルイ!
コケることが多いと言われる漫画原作の実写化映画!
今回はこちらを鑑賞してきましたので、感想を書かせていただこうと思います!
先に結論だけ言うと、
これは見たほうが良い!
です。
「賭ケグルイ」とは
作品概要
賭ケグルイは月刊ガンガンJOKERで連載中のギャンブル漫画です。
作者は原作・河村ほむら氏、作画・尚村透氏です。
また、この作品はタイトルの最後に「双(ツイン)」「妄(みだり)」「(仮)」が付くいくつかのスピンオフ作品があります。
そして、本編の方は2017年と2019年にアニメ化されている大人気作品です。
更にこの作品は2018年に実写ドラマ化もされました!
しかも2019年に第2期も放映されるほどの人気作となり、今回満を持してこのドラマの映画化と相成りました。
本編アニメは原作を忠実に再現しているアニメとして、非常にクオリティの高い作品です。
一方、ドラマは賭ケグルイという作品のテイストを守りながら、コミカル感を強めにした作品となっています。
賭ケグルイあらすじ
舞台は富裕層のみが通える名門校・私立百華王学園。
この高校では伝統的に生徒たちによるギャンブルを行われており、ギャンブルの強さのみが学園内での優劣を決めます。
生徒たちは生徒会に上納金を納める決まりとなっており、それが納められない生徒は、非協力的生徒として「家畜」の烙印を押されます。
家畜は、男子生徒なら「ポチ」、女子生徒なら「ミケ」と呼ばれ、スクールカーストの最底辺に位置づけられ、他の生徒の命令に服従することになります。
主人公・鈴井涼太は百華王学園に通う2年生。
ギャンブルに負け、ポチに成り下がり、クラスの中でほぼ奴隷として使われる学級委員です。
そんな彼のクラスに、ある日一人の女子が転校してきます。
それが本作のヒロイン・蛇喰夢子です。
彼女は見た目ぽわぽわした雰囲気の美女であるにもかかわらず、無類のギャンブル好きです。
そして何より、そのギャンブルの強さとそれを楽しむためにかける情熱は異常なものです。
夢子は転校早々にクラスのリーダー・早乙女芽亜里をギャンブルで打ち負かし、クラス内で名を上げます。
それを皮切りに次々と難敵をギャンブルで打ち負かし、やがて学園を取り仕切る生徒会を揺るがす程の存在になります。
そして、学園を揺るがす存在となった夢子と、学園を取り巻く陰謀が絡み合い、学園はギャンブルの狂乱に包まれていきます。
ドラマ版・賭ケグルイ概要
ドラマ版の賭ケグルイは、基本的には原作のストーリー通りにお話が展開していきます。
ですが、先にも述べたように、原作よりもコミカル色が強くなっており、非常に笑える作品になっています。
ドラマは2回放映され、内容としては原作5巻の豆生田楓(生徒会会計)戦終了までが描かれています。
時系列的には、この楓戦の後の出来事を描いたのが劇場映画になります。
この原作漫画は何より顔芸が有名なのですが、それをできる限り再現しているのがこのドラマです。
俳優女優さんはもちろん美男美女ばかりです。
その皆さんに顔芸を強いるということを平気でやってのける、それがこの作品のすごいところです。
主要なキャストは以下のようになっています。
- 蛇喰夢子(浜辺美波):ヒロイン
- 鈴井涼太(高杉真宙):主人公
- 早乙女芽亜里(森川葵):クラスのリーダー
- 皇伊月(松田るか):元生徒会役員の1年生
上記はヒロインの蛇喰夢子派のメンバーをピックアップしています。
その他にも生徒会役員やギャンブルの対戦相手など、挙げるとキリがないのでこの辺にしておきます。
注目していただきたいのはヒロイン役の浜辺美波さんです!
浜辺美波さんといえば、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」「咲-Saki-」などの作品でもヒロインを務めた女優さんです。
最近では「君の膵臓をたべたい」でヒロイン役を務めたことでも有名です。
非常に可愛らしい女性で、その女性の顔芸が見られるのが本作です 笑
実際に、浜辺さんが夢子を演じたからこそ、原作よりも夢子に可愛げが出ていると思います。
原作内でも夢子は茶目っ気を出しますが、浜辺さんが演じることで、それが際立っています。
ですが、より注目していただきたいのは、蔑むような演技です!
夢子は度々人に軽蔑するような態度を取るときがあります。
見た目も所作も可愛らしい浜辺さんが、スッと蔑むような表情になるのは、ドMの方にはたまらないのではないでしょうか? 笑
私はMではありませんが、非常に魅力を感じます。
余談ですが、設定では蛇喰夢子の身長は166cm、浜辺美波さんは156cmと10cmほど差があります。
ちなみに、ドラマは1期はすでにBlue-rayが出ています。
2期も予約が始まっているようです。
映画「賭ケグルイ」感想
映画あらすじ
以下、HPで公開されているあらすじになります。
2年華組・蛇喰夢子(浜辺美波)は、生徒会長・桃喰綺羅莉(池田エライザ)とのギャンブルを心待ちにしていた。2人の勝負の期待が高まる中、学園内では“非ギャンブル、生徒会への不服従”を掲げる白装束集団・ヴィレッジが生徒会と対立。
引用:https://kakegurui.jp/about/
組織を主宰する村雨天音(宮沢氷魚)は、過去に綺羅莉にギャンブルで打ち勝ったことのある伝説の人物であった。
ヴィレッジ解体並びに夢子潰しを企む生徒会は、全校生徒に2人1組で強制参加させ、不参加者を即刻退学の刑に処すギャンブルイベント「生徒代表指名選挙」の開催を宣言。生徒代表に選ばれれば活動資金3億円と、自分の人生を望み通りに決められる「人生計画表・白」が与えられるらしい。
非ギャンブルの考えを貫く村雨が沈黙を守る中、村雨の部下である歩火(福原遥)は組織を守るためにゲームに参戦。夢子は小心者の同級生・鈴井(高杉真宙)と、夢子と共に生徒会に立ち向かってきた芽亜里(森川葵)もかつての対戦相手・木渡(矢本悠馬)とタッグを組み、“学園史上最大のギャンブルトーナメント”に挑むのだった―。
こちらのストーリーは完全オリジナルの作品となっています。
原作漫画の原作者・河村ほむら氏が原案と監修に関わっています。
ヴィレッジと呼ばれる新勢力とそれを率いる新キャラクタ村雨天音と歩火が加わり、物語が進んでいきます。
実はこれらの伏線は、ドラマ2期の中で少しずつ出てきていました。
しかし、映画自体はドラマ2期を見ていなくても楽しめる内容になっていますので、安心してください。
ただ1点だけ、予め知っておいたほうが良いことがあります。
それは木渡というキャラクターです。
この木渡というキャラクターは原作漫画でも出てきているのですが、いわゆる噛ませ犬ポジションのキャラクターでした。
夢子と芽亜里のコンビにコテンパンにやられてしまう役なのですが、まさかのメインキャラへの昇格を果たしています。
このあたりの説明は全くされていなかったため、映画の前にドラマ1期の6,7話を見るか、原作の2巻までを読んでおくとスムーズに理解できるかと思います。
感想
ここからはネタバレも含みますので、ご注意ください!
感想として、まず端的に
めちゃくちゃ面白かったです!
おそらく、原作忠実のお話を求めると、コレジャナイ感はあると思います。
ですが、この映画を見ようという人の多くは、ドラマをすでにご覧になっている方がほとんどでしょうから、コレジャナイ感はあまり感じないかと思います。
そういった意味で、純粋に映画として楽しむと、2時間が本当にあっという間というスピード感で楽しめます。
コミカルな部分で自然に笑い、シリアルな部分では手に汗を握る。
そして何よりギャンブルにハラハラ・ドキドキさせられる、そんな作品です。
特に、夢子役の浜辺さんの表情がコロコロと変わるさまは見ていて飽きません。
浜辺さん好きにはそれだけで見る価値アリです。
もちろん、顔芸込みで 笑
もちろん、ストーリーも非常に面白いです。
以前、ギャンブルで生徒会長に勝ったことのある実力者天音。
そんな彼がギャンブルをしないことを目的として立ち上げたヴィレッジ。
しかし、生徒会長の命によって実行されたギャンブルは、強制的に全校生徒を巻き込む参加型ギャンブル。
ヴィレッジの人間は生徒会に屈しないために、自らに課したギャンブルをしないという規則を破り、立ち上がります。
正直、参加してしまうこと自体、生徒会長の手のひらの上のような気もしましたが、ここにはいろいろな思惑と葛藤が含まえていました。
それ故に、簡単にギャンブルに参加を決めた理由がちゃんとありました。
ここは勢いだけでなく、しっかり描かれていたなと思います。
そして最後のどんでん返し。
ギャンブルと言ったらそれが醍醐味という感じですが、まさかお前が、そしてその展開になるのか!という流れが、非常にスリリングでした。
特に、歩火役の福原遥さんの演技は素晴らしいの一言です。
後半はほぼ歩火の独擅場になるのですが、表情が度々変わり、かつ長いセリフという非常に難しい演技だったにもかかわらず、それを見事に演じきっていました。
また、個人的には福原さんの声はすごく可愛いと思っています。
アニメ声なので、実写では賛否ありそうですが、少なくともこの役に関しては適任だったと思います。
裏がある役である歩火ですが、福原さんの声が可愛すぎて、できればこのまま聖女でいてほしかったと感じました。
だからこそ、後半になるに連れて、役とのギャップが際立ったと思います。
だって、パンフレットにこんなシーンがあるんですよ?
この構えって、完全にジャンヌ・ダルクですよね。
聖女ですよね!
可愛いですよね!!
いや、狙ってやっているのかはわかりませんが、反生徒会組織の重要人物である女性がこんなポーズしてたら、聖女ジャンヌ・ダルクにしか見えないじゃないですか。
これは非常に印象的です。
まぁここまで褒めちぎってきましたが、もちろん違和感があった部分もあります。
おそらく多くの人が感じるでしょう。
なんで木渡?
と。
先にもちょっと書きましたが、今回の映画では本編で脇役だった木渡がレギュラー出演しています。
ヴィレッジのメンバーとしてしれっと参戦してきます。
しかも、ギャンブルでは芽亜里とコンビを組みます。
ありえねーだろ……
って思うじゃないですか!
思いますよね!?
実際、芽亜里役の森川さんも監督に「ありえない」と言ったようです。
そりゃそうです。
元々の木渡のキャラクターは、芽亜里が最も嫌うタイプの人間です。
許すわけがないですし、組むなんてもっての外です。
ぶっちゃけ、映画のストーリーとして考えても、芽亜里と組むのは伊月でも良かったと思います。
人間関係的にも能力的にも問題ないと思います。
ですが、この木渡の起用は結構良かったと思います。
物語上、ヴィレッジ内で大立ち回りをするには、芽亜里だけでは弱いからです。
芽亜里はどんなにヴィレッジ側に協力したとしても、所詮部外者です。
その芽亜里とヴィレッジメンバーである木渡が組むというのは、人間関係としてはきれいにまとまったのではないかと思います。
また、ヴィレッジに入る理由を持った既存キャラクターは木渡くらいしかいないので、それも理由かもしれません。
正確には、他にも候補となるキャラクターはいるのですが、芽亜里と組ませる上では男性キャラが都合が良かったのだと思います。
他のチームが男女1人ずつのペアだったので。
ただ、個人的には木渡というより、木渡役の矢本悠馬さんを起用したかったのではないかと考えています。
私も詳しく知っている方ではありませんが、矢本さんは映画「ちはやふる」に出演していた役者さんです。
このときはメインキャストである「肉まんくん」を演じていました。
私は「ちはやふる」を見たときに、この肉まんくんは原作漫画とだいぶキャラが違うと感じました。
しかし、驚くことに、映画の中での肉まんくんは非常に好感の持てるキャラクターにまとまっていました。
これは矢本さんという役者さんだからこそなし得たのではないかと思っています。
私は矢本さんのことを非常に力のある役者さんだと思っているので、もしかしたら監督もそれを感じて映画に起用したのではないかと思っています。
以上、感想でした!
まとめ
いかがだったでしょうか?
賭ケグルイは原作連載当初から好きな作品なので、どこかで紹介したいとずっと思っていました。
特に、ドラマはあまり期待せずに見たにもかかわらず、ドハマリしたので、ぜひ皆さんに共有したいと思いました。
あ、ちなみに、映画はパンプレット買ってきました。
この記事に載せている写真はすべてこちらの内容を抜粋したものです。
気になる方がいましたら、ぜひ購入してみてください。
また、5/9に日比谷で舞台挨拶があるようです。
平日の夜なので参戦が難しい方もいらっしゃるかと思いますが、興味があれば足を運んでみてはいかがでしょうか?
何はともあれ、賭ケグルイ好きならぜひ見てください。
きっと後悔しないですよ!
それでは、今回はこのへんで!
では、また次回(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
映画・賭ケグルイHP:https://kakegurui.jp/
コメント
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